モーツァルト@宇奈月

湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト@宇奈月
scince2010年秋。毎年9月に音楽祭を開催しております。

またまた、鉄道ファンにはたまりません

2013年10月27日 | 日記
昨晩、チャンネルNECOで三浦友和さんと余貴美子さんの出演映画「レイルウェイズ2」をやっていましたね。黒部の風景が随所に見られて、特に残雪から春への移ろいが熟年夫婦のさまざまな心情の交錯と重なって大変いんしょうてきでした。
画像の中心となったのは、かつての西武鉄道の花形電車、初代レッドアロー号。富山地方鉄道は、名車を積極的に導入していて、京阪鉄道の特急電車、ダブルデッカーも運行されています。
加えて、今度は、東急のアルミ車体の電車が運行されるという情報も入ってきました。これはまた新しい風景が見られそうです。
新幹線の車体も公開されましたね。試験運行開始まであと1ヶ月ちょっと。試験車両の運行も楽しみです。
宇奈月温泉は、鉄道の開通で本格的に始まった場所です。新しい鉄道や車両が新しい風景を次々に作り出してきたんでしょうね。
ぜひ、鉄道で訪ねてみてください。

モーツァルト仕込みでビール醸造

2013年10月27日 | 日記
今朝の朝日新聞富山版(すみません、富山県内でしか読めません。せんめいではないのですが、画像でお読みください)で宇奈月ビールのモーツァルト仕込みが紹介されています。
宇奈月ビールは、規制緩和で誕生した地ビール醸造所のひとつですが、黒部の名水と黒部産麦芽を使って土地の味わいを生み出しており、国内外のコンクールでも上位にランクされています。
その宇奈月ビールは、2010年、つまり、モーツァルト音楽祭の始まりと時を揃えて、モーツァルトの楽曲を聞かせながら醸造しています。音楽の選曲は、富山国際大学の武藤先生。音楽祭のはじまりに尽力していただいたひとりです。

武藤先生が選んだリスト、これでCDでもあったらいいですね。その曲を聴きながらそのビールを飲むと、ずいぶん体馴染みがよさそうです。案外、宿酔いもなく、体も健康になる効果があったりして。だれか研究してくれないかな。きっと、あると思うんですよ。山で飲むビールってうまくて、変な酔い方しないって聞くし。

今日は、鉄道の日だったそうです

2013年10月14日 | 日記
今日は、鉄道の日だったそうです。Facebookで読んでいただいている方にご指摘をいただきました。
鉄道開通50周年を記念して、丸の内北口に鉄道博物館ができてこの日に開館しています。以来、この日を鉄道記念日としているようですね。
黒部市内には、JR西日本の北陸本線、富山地方鉄道本線、黒部峡谷鉄道が営業運転をしています。これに、2015年からはJR西日本の北陸新幹線が加わります。
以前は、富山地方鉄道の路線ももう少しあって、石田浜へ行く軌道や国鉄の黒部駅と桜井駅(現在の電鉄黒部)を結ぶ路線もありました。その他にも村椿から生地に引き込み線もありました。
また、営業運転以外では、上部軌道と呼ばれる関西電力の資材と人員輸送用のバッテリー電車が走っています。これは、有名な高熱隧道をつらぬくもので、仙人ダムで黒部川を横切って黒部第4発電所に入っています。
さらに、黒部峡谷鉄道にもいくつかの枝線と、ダムや発電所に行くための専用の軌道もあります。
珍しいのは、黒部峡谷鉄道とバッテリー電車の軌道を行き来するために、貨車をそのまま積み込めるエレベーターがあることです。黒部峡谷鉄道もよくみると、そのための車両があるんですよ。
黒部でどんな車両が見られるのかを調べるだけで子どもの自由研究になりそうですが、どうでしょう、来年までに調べてみては?


ドレーミガールズ&ボーイ

2013年10月14日 | 演奏

ドレーミガールズ&ボーイさんの演奏は、この音楽祭の特徴の一つを表現しています。

みなさんは、黒部市にある養護施設の職員さんたちです。日ごろから、音楽などを通して入所やデイサービスのみなさんに癒しと安らぎを与えておられるのですが、この音楽祭が立ち上がったとき、とにかくモーツァルトさえ演奏すればという部分に反応されてユニットを作って参加されました。

演奏は、とにかくハートウォーム。笑顔を絶やさず、語りかけるように会場とひとつになっていきます。いつも涙が出そうになります。何に感動しているのかというと、モーツァルト@宇奈月フェスティバル室内オーケストラのように研ぎ澄まされた演奏もあれば、こうして人と人をつなぐ演奏もあって、どれもがこの音楽祭の欠かせない風景なんです。音楽を通して、人の心が響き合っていくという姿に共通するものに、何だか首筋から背中にかけて戦慄するのです。

毎年楽しみにしているんですよと言ってくださる言葉を、そのままお返しします。


紅白幕だと思っていた人いるでしょう?

2013年10月14日 | 音楽祭について

いっぷく処の会場風景です。

紅白幕だと思っていた人いるんじゃないですか?

オーストリアのナショナルカラーです。横になっていればすぐにわかるのにって言われました。カラーボードを並べただけなので、すみません、物理的に横になってしました。

右上で展示したのは、アマデウナヅキンのザルツブルクの旅の写真パネル。

こっちも、合成ですか?って聞かれました。いえ、正真正銘のザルツブルクです。

昨日、スタッフが立山に行っていたんですが、室堂から上は積雪でした。真っ白に広がる雪の風景に、観光客の人が「あれ、本物の雪かな」と言っておられました。偽物の雪をこれだけ積もらせるには少々の財力では無理だと思いますが、人は自分が想像している範囲外のことを簡単に引き受けないようにできています。

だから、私たちは、常にここだけのものにこだわりながら、こうして時空を超えてつながるオーストリア・ザルツブルクを意識するように心がけています。

あ、しまった。Tシャツも、赤にすればよかったね。


ブログ更新中

2013年10月14日 | 日記

こういう画像を撮っていた人がいるんですね。

ブログなどは複数のスタッフで書いているんですが、メインは、この人です。

いっぷく処の公衆無線LANを使ってリアルタイムアップしています。

膝に置いているのは、Bluetoothのキーボード。隣に、iPadを置いてやっています。

今回のブログは、iPadのカメラでも随分撮影しましたが、あんまりきれいじゃなかったと少し後悔気味です。

「みなさんが撮影された画像を、音楽祭事務局にお送りいただいてぜひ掲載したいと思っています。」と本人は申しております。

 


アマデウス・ユーゴの旅

2013年10月14日 | 音楽祭について

今年の音楽祭では、黒部市国際交流員のユーゴさんが扮するアマデウスが大人気。

街角での記念写真。

電車の中での声かけ。

会場での会話。

出演者との記念撮影。

たくさん、たくさん走り回ってもらいました。

ユーゴさん、ありがとう。おかげでいい風景がみんなに残りました。

ユーゴさんは、カナダ・ケベック州出身で、ケベックはフランス語圏なので母語はフランス語。英語はもちろん、日本語もお上手で、イタリア語、ラテン語も使えるそうです。今回、オーストリアのアマデウスに扮していたので、すっかりジャーマンでした。

 


モーツァルト電車の旅3

2013年10月14日 | 関連イベント

モーツァルト電車には、こんな人も乗り込んでいます。

さしずめ、アマデウスと姉のハンネスでしょうか。

こっちは指揮者の横島勝人さん。チロル帽がステキです。

モーツァルト電車とリンクして演奏するのは、富山地方鉄道吹奏楽団のみなさんです。いつもは鉄道マンとして働いておられる方々のモーツァルト演奏です。モーツァルトの楽曲には吹奏楽が少ないそうですが、いろいろ楽譜を工夫して演奏してくださっています。

2日目の社会派、アマですカルテットのみなさんです。

かぶり物の人がいますね。

電車の中の弦楽の響きは新鮮でした。オリエント急行に乗ったみたいです。

記念撮影です。ありがとうございました。

おかげで、ここだけの風景を楽しませていただけました。

 


モーツァルト電車の旅2

2013年10月14日 | 関連イベント

モーツァルト電車は、こんな座席です。

沿線の風景がより楽しめるようになっています。

昨日は、立山に初冠雪。きっと素晴らしい車窓の光景が広がったんでしょうね。

演奏は、停車中の電鉄黒部駅で。ラウンジ風の車内が雰囲気ありますね。こういう新しいシチュエーションでは、クラフルズさんにって感じです。

こちらは、取材ではなく、私たちのスタッフです。今回、記録ドキュメンタリーを制作しています。音楽なのに動画までなかなかまかないきれなくて、専門のスタッフをお願いすることにしました。

俯瞰した画像です。いいでしょ。ヨーロッパの電車みたいですね。

走行中に演奏できるといいのですが、実はなかなか難しいのです。揺れがけっこうあって、いい演奏をお届け切れないという理由です。甲府のジャズフェスティバルだったかな、そこは走行中の列車でジャズ演奏をしていますね。「A列車で行こう」なんかをやっています。

この中で演奏中です。

スタッフの画像にこんなのもありました。あ、お弁当ですね(笑)

モーツァルト電車の旅はまだまだ続きます。(黒部峡谷鉄道に乗ると、室井滋さんの声でこんなフレーズがありますね)


モーツァルト電車はステキな空間でした

2013年10月14日 | 関連イベント

今年も運行しましたモーツァルト電車。北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅長野間の試験運行が12月2日から始まってみたり、富山地方鉄道にダブルデッカーが登場したりと話題にこと欠かない鉄道極楽・黒部市ですが、モーツァルト電車は数ある電車の中でも、音楽とコラボした貴重なもの。

今年はついに電車の中で演奏を行いました。

宇奈月温泉駅での様子。ヘッドマークがアマデウナヅキンです。ホームには、アマデウスの姿が。アルプスエクスプレスという特別編成を利用しています。元々は、そうですね、西武鉄道の花形特急電車レッドアロー号です。

待機線上のモーツァルト電車。黒部峡谷鉄道とのツーショットも宇奈月温泉ならでは。ちなみに、黒部峡谷鉄道の駅名は、「宇奈月」です。

電車の中からの画像です。あれ、もしかしたら京阪電車を改造したダブルデッカーかな。

電車の中の様子は、次の記事でお伝えします。


朝日新聞ぐるっと北陸 週間まちぶらで紹介いただいています

2013年10月08日 | 日記
朝日新聞の地方版、北陸連携特集記事で大きく扱っていただきました。

滝沢卓さんも参加したコラーレ・キーボード・オーケストラの演奏です。
多くの方に知っていただく機会が増えています。この音楽祭の魅力は、演奏者、お客さん、宇奈月温泉の人や自然にあると思っています。こういう記事を通して、人の思いや願いをのせながら、音楽祭がいろいろな風景に見えるとうれしいですね。
こちらは、テレビ朝日さんの取材クルーとアマデウス・ユーゴさん。すっかり意気投合でした。こちらのスタッフもいきなりお寺から始まった音楽祭に驚いて、
その後のめくるめくプログラムの展開に笑顔が加速していきました。

ドキュメンタリーでも撮ってもらうといいですよね。地元テレビ局に、地域の人々のドキュメンタリー枠があった時にはきっと長期取材を受けていただろうなあ。

宇奈月温泉はWiFiが充実し始めました

2013年10月06日 | 日記
3年前にこの音楽祭を始めた時には、ブログなどの更新のためにインターネットの接続を探して動き回りました。一部の旅館ホテルではすでに使われていましたが、公式のアナウンスは少なかったように思います。
昨年は、いっぷく処をベースにして無線LANの環境を作ってそこから更新をしました。
今年は、いっぷく処に公衆WiFiが設置されたもので、ほとんど、iPadとBluetoothキーボードで更新を進めました。

本体をどっか適当な安定した場所において、キーボードだけ膝の上に置いてそこらで打ち込んでいました。
宇奈月温泉の相当のエリアでWiFiが使えるようになりました。一部では、お部屋にも拡充しているようです。配線工事がいりませんものね。
いずれ近いうちに、WiFiマップくらい公開されると思いますので、お楽しみに。誰かがやらなかったら、こっちがやりましょう(笑)
みなさんからの即時投稿が可能な環境を整えたいなと切望しています。演奏を見ておられる方がそのままアップして共有できるような形ですね。今でも、FacebookやTwitterのユーザならできるんですが、もう少しわかりやすくなるといいなと思っています。
こういうあたりでいい知恵があったら、教えてください。その方面のスタッフも募集しています。

演奏直前

2013年10月06日 | 出演者
演奏前の風景っていいですよね。テレビのドキュメンタリーでも、アーティストさんがステージに上がる瞬間をよく捉えています。すーと演奏会場に入っていく瞬間のオーラは独特のものですね。落語家さんなんかでも、その出てくるところで評判になった方があるそうです。「噺はいいよ」なんて話です。(談志さんの枕にそんな話が出てきます)
セレネ2階はちょっと脇があるので、何だかそんな感じになります。

少しずつ、背筋に、こう何かが宿ってくるような感じがします。いよいよだなということですが、ピンとしているというよりも張りが出てきて、周りの空気も変わっていきます。

演奏はこういう向きでやってみました。ここも2階玄関まで人があふれて、立ったままで聞いていただく方も多くて、申し訳ない気持ちになりました。何かいい手を考えます。

ハチミツロビー

2013年10月06日 | 演奏
たくさん見ていただいた方にはわかるのですが、同じ会場でも実はレイアウトを変えているんです。
これもセレネ1階「ハチミツ」ロビー(ここで演奏してくれている松田わこさんの短歌に「ハチミツ色の拍手」ってのがあるので、もうそういうことにしよう)での演奏です。ピアノの位置を変えています。

ここは、声もいい場所なんです。エントランスもあるので、変わった形なんですが。設計した人もまさかそんなことに使われるとは思わなかったでしょう。

音楽教室のみなさんです。
いや、ほんと、ハチミツロビーでいいんじゃない?この子たちにもすごくお似合いな感じがします。