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2017年6月3日 活動内容

2017-06-03 23:59:59 | 活動内容
本日は、無償の学習塾「あゆむ学習室」の学習指導に参加しました。
高校生の生徒さんに、化学の「同素体」,「同位体」,「質量数」,「原子量」について解説しました。

【同位体(アイソトープ)】
同一元素の原子のうち、中性子の個数が異なる関係。

【質量数】
1個の原子における陽子の個数と中性子の個数の合計数。



(例)
福島原発関連のニュースに登場した「ヨウ素131」は、質量数が131であるヨウ素原子であることから、ヨウ素131の中性子の個数は(ヨウ素原子の陽子の個数は53個)131-53=78 より、78個である。
同様に、「セシウム137」は、質量数が137であるセシウム原子であることから、セシウム137の中性子の個数は(セシウム原子の陽子の個数は55個)137-55=82 より、82個である。

【原子量】
炭素原子1個の質量を12(基準)とした各元素の原子1個当たりの相対的な質量。(※ 注意:「相対的」な質量のため、炭素原子1個が12gという意味ではない。)マグネシウムの原子量は24であることから、マグネシウム原子の質量は、炭素原子の2倍であることが分かる。

本日の生徒さんは、初めて担当しました。既に原子記号を40番目程まで覚えていて、記憶力の良さには特筆すべきものを持っている印象です。今後の成長にも期待します。