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建築を旅する

メルシャン軽井沢美術館

2009-07-13 19:36:03 | Weblog
軽井沢へ行ってきた。


メルシャン軽井沢美術館

ジャン ミッシェル ヴィルモット (Jean Michel Wilmotte) が、設計。
ヴィルモットといえば、渋谷の東急Bunkamuraを設計した事でも有名。
古い建物に新しくモダンな空間を融合させていく手法に長けていて、昔作品集をよく観ていたのを思いだす。

ともかく、この美術館メルシャンが運営するウィスキー蒸留所の樽貯蔵庫群を改修したもの。

点在している、ウィスキー蒸留所の建物は、木立にかこまれ、理想的なアートを鑑賞する空間となっている。
ツタが絡んでいるのは、ウィスキー樽を寝かせるにあたり、日光などで建物が熱くならない為に、あえて絡ませているらしい。
スタッフの方によると、霧がたちこめる様な湿度や、温度等、軽井沢は醸造に向いているのだとか。





『Take me out to the Wonder Forest もうひとつの森へ』展
三沢厚彦、マイ・ホフスタッド・グネス、津田直、佐々木愛が出展。



三沢さんの彫刻は、まえまえからちゃんと観たかったので、嬉しい。
外で出迎えてくれる、ウサギ。
中は、会場構成が面白く、ちょっとインスタレーションを観ているよう。
淡く、光を受けて空間をしきる、透けた布が会場を覆う。
それが、とても『森』を感じる。
彫刻、でっかい。バク、熊、ユニコーン、でっかい。

久しぶりにいい展示会だった。



一部、野外に。本物の森の中に、ぽつねんと建つ、白い家。
中をのぞくと。


















熊!!




蒸留所の見学もした。
良いとこです。
環境がいいと、建物は静かに佇めば、それでいいなあ。

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