球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

続・インスピレーション

2006-02-13 | 趣味(旅行・娯楽・読書・食)
今日は友人宅でオリンピック(ハーフパイプとアルペンスキー・滑降)を見てきて
色々考えることがあったので、ちょっとその話をします。

そもそもあのハーフパイプというものが何故競技化したのかということに疑問を感じ、
もうすこし掘り下げると、僕は何ゆえあの行為に見入ってしまったのかということ。
あれのいったい何を「すげぇ」と感じたのかってことですね。

技術的に高度だとかどうとかという理屈は勿論ありますが、
その前にどうも立ちはだかっている憧憬。
僕が抱いている憧憬とやらは、「人」に対してではなく、ブラウン管に映る視界そのもの。

何かを突き詰めて人に見せようというときに、
評価する人は僕の「個」なんてもはや気にしていないですよね。
今日見たオリンピック選手がプライベートではいかに性格が悪かろうが、そんなのどうでもいいんですよ。

今これを見ているあなたも、このスペースを見る分において
僕が普段とんでもない性悪であろうが聖人のごとき人であろうがどうでもいいでしょう?

人にインスピレーションを与えるというのは、どうもそういったことらしいということを、
眩しい太陽が映る画面を見ながら考えていました。青い…

僕が「この人、たいした人だ」と認めている人って結構身の周りにいるけど、
多分そう感じている源泉は、今日見たオリンピックについてきた憧憬からいくつか得られそうな気がする。
TVを観るという行為の生産性についても、ちょっと考えを改める機会を得たようです。

いい天気だな… 冬のオリンピックは「魅せる」競技が多くて、困る。
考え事が増えてしまいます。
コメント
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