モーツァルト@宇奈月

湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト@宇奈月
scince2010年秋。毎年9月に音楽祭を開催しております。

北陸新幹線の試運転が進んでいます

2014年01月05日 | 日記
去年の暮れになって、北陸新幹線の試運転が、長野、黒部宇奈月温泉間で始まりました。イーストアイの初乗り入れに続いて、E2系の営業用の編成の試運転が行われています。近々、時速の200キロメートルの運転も始まるそうで、いよいよ、間近な感じになってきました。開業予定は、来年の3月です。
富山県関係の新幹線のサイトのリンクを貼っておきます。ご参考に。
http://www.toyama-shinkansen.jp
うーん、12月の試験運行開始の情報がないなあ。富山県内区間って思われていないのかな。
黒部川橋梁から見る後立山連峰が素晴らしいと評判です。後立山は、白馬岳、唐松岳、五竜岳、鹿島槍が岳を越中側から見た姿です。機会があったら画像を紹介しますね。
実は、同じ橋から海も見えるんです。黒部川の河口は、富山湾の出口にあたるので、日本海と富山湾、海の向こうの能登半島もいっしょに楽しめます。
その辺りも楽しみなところで、新しい風景との出会いが生まれそうです。

グロッケンシュピールに驚く

2014年01月05日 | ミュンヘンへの道
マリエン広場には、ミュンヘンの庁舎があります。1867~1909年に建てられたネオゴシック様式の新庁舎です。

すごいなあ。中はどうなっているんだろう。お城みたいだな。名古屋の庁舎も何かお城風だけど、さすがに普通のビルにお城の屋根かけただけで(それが、むしろ、奇妙なんだけど)、ここまでくると本物。
こういう建物っていうのは、基本的に、箱型の講堂と塔に分けられるのだそうです。そういえば、法隆寺の伽藍も講堂と塔がありますね。このへんは、洋の東西を問わずというのか、そっちから伝わったのか、なるほどと思います。

ここでは、時計塔の仕掛け時計グロッケンシュピールが有名です。あ、動き出した、動き出した。何でも昔あった結婚式の様子を再現しているそうで、32体の人形は等身大だそうです。
周りも人でいっぱいになってきました。毎日2回、約10分間だもんなあ。そら、楽しみだわ。
ちょっと、僕、向こうへ行きたいんです。通してください。
Bitte lesen Sie ein wenig!
(あっているかな。Google翻訳なんだけど)お、通じたみたいだな。

マリエン広場

2014年01月05日 | ミュンヘンへの道
アマデウナヅキンです。
ミュンヘンを旅しています。
「ミュンヘンへの道」ってしましたが、正確な言い方なら、ミュンヘンの道です。
カールス門を抜けてマリエン広場に入りました。ここは、ミュンヘンの交通網が交錯するトランジットな場所です。

ここに、市の庁舎があります。仕掛時計が有名ですね。庁舎なんかただの箱でいいわけですが、何かその街を象徴するものになるのは、かつての統治者がお城に住んでいたことが関係あるのでしょうか。とかく、無駄に立派ですが、観光客にはいいですね。広場のまわりには、カフェやレストランもたくさんあります。

塔の上に立っているのは、黄金のマリア像です。マリア柱像と呼ばれているようです。
ドイツ中が戦場となった三十年戦争の時代に、選帝侯マクシミリアン1世は、「もしミュンヘンが戦災から逃れることができたら、記念柱を建てる」と神に誓いを立てたんだそうです。そして実際にミュンヘンは破壊からまぬがれることができたものだから、約束通りにマリアを据えた柱を建てたのだそうです。

ふーん、そうなんだ。
今もこうして街を見下ろすのは、神に護られる街ってことを意識するためなのかな。受け継がれているものには、人の思いがことのほか感じられます。それで、ここに庁舎もあるんですね。
アマデウスの頃には、すでに、このマリア像がありました。三十年せんそうは、強大な力をもっていたハプスブルク家の勢力を結果的にドイツから引き離したこともあって、オーストリア出身のアマデウスには、少し厳しい時代に入っていたのかもしれません。
ちなみに、三十年戦争を終結するヴェストファーレン条約は、史上初の多国間条約として知られています。三十年戦争後のヨーロッパは、たくさんの諸侯が分立する時代になっていました。
世界史でしか知らない風景を、ここに来ると実感できるように思っています。