球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

極寒の季節、はじめます。

2009-10-25 | オケと音楽
アイノラの練習が始まりました。
(他オケに比べると当空間の閲覧者が少ないと思うので気軽に名前を書ける、
 と思っている。)

正確には9月末から始まっていたのだけど、万障を繰り合わせることができなかった結果、
本日が初陣となったと表現したほうがベターです。



喫煙所でチェロの人(Y子さん。この呼称を使うと該当者がいっぱいいるけど)に会う。久しぶりである。
先日のカレワラ読み合わせ会の話やカレワラを読んでの見解という話を聞く。
ちょっと僕が勉強不足だったのが悔やまれるが、ある意味いつもの展開だったので
安心した。主にワイナミョイネンのキモさと魅力について。

『昨日TVでこんな面白いのがやってたよ』より『昨日こんな面白い本を読みましたよ』
から話が始まる方が僕としてはとても気が楽なのだということを再認識する。
多分、後者は"こっちが知らなくて当然"というところから出発できるからだろう。

永沢さんだか誰かが言っていた"時の洗礼"という
言葉の意味が最近理解でき始めており、その一部かもしれない。

いつだかも誰かと話したが、オケといってもやはり中の人である。



今回の曲目は
メリカントの交響詩レンミンカイネン(Lemminkäinen) と、
シベリウスのレンミンカイネン組曲4曲と言っていい。
レンミンカイネン尽くし。



で、いつも言っているようにシベリウスの譜面はプレーヤとして面白いとは
なかなか感じにくい譜面ではある。それでも何故やるかと言えば
たまにシベリウスの音(弦楽器の白く細く清冽な音、と定義)がして
ステージにいながらにして感動できる瞬間があるからと言える。

その音のためなら、絶え間ない半音階も、しょっちゅう変わる拍子も、
1ページ近く続くト音記号地帯も、許したいと思うんだ。
でも、↓これだけはちょっと許しがたいのだけどどうしよう。


誰か弾き方(やり過ごし方)を教えてください。
コメント
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