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心に響くクラシック1:「セカンド・ワルツ」(ショスタコーヴィチ)

2010年10月18日 | クラシック音楽
20世紀ソビエト社会主義体制の中での偉大な作曲家、ショスタコーヴィチ。
彼のジャズ組曲の中に「セカンド・ワルツ」という曲がある。
(詳細はジャズ組曲第2番の第四曲目にあたる)

アンドレ・リュウが来日した時のコンサートで、初めてこの曲を聴いた。
もの悲しく、侘しさが漂うがどことなく懐かしさが感じられるワルツの調べ。
ウィーンの社交界で奏でられる優雅なワルツとは異質な曲である。

社会主義体制に迎合していたとも、また体制が求める音楽と自ら求める音楽との乖離に葛藤したとも、いわれているが、
西側の優雅なワルツへの憧れが垣間見えるこの曲に、
ソビエトの大作曲家ショスタコーヴィチの隠れた一面を感じるようだ。

 アンドレ・リュウ


(YouTube) 「セカンド・ワルツ」(アンドレ・リュウ)

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