防衛庁市ヶ谷台 見学ツアー

　二か月ぶりの卯月の会、今日は防衛庁市ヶ谷台　見学ツアーに参加した。


防衛庁正門に着く
市ヶ谷駅下車徒歩10分で防衛庁正門に着く。ここで9時10分からの受付を待つ。
9時30分から午前ツアーの始まり。約20名ほどの参加者で若い男女の姿が目立つ。
若者たちがこれだけ関心があるというのは大変興味あることだ。中高年は我々含め5人ほど。


儀仗広場へエスカレーターで出発
女性の案内人が２人のほか男性が２人付いた。


庁舎Ｄ棟
手前に儀仗広場が広がる。皇族や国賓などが、防衛省を公式に視察する際に儀仗が行われる場所。　


庁舎Ｄ棟の通信塔


市ヶ谷記念館へ向かう


市ヶ谷記念館
庁舎Ａ棟の建設に伴い解体された１号館を移設・復元したもの。
館内では、極東国際軍事裁判（東京裁判）の法廷として使用された大講堂、旧陸軍大臣室や陛下の休憩所などある。
玄関の屋根上にあるバルコニーから三島由紀夫が激を飛ばした。


大講堂
ここで極東国際軍事裁判（東京裁判）がかつて行われた。
ここで東条英機含め２８名がＡ級戦犯として裁かれたのである。


大講堂（パノラマ）＜クリックで拡大＞
極東国際軍事裁判が行われていた場所は、想像していたよりかなり狭いスペースだった。


玉座
大講堂の正面舞台には、天皇陛下の為の「玉座」がある。


大講堂内展示
大講堂の中は当時と同様薄暗くなっており、軍服や刀などが展示されている。
書や文書など興味あるものも目についた。


階段　右側が陛下専用の階段


旧陸軍大臣室へ


旧陸軍大臣室内部
三島由紀夫が自決した部屋でもある。


扉　刀傷
昭和45年、正面玄関上のバルコニーで三島由紀夫は演説をし、執務室として使われたところで、割腹自殺をした。扉には日本刀で斬りつけた跡が残っている。


陸海空幹部集合写真
昭和６年に群馬県下で行われた特別演習時の昭和天皇を中心とした3,000人の集合写真。一人一人が鮮明に撮れているのは驚きだ。前列中央に昭和天皇がみえる。


かつての陸軍大臣東条英機がみえる


グラウンドと厚生棟（奥にみえる）
厚生棟に食堂、喫茶室、売店があり、ここで１５分程休憩。
自販機の飲料はかなり格安、宝くじ売り場も備えてあって、つい宝くじを買ってしまった。


屋外ヘリ展示場
陸上自衛隊で実際に使用されていた多用途ヘリＵＨ－１Ｈ（ひよどり）を展示。
めいめい操縦席に乗って写真を撮っていた。


メモリアルゾーン
中心にあるのが自衛隊殉職者慰霊碑だった。


市ヶ谷台から正門方面を見る
ここの標高は東京都内で二番目の高さだそうだ。（一番は箱根山）

１１時３０分に見学終了。かなり盛りだくさんの見学だった。案内人も親切で気持ちの良い時間を過ごすことができた。

昼食は予約した新宿の店へタクシーで。


招待（チョデ）新宿東口店
GROUPONで、本場韓国の味≪サムギョプサル・チヂミなど全9品＋1ドリンク≫がなんと62％OFFの1,480円とあり、
このクーポンをゲットして予約したもの。
韓国料理の味ボリューム共に満足。この手のクーポンによる食事も今後良いのではないか、と全員賛同した。