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建築を旅する

プロジェクトブックなるもの

2006-03-07 23:52:26 | Weblog
先日のカーンは素晴らしかった。
ああいう風に超越して行きたい、車で言ったら3速で4000回転くらいをぐいぐいやる感じに潜在能力を出し切って死にたい。

プロジェクトブックって本を買った。
またぞろ、建築本。全部読めてもおらないくせに買ってしまって、尚買う。
阿部仁史が絡んでるって話である。
ぐじょぐじょした建築家がこさえそうな本であったけど、阿部氏が絡んでるって話だから…。
既に後悔した。村社会建築って感じでキツい本である。第一、本の体裁はとってるけど、どちらかというと、読み物では無くして雑多でピンの合わない安物カメラで随時ピンナップの上バラバラ思いつきで並べた様な、同人誌の様なものである。
まあ、プロジェクトブックというのだから、雑多なアイデア、雑多な生活の中から天をも突く至高の建築空間を捻り出す為のクロッキー帳の様なものだろう。阿部氏は一流であるのだから、このアイデア帳面も一流の一部なのだろう。
しかし、他人の脳みそを覗き見たような、本人、関係者各位でしか理解しがたいものであり、よーわからんのであった。
文字が縦組横組よろしく、たてよこ、まさに縦横無尽、なんだったら反転してみまひょかってグルリ反転している始末。ぐぐっ。

みかん組のスナップとかもあった。大体、なんで、みかん組はみかん組なのか?未完組?
あざとさ満点、大嫌いなチームである。

本屋で『にほんの建築家 伊東豊雄・観察記』なる物も手に取ってみた。

本より行動が大事であるな。自滅気味。

キャノンディールでサイクリングする。
8キロほど。


さっき、アマゾンで検索したら、『プロジェクトブック』が☆☆☆☆半であった!
なんで?眷属か?「疲れた時にゆったり読めます」「脳の体操」的発言あり。
「体にすっと入ってくると思います」???

マジっすか?わたしゃ生理的に受け付けないよ。
阿部氏建築大好きなのに…。

自分自身の建築家不向き?に愕然とする。
日本を飄然と去る。