球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

今日から俺は! 終わっての後半レビュー

2018-12-16 | 日常
今日で終わっちゃいましたね。
なんだかんだ、総合的には面白いドラマで最後の方はリアルタイムで見てしまった。ということで、先日の続きで後半のレビューをしようと思う。

第7話(今井、廃ビルへ)★(最高)
原作のおいしいところをほとんどそのままドラマにしていることにびっくり。
今井役の人は本当に藁を食ったのだろうか?
力石が白湯を飲み干すくだりはドラマのオリジナルだったが、面白ければ何でもアリな回なので、特に違和感なく溶け込んでいたと思う。
原作で笑ったところはこっちでも笑ったため、TVを見ながら相当笑ったと言える。この回の三橋役と今井役の方は会心の演技であったと思う。すばらしい。huluで4回くらい見た。


第8話(アグラォ)☆☆☆
三橋と理子にフラグを立てたいがための回という印象は否めないが、話としては主役それぞれの見せ場があって良かったと思う。

星を3つにしたのは、この限られた枠の中でメット野郎なんかの回にしたのが
勿体ないと感じてしまったため。悪役として魅力があった奴でもないし。

第9話(開久に乗り込み)☆☆☆☆
末永がいないことになっているのに笑った。
原作16-17巻では相良が姿を消していたので、丁度末永のやっていたことを相良に置き換えることができた。さも原作がそうであったかのように進んでいたのは良かった。
金を持って行ったのが佐川だったから、"ウホウホ…"はなかった。

一点だけ苦言を申すなら、理子は参戦しなくてよかった。こういう、使い方に制限のあるキャラを強敵相手に出してはいけない。ストーリー的に理子が負傷するのは余計なため、悉く開久の攻撃をかわしていた。一方で、伊藤は相応に開久の攻撃を受けていた訳で、相対的に伊藤がへっぽこに見えてしまったのが気に入らなかった。

第10話(1巻と最終巻の合成)☆☆☆☆☆
1巻の対白鳥で使った作戦(三橋が一旦ツッパリをやめたポーズを皆に見せた後、各個撃破作戦に移ったくだり)が、対ヤクザに置き換えられていたが、不自然にならずに話が繋がっていたのは
アレンジの巧さを感じた。一方、相良のくだりでは、智史がおいしいところを持っていきすぎでしたかね。
三橋は"まぁ待てよ、伊藤が必ず来る"と言っていたため、京子が囚われていた逆境を伊藤はどう跳ね返したのかと思っていたが、智史頼りになっていて、三橋の言葉の重みがなくなっていた。

ある意味中途半端な終わり方をしたことで、
シーズン2なり映画なり、次につなげることができる形になっていたので、
原作厨として、続きを待ちたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする