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文京区:小日向から茗荷谷へ

2012年03月10日 | 散歩
 小雨が降り真冬並みの天気。午後に奈良まほろば館の講座に参加するので、午前中に散策しようと出掛けた。
文京区の小日向から茗荷谷へ、坂道の多い高級住宅街を抜ける小路が多いところだ。
小日向台地といわれるだけに、圧倒的に坂道が多いところだ。
小日向(こひなた)の地名は、1559年(永禄2年)の文献にすでにあったようで、鶴高日向という人の所領で、家が絶えたあと、「古日向」といっていたのがいつしかこの名になったとされている。


有楽町線「江戸川橋駅」スタート


江戸川橋から神田川をみる
音羽通りを歩く。


今宮神社
今宮神社はもと、護国寺の観音堂(本堂)裏にあった。明治維新の神仏分離令によって、ここに移転したとのこと。


鷺坂(さぎさか)が見えてくる
この坂上の高台は、徳川幕府の老中職をつとめた旧関宿藩主・久世大和守の下屋敷のあったところである。近くに住む詩人の三好達治、佐藤春夫などによって山城の久世の鷺坂と結びつけた「鷺坂」という坂名が使われるようになった。


鷺坂、鷺坂下の曲がり角にある石碑
石製の標識で、側面に見えるのは万葉仮名で「山城久世乃鷺坂自神代春者張乍秋者散来」と彫られている。
昭和7年7月に建てたもので、読み下しで「山城の久世の鷺坂神代より春ハ張りつゝ秋は散りけり」とある。
  →万葉アルバムへ


八幡坂
階段状の細い坂道で、音羽(左側)と小日向二丁目(右側)の間に続いている。


八幡坂の上、左手にあるのが・・・


石川啄木の上京時の下宿跡と書かれた看板
ゴミ集積所に貼られているのが、なげかわしい。


鳩山会館(左手奥)にのびる八幡坂


鳩山会館を横にみる
通称鳩山御殿といわれる故鳩山一郎が建てた邸宅を記念館として一般に公開している。建てられたのは大正13年(1924)。音羽通りから入るのが正面で、ここからは裏側のようだ。


小日向二丁目にあった文京区保護樹木のケヤキ
ツバキ?サザンカ?の花が咲いていた


切支丹屋敷跡
江戸時代に鎖国禁教政策の下で、宣教師や信者を収容した屋敷があったところ。
井上筑後守政重を大目付兼宗門改役としてキリスト教徒を取り締まったで、その井上筑後守政重(1585-1661)の下屋敷があったのがここだそうだ。


はでなマンション建設反対の幕


切支丹坂
坂の上から、正面に見えているガードの上を丸の内線が走っている。
茗荷谷方面に向かう。


急な曲りの鮭坂


拓殖大学正門に出る
茗荷坂をゆっくり下っていくと、右手に・・・


深光寺、無縁仏の石像群
深光寺は小石川七福神の一つで恵比寿神が祀られている。


滝沢馬琴の墓
南総里見八犬伝で有名な滝沢馬琴の墓がある。


心を癒す梅の花

さらに行くと右手に・・・


林泉寺が


しばられ地蔵
しばり地蔵とも云われ、願かけの時地蔵さんを縄で縛り、願がかなうとそれを解くという。


寺域にあった石像


茗荷谷キリスト教会を左手にみて・・・


丸ノ内線「茗荷谷駅」にたどり着く。

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