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モリモリキッズ

信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

キバネツノトンボの産卵ラッシュは終わっていた。15個の卵塊を確認。ヤマホタルブクロ、ミヤマウグイスカグラ、エゴノキ。淡竹とサバ水煮缶(妻女山里山通信)

2025-06-05 | アウトドア・ネイチャーフォト
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 キバネツノトンボの産卵ラッシュが見られるのではと登りましたが、なんと終わっていました。前々日は一時豪雨でかなり降りました。前日は午前中は曇り、午後は晴れたのですが強風でこれは産卵はないなと思って登らなかったのですが。どうやら風が止んだ夕方に一斉に産卵したようです。意表を突かれました。

 数えると卵塊の数は15ありました。ピンク色のものも少しあったので今朝産んだ個体もいたようです。

 途中で二重に産み付けていますが、下から産んでいってこのままだと穂先まで行ってしまうなと思って一部二重に産み付けたのではと考えています。穂先はこの先枯れると開いて落ちてしまうので。

 強風で真横に倒れた茎にも産んでいます。一本の茎に3匹で産んでいるものもありました。次は幼虫が出てくるところを撮影できると嬉しいのですが。タイミングが難しい。

 ヤマホタルブクロ(山蛍袋)が咲いています。

 ヤマホタルブクロの花の中。父は子供の頃にホタルを入れて遊んだことがあると話していました。

 ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)。イチゴはそれ自体は偽果で痩果(そうか)。本当の果実は表面の粒々。無毒ですが無味無臭。中国では、ジャモ(蛇苺)といい全草を熱、咳、のど、痔の薬。抗がん活性作用もあるらしい。

 エゴノキの残花。実にはエゴサポニンが含まれ有毒です。白い吊り花がたくさんうつ向いて咲く姿は慎ましく美しい。

 ミヤマウグイスカグラの赤い実。甘く美味しいのですが、これは多雨のせいか水っぽい味でした。

 カモガヤ。メリケンカルカヤの隣に群生地があるのですが、キバネツノトンボはこの茎には産卵しません。長野県の小学生の花粉症の7割がこの花が原因とされています。有害帰化植物です。

 足元に小さなニホンアマガエルが。近づくと逃げるのではなく背中を向けます。回り込むとまた回って背中を向けます。

 妻女山展望台から北アルプス。この冬は積雪が多かったのですが白馬三山も雪が消えてきました。右手前は茶臼山。その右奥は虫倉山。里山の緑もずいぶん濃くなりました。

 松代方面。根子岳と四阿山はほとんど雪が消えています。

 信州は淡竹(はちく)の季節。北信の高い山では根曲がり竹、里山では淡竹。アクが少なく調理しやすい。サバの水煮缶詰と味噌汁、若竹煮、天ぷら、肉詰めフライ、中華おこわなどに。

「淡竹の中華おこわ」。うるち米:1合、もち米:1合、豚こま:150g、淡竹:100g、人参:1/3本、切り干し大根:少々、長ネギ:少々、えのき茸:少々、スナップエンドウ:3つ、干しエビ:少々。材料をゴマ油で炒める。調味料:中国醤油、鶏ガラ出汁、味醂、酒、臭豆腐、五香粉、キビ糖、塩。

「淡竹と鯖の水煮缶詰の味噌汁」。とにかく淡竹は採ってきたらなるべく早く茹でること。保存は冷凍で。材料は、淡竹、サバの水煮缶詰、タマネギ。今回はオリジナルで酒粕を入れました。体にもよくコクが出ます。

「ブラジルへの郷愁」レヴィ=ストロース 川田順造訳 みすず書房。文化人類学、また構造主義におけるバイブルのひとつ(妻女山里山通信)
 『アマゾンひとり旅』を掲載中。■ブラジル料理を2回に渡って掲載。ブラジル音楽も。最近大流行りの南米文学(ラテンアメリカ文学)の紹介。『百年の孤独』『族長の秋』『蜘蛛女のキス』など。■モリモリキッズ・スペシャル をクリック!!!

「村上春樹さんのピーター・キャットを中心とした70年代のクロニクル」 ムサビの美大生時代に彼のジャズ喫茶でアルバイトしていた当時のブログ。世界中からアクセスがあります。70年代の美大生の赤裸々な日々。ロンドンでQueenのフレデイ・マーキュリーの恋人のメアリー・オースチンが勤めていたBIBAの店で当時の私の恋人が彼女からジャケットを買った話など。

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