538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

ジョナ・ヘックス

2011-05-21 20:22:17 | 洋画
TSUTAYAのおまとめレンタル4本1000円
の一つにBR入れようと
ジャケットだけ見て、冒険活劇かな
なんて借りてきたんですが

映画が始まって、クリビツ
南北戦争がなんちゃらこうちゃら
という主人公のナレーションから始まり
ジョナ・ヘックスがバウンティハンターに
なるいきさつを劇画と実写でさらっと説明してしまう
ってことでこの映画はウエスタンなんですねぇ

WB映画のロゴの前にこれにもDCコミックのロゴが・・・
ってことで、どうやら原作はアメリカン・コミックらしい

西部劇の体裁をとってますが
主人公は死者と会話ができる賞金稼ぎ
冒頭4人の賞金首をもってくるところで
町の保安官とのやりとりで
馬上から2丁ガトリング掃射とか

見せ場には事欠かない映画で
奇想天外な武器や銃火器など小道具にもこだわり
爆破の火薬もハンパなく
ケレン味の連続であきさせないし
何と81分という短い尺にも好感が持てましたけど

人物の相関関係を知らない外国人がみてるということで
ちょと説明なとこも多かったけど
まぁゆるしちゃいます

悪役の重量というか貫目が大きいと作品が面白くなる
悪の大元にジョン・マルコヴィッチさん
こちらのDCコミック原作映画にも出演されてたんですね

多分シリーズ化されていくような終わり方でしたけど
なんか重いんですよね全体の雰囲気が暗いというか
もうすこしどっかに息抜きとしてコメディリリーフの
シーン入れるとよかったのかなぁ
なんて

しかしBR購入してまで見る映画ではなかった
レンタルで正解!!

誘惑/セダクション

2011-05-20 22:01:53 | 洋画
「アデル ファラオと復活の秘薬」でアデルを演じた
ルイーズ・ブルゴワンが主演をしてる
2009年製作のフランス映画です。
監督は、ジル・マルシャン

ブルゴワンさんにちょいハマり気味なところに
ブルゴワンさんが全裸で水中に・・・
さらに背中の腰のところにHeavenなる刺青してるジャケットに惹かれ
ついレンタルしてきました

官能メインなジャケのつくりになっていますが
ごくごく地味なミステリー映画でしたねぇ
官能部分はブルゴワンさんのヌードくらいでしょうか

VFX使用したオラインゲームの仮想世界と
現実の世界が交差しながら
一人の男が恋人を捨ててまでミステリアスな女にのめりこんでいった
その果てに・・・
というお話なんですが

確かにブルゴワンさんの妖艶さだと
ちょっとルーズなボディ(ってもそれなりでしたけど)の
ティーニィよりかは
ブルゴワンさんにのめり込んでいく心理は
男ならよーくわかる

ネットと言うかオンラインゲームの世界では
共通語は英語なんですねぇ

そしてあの懐かしい
「Save the Last Dance for Me」(ラストダンスは私に)が
ブルゴワンさんが英語で唄われているんですかねぇ?

しかしネットの世界の持ってる
個人の秘密性っていうのがオチに使われていて
いやなかなか社会問題性を前面におしだいてる映画でした

この映画はレンタルのみのリリースなんですねぇ日本では
官能的でもないし、サスペンスも地味だし
アデルが公開されなかったらDVD化されなかったかのかも

それにしてもブルゴワンさんきれいすぎでしょう
ということでどうしてもコレクションしておきたく
ググったらアメリカでも発売されてなくて
フランス版のBRを予約してしまいました

アデルの時に気になっていたブルゴワンさんの黒子
アデルのキャラだったんですねぇ
全然お顔に黒子がなかった(笑

RED/レッド

2011-05-19 20:19:26 | 洋画
2010年製作のハリウッドアクション映画
というかちょっぴりコミカルな作品でもある
ブルース・ウィリスさんはもともとコメディアンだし
最近の「コップ・アウト」なんて映画も
完全にコメディだったし

そのほか、サミエル・L・ジャクソン、ジョン・マルコヴィッチ
ヘレン・メリルというご老体たちが主演
といっても役者さんには年齢には関係なく
生きてる限りはいつまでも現役ではありますけども

役の設定がリタイアした諜報員
それがなんらかの不都合から現役CIAに命を狙われて
謎を解き明かしながら戦っていくというお話

製作会社のロゴにDCコミックと出てきてましたので
どうやらアメリカのコミックが原作らいいと思うのですが
あいかわらず詳細をしらべてません

ですけど、ある程度は娯楽映画として楽しめた
BR環境で試聴したのですが
このBRも¥3990でBRとDVDがセットになってます
ワーナー映画の発売かと思ってましたけど
なんとディズニー映画からの発売でしたねぇ
しかし、iTuneにもつながらないDVDってホントなんなんでしょうかねぇ

ハンパない銃弾の嵐でしたねぇ
最初の攻撃って住宅地であんだけ乱射したら
大騒ぎでしょホント誰もでてこないし、警察も来ないのねぇ
って、眠れなくて午前3時に起きなかったら
ひょとして死んでいた・・・ってこと?

老人たちの映画にちょい役で花(?)をそえるかのように
CIA本部の資料管理室の管理人として
アーネスト・ボーグナインが出ていたのにはカンドー
頭も眉毛も真っ白でしたけど
あのギョロっとした目は健在でした

「じじい」「じじぃ」とか連発するのに
「ばばぁ」って一言も台詞になってないのは
フェミニストのくにだからでしょうか?

不倫期限

2011-05-18 23:08:29 | 洋画
DVDのジャケットが裸の女性の後ろ姿で
官能的な映画を示唆しており、
レンタル屋さんでも官能映画のカテゴリーに振り分けられてて
さらに回転が好調らしく、いつもレンタル中
久々に本体が戻っていたので
つい借りた・・・

これって、全然官能と言うか
エロティックな映画じゃないです
濡れ場なんか1回も演出されてなく
いきなり全裸でベッドの上で語り合う男女の会話から始まり
男女の局部もボカシ入ったりしてるけど

不倫関係の男には妻子があり
その子供が矯正に通ってる歯医者さんが
お相手の独身女性

映画の展開はその男の家庭生活の日常を
っていうかクリスマスまでの1週間を切り取ってる
つまり、私の嫌いな日常の点綴映画で
盛り上がりも何もない・・・

んですが、なぜか面白い
なんかお隣の家庭騒動を見てるような感覚
ってことで、結局男は奥さんに不倫を告白しちゃう
「私の人生を台無しにして・・・」
となじられて離婚話になるのですが
この夫婦の破局のやりとりが秀逸です。

男が不倫相手の実家を訪ねて
その母親との噛みあわない会話とか
男が追い出されて不倫相手の部屋に転がり込んで
そこに棚を運んできた友人が
好奇と羨望で女の部屋を珍しそうに見てる
とか、一つ一つの描写が細かい・・・

え!?ここでおわっちゃうの?????
というラスト
この後は観客が続きを紡ぎなさい
ってことですかねぇ



ルーマニア映画なのですねぇ、いきなりな終わり方
というか、粋な終わりかたでもある(笑
ルーマニア映画って初めてかもしれません

@エンターティンエント発売のDVDですが
エロ映画と程遠い映画でしたけど
なんか映画の持ってる不可思議な魅力にはまった映画でした。
ある意味拾いものでしたねぇ

姐御

2011-05-17 22:43:04 | 邦画
といっても、黒木瞳さんの方の映画じゃありません
扇ひろ子さん主演、
斎藤武市監督で1969年製作の日活映画
黒木さんはこの映画のリメイクになるのかなぁ
リメイクの方がメジャーではありますが・・・

原作は藤田五郎さん
元本職の方です
っていうか、渡哲也さんの
「無頼」シリーズの原作者でもある

4,5日前に見た「関東破門状」と一緒に購入したのですが
オフィスワイケーという会社から
通販オンリーで発売されてるんですねぇ

日活さんは自社作品を自社ブランドで発売しないんですか
ロマンポルノもジェネオンから発売したり今じゃ
ハピネットに委託してるし

話それちゃいましたが・・・
この映画が映画初主演になるのかな扇さん

ラストに決意表明で入れる刺青が
桜に「不惜身命」の文字には笑った
だって一応ヤクザの組に殴りこむんだけど
旦那の敵討ちですよねぇ
個人の恨みを晴らすだけなのに
「不惜身命」って、意味不明ですよねぇ
当時のお客さんはここで快哉を送ったんでしょうけど


冒頭で旦那の命を救うべく
とっさに両手でドスの刀身握っちゃう
右手の小指と薬指を使えなくしてしまうのですが
殴りこみには朱鞘の九寸五分使うのですが・・・
右手じゃ親指と人差し指中指の3本じゃ
柄をにぎれないはずなのに

中盤単身トルコ風呂に殴りこむけど
危機は小林旭さんに救われる
ってラストの殴りこみでは
小林旭さんに手ぬぐいで柄と
右手を縛ってもらってはいましたが・・・

今度黒木瞳さんの「姐御」の方も見てみたい

冷たい雨に撃て、約束の銃弾を

2011-05-16 22:30:29 | 洋画
ジョニー・アリディ、アンソニー・ウォン主演
ジョニー・トー監督
香港・フランス合作映画

ジョニー・アリディ渋いですねぇ
その昔はフランスのアイドルだった
そんな片鱗は経年でどっかに行ってシブすぎでしょ

娘一家を惨殺されて敵を討つ父親
というか、元殺し屋

右も左もわからないマカオで
アンソニー・ウオンら三人の殺し屋と出会うシーンは圧巻
あとは男泣き銃撃戦かと思いきや

ジョニー・アリデイさんは昔の傷から
記憶喪失になっちゃう
だからポラで写真撮るんですね
ちゃんと伏線張ってる
っていうか、この時代ポラじゃなくてケータイ写メ
じゃイケないいのでしょうね
雨の中立ちすくみながらケータイ見てるオッサン
っていうんじゃサマになんない

女無用の男同士の友情の男泣き映画って
今じゃ韓国と香港の専売みたいになてるけど
どっちの映画のお手本はジャパニーズプログラムピクチャー
しかし泥臭さでいまじゃ全然作られない
ていうか作れる作家さんももういないんじゃないかなぁ

肉体に着弾した時のミスト血しぶきが
もうたまりませんねぇ

マカオ・香港って中国に復帰しても特区ということで
いまだ車は左側通行なんですねぇ
ハンドルは右側だし・・・

チャ・リンBEST完全版

2011-05-15 22:30:22 | アジア映画
日曜日、昼からタイヘンなものを見てしまいました。
韓国のポルノ女優さん、チャ・リンさんの主演映画

「韓国漁村ロマン 種付け 背徳の集合住宅」
「人のセックスを見るな」
「韓国官能ロマン さ・け・め」
の3本の韓国エロ映画を全長版で1枚のDVDにしたものを
レンタルしてきました。

韓流ブームが日本で起こる前
韓国映画と言ったらエロ映画しか輸入されていなかった

日本の占領下で圧政とたたかないながら
本能のままに生きる民衆のおおらかな性をテーマにした
エロ映画を何本か見たような記憶がありますが

チャ・リンさんという人気ポルノ女優さんは知らない
2001,2年ごろに製作された映画のようですねぇ
1本の尺が70分前後で3本で全222分 

韓国って日本のような
ただやるだけのAVっていうのが無くて
ストリー性のある、
本番なしの、日本でいうところのピンク映画みたいですけども

日本ピンク映画より濡れ場は多いし
各濡れ場もご丁寧に絶頂迎えるまで延々と
擬似ファック演技の連続で
ストリート言っても、濡れ場と濡れ場をつなぐだけの小芝居
ということで見てると結構シンドイ

筋と言ってもふた組のカップルがクロスオーバーしての濡れ場ラッシュ
韓国映画ではこういうピンク映画で
クロスオーバーしても女同士の濡れ場
と言う演出は3本ともありませんでしたねぇ

韓流映画の世界戦略視野の構造の中で
綿々とこういう映画も作ってるという底力は
ある意味すごいと思う!!
ってか、疲れた

青春H Date...

2011-05-14 23:24:17 | 邦画
青春Hシリーズの三作目
藤原健一脚本・監督作品
杉崎歩美さん主演
杉崎さん、DVDのジャケットより動く絵の方が
よいですねぇ
脱ぎっぷりもいいし
やっぱAVの方から来られた方なのかしら?

っていうかシノップスは脚本書かれた監督さんの
映画への思い入れがものすごく伝わってくる
作中の監督役の役者さん・・・こちとら誰だかわかりませんけど
その役の台詞から
映画作りへの気の入れ方からとか
バンバン伝わってきますけど

藤原健一さんの作品は
坂上香織さん主演の「紅薔薇夫人」しか見てませんけども
監督さんはヘアにこだわりがあるのでしょうか
坂上香織さんのヘアヌードも「紅薔薇夫人」にとりいれていたように

この映画「Date...」でも杉崎さんのヘアヌードを2カット
いや、はめ撮り設定のHシーンいれて3カットもとりいれてました。

藤原監督のこだわりはもう一つ
低予算の常、撮影は監督のお家でしょうか
壁には「荒野の七人」のポスターと
「タクシー・ドライバー」のボロボロポスターが
並んで貼られていた
「タクシー・ドライバー」はご丁寧にビニールが貼られてる

もう片方の壁には、衣紋かけが邪魔して
全貌はみえませんでしたけど
「The Great Escape」のポスターもほの見えていた

ということで、映画ポスターと
杉崎歩美さんのヘアの印象しか残ってない映画だった(汗

関東破門状

2011-05-13 20:46:46 | 邦画
鴨井達比古脚本、小沢啓一監督作品
1971年日活製作で
渡哲也さんを育ててくれた
日活映画最後の主演作品となる
というか、日活が一般映画最期の断末魔の中で製作した映画

言わずと知れた日活ニューアクション
「関東シリーズ」三部作の最終作でもある

そんなわけかどうかは知りませんが
新宿日活も映画のラストロケ血として・・・
ロケ血はわざと書きました

いわばラストの殴りこみ
渡さんが血まみれの山本麟一さんを追いかけ
斬り殺す場所に選ばれたの新宿日活
ということで映画製作会社にとっては
聖地である映画館を血糊とは言え
血で汚していいわけはなく

あえて日活映画の終焉をかざるべく選択したのが
新宿日活だったんでしょうねぇきっと
でかい映画館ですよねぇ
スクリーンも大きいし、客席も広い

映画全盛期にはこのキャパでは観客を収容できず
上の日活名画座のプログラムを差し替えて
観客を収容させたとか・・・

今は新宿の丸井になってる
新宿通りを挟んで伊勢丹の前ですもの一等地ですよね

丸井といったら、新宿東映の跡地も丸井になってるんですね
今は・・・9階がシネコンでかろうじて面目たもってるけど

日活末期の映画でも
活動家魂は健在で、ちゃんと佐藤慶さんの
上諏訪のやくざ一家のセットはしっかり作ってあり
美術さんが細部までこだわったセットも
殴りこみシーンで無残に壊したりと
決して手は抜いてないんですねぇ

役者さんもぜいたくに
藤竜也さんは冒頭1分くらい
青木義郎さんも1,2分で終了
内田良平さんはもうけ役でしたねぇ

青春H 狼の時代

2011-05-12 22:39:09 | 邦画
青春Hシリーズの第4弾
内藤隆嗣脚本・監督・編集作品

このシリーズなかなかいいですねぇ
低予算だけどHシーンを1回くらい入れれば
監督さんが好きなように撮れるという
だから決してエロ映画でもピンク映画でもない

Hシーンを入れるという関係からか
女優さんはどこから持ってきてるのか
今回は愛川由季さん
どうやらAV関係らしくヌード撮影会もされてるようですが
検索してもあんまHitしませんでした

お相手役の林下友昭さんと言う方も
ほとんど知らない

お二人の台詞が棒読みでして
最初の出会いとかはその棒が
距離感と言うか、二人の
ぎこちなさ感を醸していたりしてて
ものすごくイイ感じ

なんというか観客が映画を見るというより
どっかの素人さんカップルの恋愛を
こっちからのぞき見してるような・・・
ここいらに監督さんの狙いがあったのかと・・

しかし、愛でお互いの心と体が満たされたあとも
一本調子だったので
役者さんの演技がついてこれなかった
ということでしたか・・・

それを引いても
監督さんが何を言いたかったのかが
よーくわかる、ある意味ストレートな映画でしたねぇ

出会い喫茶と言うか
あのうらぶれた喫茶店のシーンは出色でした。