モーツァルト@宇奈月

湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト@宇奈月
scince2010年秋。毎年9月に音楽祭を開催しております。

参加申し込み迫る

2013年06月29日 | 音楽祭について
モーツァルト音楽祭の主役は、出演者です。みなさんが宇奈月でモーツァルトを演奏することで、私たちは音楽の素晴らしさ、街の魅力、モーツァルトいう音楽家が残したものやそれを受け継いでいく人のくらしのかけがえのなさに気づいていくのだと、音楽祭が作り出した風景に教えられました。
この音楽祭では、モーツァルトの音楽を演奏していただければ、どなたでも参加できます。一応、一通り演奏できるということでもかまいません。人前で演奏したことがある方ならおそらくは大丈夫でしょう。きっと、宇奈月の街や人、黒部峡谷の自然が後押ししてくれます。
こんなモーツァルトってあり?と思わせるものもステキですね。エレクトリックギターや篠笛、トーンチャイムやハンドベルの演奏もありました。どんなモーツァルトも新しい魅力を広げてくれると同時に、どんな演奏にも宿るモーツァルトの素晴らしさが感じられます。迷っておいでの方、ぜひ、チャレンジしてみてください。
あなたといっしょに、この音楽祭を作り、育てたいと思っています。

定例の実行委員会に新メンバー登場

2013年06月27日 | 日記
今日は6月の定例実行委員会。
いよいよさまざまな企画が絞られてきました。参加申し込みの締め切りを今月末に控えて、現在の状況の進捗などが報告されています。
今年もおもしろくなりそうです。
実は、今回の実行委員会から、ボク、アマデウナヅキンも参加させていただいています。

もう少ししたら、全体の状況をもっとくわしくお知らせできそうです。昨年以上に楽しんでいただける企画を練り上げています。お楽しみに。

温泉噴水です

2013年06月23日 | 日記

宇奈月温泉は今年で開湯90周年。

実は、このお湯は、上流8キロメートルほどの黒薙温泉から引かれているんです。源泉は、96度から98度の高温泉。川原から吹き出す天然湧出の温泉です。

その温泉は江戸時代の初めに発見されていたんですが、山深いので大規模な開発には向いていません。加賀藩の政策もあって江戸時代の終わりまで隠し湯だったそうです。その湯量の豊富さに目を付け、桃原と呼ばれた台地にお湯を引くことで温泉街を作りだしたわけです。

それ以前にも、もう少し下流で温泉を開いたのですが、お湯を送る管のことや湯温の低下が激しくて、結局うまくいきませんでした。電源開発の進行といっしょに鉄道が現在の宇奈月温泉まで延びたことで、桃原を適地と定めて、開発を進めました。

懸案だったお湯の温度は、源泉のお湯に水を混ぜることで水圧を上げ、結果的に桃原までの送湯時間を短縮して湯温低下を防ぐという知恵にたどり着きました。

現在も、長い導管を使って険しい山肌を切り裂き、断崖を掘り抜いてお湯がやってきます。木管の時代もあったのですが、温泉街に展示してありますので、ぜひ、ご覧ください。この導管の敷設にからんで、法律の勉強をされる方には大変よく知られた「宇奈月事件」というのもあるんですが、それはまたいずれの機会に。

このお湯一つにも、歴史や知恵、人々の思いが詰まっているんですね。


黒部川でラフティング

2013年06月18日 | 日記

アマデウナヅキンです。

宇奈月温泉には、モーツァルト@宇奈月の音楽祭以外にも

楽しい体験がいっぱいですので、ご紹介いたします。

「黒部川ラフティング体験」

おや!!こんなところにも、『モツ友』がいますね!!

現在は、宇奈月温泉からやや下流にある愛本橋付近からスタートしておりますが、

夏には、宇奈月温泉街にある、おもかげ橋付近からスタートになるそうですので、

日本のザルツブルグの景色を下から望むことができます。

お問い合わせは、黒部宇奈月温泉観光局さんまでどうぞ


宇奈月おサル祝祭管弦楽団

2013年06月11日 | 2012年音楽祭出演者情報

ここは北アルプス

 

そして、ザルツブルクの街並み

 

・・・のように見える

大原台(宇奈月温泉スキー場)と宇奈月温泉でございます。

 

ここに、モーツァルトとおサル祝祭管弦楽団があらわれました。

・・・・先のレポートにもあるように、

彼らは、温泉街にも出没し、みらーれテレビ(地元のケーブルテレビです)と

撮影に取り組んでいたようです。

詳細は、今週金曜日(2013年6月14日)のみらーれテレビをご覧ください。

彼らは、立派に宇奈月温泉と音楽祭の宣伝を行い山に帰っていきました・・・

でも、なにかあったら、また来るかもね!

うき。

が、がいこくじんモーツァルトも!(・・・ちょっと日本語がおかしいですが)

 

 

 

 

 


モーツァルトとお猿

2013年06月10日 | 関連イベント
アマデウナヅキンです。
写真だけ入手しました。
新しい新幹線駅の名称が「黒部宇奈月温泉駅」に決まった喜びに湧く宇奈月温泉で突然サルエリと呼ばれる温泉猿の群れが現れ、観光客と記念撮影をとった模様です。

サルエリは、モーツァルト音楽祭のキャラクターとして生まれたものですが、すでに街中を出歩くように成長した模様です。
群れの脇には、どうやらモーツァルト氏がおり、音楽に浮かれる性質をもつサルたちをたぶらかしていたと思われます。
という画像です。
実は、ほんとうのところはよくわかりません。
でも楽しそうです。


宇奈月温泉を抱える白馬連峰

2013年06月10日 | 日記
宇奈月温泉の西側にある烏帽子山。温泉から見上げると、平安貴族が身につけていた烏帽子に見えるのでその名があります。
その山頂から宇奈月温泉方向を見下ろすと、ほらこんな感じ。

温泉街が山に埋め込まれているみたいでしょ。
対岸に見える山は、日本三百名山の朝日岳、右に移動しながら、二百名山の雪倉岳、百名山の白馬岳と続きます。後立山連峰と呼ばれていますが、黒部川を囲む山々です。山の向こうは、越後と信州です。
こんな距離感にあるんです。
スイス、オーストリア、イタリア、ドイツなどにまたがるアルプスに囲まれたザルツブルクに似た風土はこういうところにも見られます。

今日の山彦橋

2013年06月08日 | 日記
宇奈月温泉でいつも印象的な光景として出てくるトロッコ電車の赤い橋。山彦橋です。

実は、宇奈月ダムの貯水湖の水位がトロッコ電車の線路にかかることから線路の位置を上げて、それに伴って、少し高い場所にかけかえました。古い橋も残されて遊歩道が作られました。
おかげで、橋を渡るトロッコを隣の橋から見上げることができるようになりました。もちろん、トロッコ電車からは遊歩道のお客さんが見えるわけで、有名な「お手振りポイント」になっています。
黒部峡谷鉄道は、「お手振り」がひとつの名物です。鉄道関係、電力関係、建設関係、温泉関係など沿線のみなさんがしきりに手を振ります。しかも、笑顔付き。これがなかなか気持ちがいいのです。
トロッコのお客さんがその気持ち良さに慣れて、また、多くの人たちと手を振りあって、そのうち、川で釣っている人にまで手を振っていただけます。

こっちは古い橋の方。実は、昨年の音楽祭ではここで演奏をしました。PVでも紹介しています。お猿も使う橋です。

ほら、対岸はこんなトンネル。トロッコ電車が走っていたトンネルです。これがまた雰囲気がいいんです。冷んやりとして部分的に堀跡が露出したところもあって、黒部の電源開発の代名詞とも言えるトンネル堀の苦労が実際に見えるようです。
ぜひ、黒部の風を感じに遊びにきてください。

くろべうなづきおんせんで11文字

2013年06月08日 | 日記
アマデウナヅキンです。
昨日発表された北陸新幹線駅名。
「くろべうなづきおんせん」駅は11文字もあって日本一長いそうです。JRでってことなのかな。一番短いのは、「つ」なので、これはなかなか更新できませんが、長いのはなんぼでも作れます。だけど、理にかなって長いってのもいい感じですね。
駅名を伝える朝日新聞の記事です。日本一大好きな富山県の方々も喜んでいらっしゃるかな。

ちなみに、その他に富山県で日本一レベルにあるのは、一人当たりの昆布の消費量、コロッケ購入数、缶コーヒーの消費、畳の面積などが有名ですね。持ち家率、世帯当たりの可処分所得、自動車免許の保有率などもよく知られているところかな。餅の購入費もそうかな。
話題になるのは、うれしいですね。

モーツァルト電車 新幹線バージョン

2013年06月07日 | 日記
アマデウナヅキンです。
どうも「黒部宇奈月温泉駅」とか「上越妙高駅」とか、決まりのようですね。
音楽祭では、さまざまなご支援をいただきモーツァルト電車を運行していますが、いつか新幹線でも実現するといいですね。

ついでに、新幹線の編成の名前も、「ひびき」とか、「せせらぎ」とか。「こだま」でもいいですけれど。
その昔、国鉄が「黒部」っていう編成を運行していたような気がして調べると、昭和36年から43年まで上野まで寝台電車が走っていました。43年からは、「北陸」に統合されたようですね。上野金沢間を運行していました。
黒部という地名の広がりは、何も現在の黒部市立ばかりではなく、信州・越後・越中の境界域に広がっていますし、日本で最も有名な山間地の名称ですから、北陸地方を代表していたのでしょうね。
ぜひ、この機会に地図をご覧ください。フォッサマグナの西端の山脈群に切り込みをいれるような黒部の姿は圧巻です。黒部川の西を立山連峰、東を後立山連峰と呼んでいますが、「黒部の山々」という表現もしっくりきますね。

絵はがきで旅する、昭和レトロな宇奈月温泉展

2013年06月07日 | 2012年音楽祭出演者情報
昔の資料をみると、その土地の心象というのか、どんな未来を夢見ていたのかが感じられることがあります。
黒部市立図書館では、「絵はがきで旅する、昭和レトロな宇奈月温泉展」を開催しています。宇奈月温泉は、最先端のリゾート地だったのです。もう一度、そういうところから宇奈月温泉を見つめ直すと、今は忘れてしまった魅力に気づくことができるかもしれませんね。
その魅力のひとつが音楽祭なら、相当にうれしいことです。
市立図書館のサイトではまだ紹介されていませんので、宇奈月温泉で「温泉語り部」企画をやっておられるグリーンホテル喜泉さんのブログを紹介しておきます。
http://blog.gkisen.com/item/508
そういえば、宇奈月温泉のペナントもあったはずだな。昔、お土産物屋さんで見ましたよ。ああいうものもいっぷく処なんかで展示するとおもしろそうです。

黒部宇奈月温泉駅

2013年06月07日 | 日記
2015年3月に開業予定の北陸新幹線の黒部市内に建設中の新駅の名称がどうやら「黒部宇奈月温泉駅」に決まった様子です。<宇奈月温泉>という名前が入ったのはうれしいことですね。
現在の黒部市まで国鉄の鉄路が引かれたのが1910年。その少しあとに、現在の富山地方鉄道が宇奈月温泉まで引かれ、宇奈月温泉が開湯します。90年経って、またひとつ宇奈月温泉の名前を地図に刻むことになりましたね。
再来年のモーツァルト音楽祭には、北陸新幹線でおいでになる方もありそうですね。東京から2時間足らず。日帰りで、モーツァルト音楽祭を楽しむことも難しくありません。
でも、ゆっくり楽しんでくださいね。

黒部ダム50年特別展

2013年06月07日 | 日記
黒部ダム完成から50年。世紀の大工事について、うなづき友学館で特別展「黒部ダムを探る」という企画展が行われています。
石原裕次郎さんの主演で有名な「黒部の太陽」は、黒部ダム本体工事ではなく、物資輸送に欠かせなかった長野側から黒部川に至るトンネル工事の物語です。トンネルができたところで終わるわけではなく、そこから本格的な本体工事が始まります。
人跡未踏の地に作られた巨大構造物がどんな困難を乗り切って行われたのか、その様子に思いをはせて見るのもいいですね。
黒部峡谷の電源開発は、そこからさらに半世紀前からの仕事です。電源開発には、モーツァルトの生誕地ザルツブルクの技術者がかかわっていたという逸話も残っています。自然風土が似ていたということなのでしょう。
展示会は、10月14日まで。入館料は大人300円。中学生以下は無料です。10月14日までが会期ですので、音楽祭といっしょに楽しんでいただくこともできますね。
隣が、モーツァルトビールでおなじみの宇奈月麦酒館です。ごいっしょに楽しんでください。