長男の本棚の、浦沢直樹や松本大洋などの品揃えはなかなかのもののようだが、禁帯出、閲覧禁止なのだ。
たま~に末っ子が『ピューと吹く!ジャガー』さんをこっそり借りて激怒されている。
そういうわけで映画化されても読ませてもらえなかったけど、
今回どういう風の吹きまわしか貸してもらえたのだった。
「20世紀少年」。
読み出したらやめられなくて寝不足。
17巻あたりからちょっと飽きるというか疲れてきた。
(”ともだち”は誰なのか知りたくて
先に21世紀少年を読んでしまったのがいけなかった?)
20th cetury boy → T-Rex → マーク・ボラン → グラム・ロック → D・ボウィ → 1974年に出したアルバム"Diamond dogs" → その中で歌っていた”1984” → ジョージ・オーウェルの「1984年」
という連想が作者にあったのかどうか知らないけれど、
全体主義、管理社会の怖さは、小説の「1984年」を思い起こさせた。
(読んだときは「近未来をえがいた」小説だったのに、
84年はもうずいぶん昔になってしまった・・・)
マーク・ボラン、若くして死んじゃいましたね。
黙祷を捧げた覚えがあります。
券をもらったので、三越に「田渕俊夫展」を観に行った。
「雲水」と題された、大本山永平寺の襖絵がいい!と思った。
空と雲を墨の濃淡で描いているのが
色がないためにより色を感じられるというか
観る者のイメージを喚起するというか
見上げた空の雄大な感じを追体験させるというか。
杉林を描いたものも、実際に靄の立つ林の中を歩いているような感じ。
お礼を言うのが遅くなりましたが、
猫展にお越しくださった皆様
どうもありがとうございました。
おかげさまで猫クリップはほぼ完売でした。
来年も出させてもらえたら
今度はちゃんと絵も出品できるようにします・・・(反省)