11/30は、表参道で、11年ぶりにイルミネーションが復活した。
昨日は、夜に時間が取れたので、妻の仕事終わりに合流して、その表参道へ。
地元の方の反対等もあり、一時期、無くなったイルミネーション。
確かに、車の中から見る人で、道路は大渋滞。今ではヒルズやミッドタウンでもやってるけれど、昔は、イルミネーションといえば、表参道といった感じで、とにかく人が多かった。
自分が初めて入社した照明デザイン会社のアトリエが、ラフォーレの隣のビルの最上階だったので、当時(ちょうど11年位まえ)イルミネーションを上から見下ろせて、凄く印象的だった。しかし、その年で最後となってしまった。
当時は、駅も通りも混雑していて、どうにかしてほしいなと思ってたりしたけれど、まさか無くなるとは思っておらず。
ともかく、思い出ふかいイルミネーションが、復活することは、個人的には喜ばしい。
世界中の羨望を集めそうなほど、ブランド系の名建築の増えた表参道。
プラダなんか、今見ても、非常に魅力的。傑作だとおもう。
妹島さんのDiorは、久しぶりに見たら、真っ赤に染まっていた。
クリスマスに合わせてやってるのかな。
写真は、携帯のカメラなので、ぼんやりしているDior表参道。
六本木ヒルズのLEDは、通常より出力をあげて、キラキラ感を増しているらしい。
表参道のイルミは、LEDだけど、昔の麦球の様な、おっとりと優しげな色をしておりました。
その後、少し早めのクリスマスって事で、ワイス・ワイス表参道の『カフェアノ』で、食事。
カフェアノは、東京で唯一の本格的チェコ料理専門店とのこと。
http://www.checkczech.jp/cafeano/
※定期的に、チェコアニメ上映会もやってるようで、気になる方はチェックして下さい。
チェコ人の女性が店長の様で、やさしく迎えて頂いた。
クリスマス限定のオリジナルビールを頂く。
あああ、うっまい。うまい。
ベルギービールの様な感じで、ちょっと甘みがあって、非常に美味しい。
ホールのチェコ人のお兄さんに、チェコはビールの世界有数の産地だと聞かされ、認識をあらためた。
ワインも、チェコワイン。
チェコワインってどんなもんかなと思ったけど、南方系の葡萄ではなく、チェコの葡萄を使うからか、若干色が薄い感じで、なんというか、ちょっと個性的な、さわやかな赤ワイン。
しかし、呑むほどにコクもあり、とても美味しいワインでした。
白ワインも、強め、辛めで、これも美味しいとこ事。
メインで頼んだ、兎の料理も、シナモンの効いた少し甘めの濃厚なソースが非常に美味しく、驚いた。
『兎のもも肉の煮込み ローズヒップ風味 カルロヴィヴァリ風クネドリーキ添え』
クネドリーキっていうのは、ゆでパンらしいんだけど、これもレーズン入りとかもあり、ソースによく合う。
ああ、チェコ万歳!
大学の先輩が卒業してすぐにガラス工芸の修行にチェコスロバキア(分裂前)に生活拠点を移して、何度か手紙を頂いてた中に、『建築をやるならヨーロッパを見ないと話にならない』と書いてあった。
先輩の見たチェコ、プラハのチェコ・キュビスムの建築をいつか見たい。