反対したのは美味しい朝古水源の水道を利用して居られた森岡昭二議員(故人)と、水と緑の会会員でもある百上議員の2人でした。
他19名の議員は、水源廃止の水道計画に賛成しています。 当時の朝日新聞記事
水源廃止反対の署名約6,500筆を提出しても、繰り返しますが水源を守ろうと言う議員は森岡・百上議員の2人でした。
これをご存じの方も多いと思いますが、中には『えっ!』と驚きを現す方も居られます。
そこで、あらためて3月議会の議決の関することを記したいと思いました。
『わたしは自民党だが、地方の問題は是々非々で解決せねばならん。
「水道計画に反対するな」と自民党から圧力掛けて来たが、朝古水源は良い水だから守らにやならんのに他の連中は解っている者がおらん』
この3月議会の水道計画の議決直後に、ロビーで出会った森岡議員がこの様に話しておられました。
伊賀市の美味しい水を守るために最後の力を振り絞って、水道部計画に反対の討論を行った森岡議員でした。
自民党伊賀支部として、議員に圧力を掛けて来た事も森岡議員のコメントからハッキリしました。
伊賀市は、3月議会の後に議会選挙がありました。
森岡議員は選挙前にお亡くなりになりました。
百上まな議員と、今は亡き森岡議員の志を継いだ若手が議員に当選しております。
伊賀市は水道事業基本計画をローカルTVで宣伝しましたが、経済面などに具体性に欠ける内容でありました。
策定委員複数の反対を受けた計画であったことや、住民説明会で反対の声が名もなき住民から多数揚がった事や、100通ものパブコメで反対の意見が揚がったことを、全く無視した番組構成でした。
また、最近こんな事もありました。
友人が、知り合いの議員に「朝古の水は大丈夫?」と聞いたところ 「大丈夫やろ」と応えたと言うのです。
この議員は、朝古水源の廃止する水道計画に3月議会で賛成していた議員です。
お名前は解っておりまが、ここでは伏せます。 議員歴の長い方ですので、しごく残念。
水源廃止問題で支持者を恐れてか 立ち位置をごまかし、出任せを言う議員がおると言うことです。
森岡議員と違いますね。
森岡昭二氏のご冥福をあらためてお祈りいたします。
私達は、パタゴニア日本支社から助成を受けて活動を行っています。