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旅のスケッチ:フッセン(ドイツ)

2008年11月18日 | 旅のスケッチ(海外編)
ドイツ南端フッセン郊外のノイシュヴァンシュタイン城。
裏山にあるアーチ橋から眺めると城が一望できる。
堅固な岩山の上に築いた姿は日本のお城のようだ。

19世紀後半バイエルン国王ルートヴィヒⅡ世が、
巨額の費用をつぎこんで自己の夢を実現させようと、
精魂込めてつくった白亜の美しい城である。

作曲家ワーグナーのパトロンとして、
異常なまでにオペラに取り付かれた王は、
「タンホイザー」・「ローエングリン」など
多くのオペラの名場面を描かせ城内に飾っている。

莫大な浪費をつぎ込んで完成した頃、王は謎の死を遂げた。
かつて国の財政を傾けた城も、
現在は観光資源として寄与しているのは皮肉なものだ。
世界中の観光客を前に白亜の優美な姿を誇っている。



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