ルビーの森

京都三条と銀座並木通りにある、ミャンマー産無処理で美しいルビー専門店。鉱山から一貫したトレーサビリティーを実現。

お金という信用をどう使うのかが問われる時代

2011年03月11日 08時34分47秒 | 宝物

先ほど、関空からバンコクのスワナプーム空港へ

到着しました。

機内でお隣だったインドのビジネスマンと

話が盛り上がってしまいました。

感動したのが、鉄鋼から自動車、電化製品に至る

まで広範囲に頑張るインド巨大企業「タタ」の

話で、そのインドのビジネスマンが胸を張って

言ってくれました。

「タタは利益を出して、恵まれない地域の復興や

 インフラを充実させたり、また学校を作ったり、

 とにかく社会に還元するために一生懸命に利益

 を出し続ける立派な会社なんだ…だから、

 インド人なら皆タタを応援するし、買うし…

 だって、儲けたらまた社会を良くしてくれる」

どれだけ貨幣を持っているのか?ということから、

どの様に社会に知られているのか?

が問われる時代になってきたのでしょう。

たくさんお金を儲けるからすごいというレベルを

越えて、お預かりした儲けを何に使っているのか?

ここのお話が中心でした。

そして、その言葉の端々に、哲学的なモノを

感じました。

本当に、いいことをお教えいただいたな…と。