オリンピック東京大会が決まりました。今はとりあえず素直に喜びましょう。爺は70歳まで生きなければ見られません。リニア新幹線に乗るのも夢です。娑婆でする事がまだまだありますね。
さて、「ためしてガッテン!」で、めまいについて放送が有りました。
放送のあらすじは・・・
「めまい」の約半分強(50数%)は「良性発作性頭位めまい症(BPPV)」とよばれる「めまい」だそうです。原因は耳石によるものが主です。耳石とは、身体の前後左右上下の動きを感知して脳に情報を送っています。下図の耳石器と言われるところにあります。その耳石が欠け、欠けた破片が隣の三半規管の中に入り込み、三半規管の中にある「感覚毛」を刺激してしまい、身体は動いてもいないのに「動いた」という誤作動を起こしてしまいます。これが「めまい」だそうです。
この誤作動を軽減するための一つの方法に枕が役立つという事が最後に放送されました。多くの「めまい」である「良性発作性頭位めまい症(BPPV)」と枕とが少なからず関わり合いがあるという事です。
では、具体的にどう関係するのでしょう。二つの事例が紹介されました。
①耳石が三半規管に入ることによって誤作動(めまい)が起こる訳ですから、耳石を取り除けば良い訳です。だが、取り除く手術は大変です。でも、嬉しいことに耳石の破片は、リンパ液で満たされている三半規管の中で揺れ動いている内に細かくなっていきます。細かくなるとたとえ三半規管の中にあっても、「感覚毛」を刺激することが小さくなるそうです。CMで、薬が溶けていく映像を皆さんは見たことがあるはずです。耳石も細かく分解されていくという訳です。
「めまい」は朝起きた時や長時間じっとしていた後に、急に動いた時に起きやすいようです。耳石が細かくなっていないのです。耳石を細かくしてやるにはどうすればよいか? 耳石の破片を動かして細かくしてやれば良い訳です。薬が溶けるように…。
寝返りをすれば、耳石の破片はリンパ液の中で動き、細かく成り易い訳ですから、寝返りのしやすい枕はある意味「めまいの予防」になる可能性があるという事ですね。
②欠けた耳石の破片が隣の三半規管の中に入り込むのを防げばいい訳です。枕を高めにしてやることですね。かといってムヤミに枕を高くすれば首を痛めることにもなりかねません。
では、どの程度高くするのが良いのでしょうか?残念ながら、番組の中で理論的な話はありませんでした。
内耳・三半規管を正面では無く、横から見た図が有れば良いのですが・・・。
つまり、寝た時の側面からの模式図があれば、何かヒントが有るのではと思うのですが・・・。
これから先は、お医者様の領域ですから、ふとん屋の限界を感じたところで、今日の話は終わりと致します。
枕は一人ひとり高さなどが違います。お気軽に測定しませんか!全国の快眠ひろばのお店でお待ちしてます。
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