すろーらいふ

第三の人生
ゆったりこっくり日々の出来事を綴って・・・

お茶事 in弥生

2023年03月14日 08時32分17秒 | お茶
本席3月2日 お茶事。。。丁度 お雛様節句。
今回は 京子さん当番。

玄関の 設え。
本席。。。掛物。雛の絵.。  村山静苑
     花入れ.。朱手桶輪島。兼中斎書付。中橋漆工房作。
     花.。 桃、菜の花。
     釜.。 巴霰釜。 6代大西浄元作。
     棚。 高麗卓。 斎藤南斉作。
     水指。 雪洞。  即全作
広間にて 点心をいただく。
蛤のお吸い物。
京子さん 手作りの点心に 舌鼓!!

御座にて 濃茶、薄茶をいただく。
京子さん お点前。

お茶事稽古も 2年目を迎え 簡略ながら大体の流れが
把握出来たかな??
先生の お道具の数々を 見せていただくだけで お勉強!
ありがたいことです!!
5月は 私目の 当番。。。トホホ
さてさて!   いかが相成りますやら?


      "  あと5分 まどろむ心地 春の朝 "

   

初釜

2023年01月13日 07時50分49秒 | お茶
お正月の 忙しさも無事終え。。。
昨日は 初釜。

玄関には 青竹に活けられた 華やかな花々。。
年末に 竹を切りに奔走された話。
待合には 富士山の掛け軸。 蝋梅に水仙。
今年の兎 生菓子を頂き 本席へ。。。。。
青松多寿色。。。。宗伴書
干支 兎の香合
青竹に 柳と椿。    床の設え。
おめでたい時に 飾られる香り袋。。。邪気をはらう。
  カリロク(漢字が難しい?)
紹鴎棚。
初釜にて 先生のお点前。
続いて お薄。。。若いYさんの お点前で。
おめでたい 京焼のお茶椀。 御三家茶碗 " 友 "   
  お室窯の 宝づくし。   京焼 翠嵐作 銘?
寿大棗。。。即中斎作。
茶杓。。。。 〃    "  しめ縄 "

  穏やかでゆったりと。。。頂いたお濃茶、薄茶の美味しさ。
今年こそ 穏やかに 平和でありますよう。。。祈る。

   "  緑茶に 甘みと香り かみしめる "


除夜窯

2022年12月24日 08時24分43秒 | お茶
今年最後のお稽古。。。

除夜釜。
この一年を振り返り 交替でお茶を点てて 頂く。
蝋燭の灯の中 しゅんしゅんと湧く湯の音。。。
茶筅のおと共に 香り高い緑のお茶。
この一年の出来事。。。私事の出来事を振り返り。。。。。
一煎点てて 次の方へと。

丁度 クリスマスバージョンと重なり 道具類は
クリスマスオンパレード!!
この一年 無事に過ごせたことに感謝しつつ。。。
  くる年に 願いおこめて。。


    "  サンタさん 来年も平和 運んでね "


一期一会

2022年12月16日 07時41分21秒 | お茶
衝撃的な 先生からの話。。。。。
お茶仲間の Tさんが 11月14日に 亡くなったという。
余りの突然の 訃報に 唖然!
11月のお稽古に 姿が見えず 具合でも 悪いか?!
。。。と 案じていたが 
今月のお茶事のお誘いの電話で この悲報。
まさか!    である。
9月の お茶事当番で 完璧にまで 亭主を。。。
命のはかなさを。。。痛切に感じた 一日。

12月 お茶事当番の美穂さん。
先輩を思いながらの お点前も 感無量であっただろう。

待合で。。。
碌々斎筆。。。達磨絵
点心を 頂く。
本席用の お菓子は " 柿 "
後座用には 干菓子  "  鶴 亀 "
本席 掛け軸。。。光今年目出度千秋楽  宗伴筆
花入れ。。。。。。備前 水仙他
香合。。。。。。。色絵 鴛鴦
替茶碗 二種。。。。。寅の絵、他

茶事を終え 彼の几帳面さ、学識の深さを 懐かしく
語らうひと時。
一期一会の大切さが 心に染みる一日でもあった。

    "  お濃茶の 深き味に 彼想う "


9月に相応しい お茶事

2022年09月17日 07時19分37秒 | お茶
ベテランのTさんが 今回のお茶事当番。
初秋に相応しい テーマで 季節の掛け軸、花類、
お菓子。。。等々 茶道具にも 季節のものを取り入れられ。
感服! !  デス。
まずは 待合から。。。
的々斎筆、自画賛。。。。。ススキが 初秋を想わせる。
   月にススキ
汲出茶碗に  菊の花弁



本席・初座
この度は 正客のお役目。。。トホホ ですよ!
席入り後 先ずは お床拝見。
掬水在手
東大寺長老 筒井寛秀筆一行

香合。。。根来塗 菊 11代元斎 中村宗哲作


水指。。。万古焼 乾山写 桔梗秋草絵 加賀瑞山作
薄茶器。。輪島塗 而妙斎好写 蒔絵酢寸切

拝見後 亭主入場。。。正客より ご挨拶。
招待のお礼、待合や 掛物などのお尋ね。
そして。。。控えの間へ

点心をいただく。
写メしたはずが。。。トホホ。。。。撮れてなかった。 クッスン。
松茸のお吸い物付き。

食後。。。主菓子をいただく。
玉兎の可愛い お菓子。 これも 撮れてない!  残念。

満腹感の中で。。。後座を 知らせる鳴り物。ご亭主の案内。
銅羅を 跪き 静粛に!

後座入り
掛物が外され 秋らしい花が。。。。。
ススキ、菊、桔梗
花入れ。。。高取焼 立鼓 原史朗作
敷物。。。。真塗 丸香台敷

花やお道具拝見後 濃茶席始まる。
さすが! そつのないお点前。。。ただただ 敬服!

続いて 本席 薄茶席。
秋らしい 稲穂、紅葉 干菓子。
そして。。。主茶碗 御本 絵 16代永楽即全作
      替茶碗 乾山写 紅葉絵 16代永楽即全作
写メが ないのは 残念だが。。。スマホ不良で 撮れてない!

ご亭主の 細心の心配り、準備に 敬服!
正客の勉強も させていただき 感謝です。
日本の おもてなしは Olympicで 世界中に
周知されたようだが もてなすという 大変さ!
お茶事に 原点を見出したように 感ずる。


    "  銅邏の音 心に染みる 異空間 "