球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

自分の歴史と黒インク

2011-02-24 | 日常
自分の人生の中で最大の失敗は何か?
と問われたときに、多分自分ならば受験に失敗したことがそれに該当する。
それを大きいと見ると小さいと見るかには諸説あると思うが、
1年を棒に振る失敗だから決して小さくはない。

そういう失敗をしながら、何故失敗したのかが自分で理解できていなかったため
年を取るたびに、思いつくたびに自分の失敗の訳を積み上げていつかは真実にたどり着くと考えた。

…と書くとちょっとは凄そうだが、実際は思いついた日に思いついたことを書くだけだった。
つまり蓄積と言いながら、その実際は十円玉を床に散りばめた程度のものでしかなかった訳。

それを今になって束ねようなんて考えた。こういう行為は結構有用だと思う。
今後の指針をこれまでのものと関連付けて考えるためには。
しかし…そのために過去の日記帳を引っ張ってきたら
過去の黒(く染めたい)歴史がもこもこと煙を上げた。

19歳の抱負 "surviveする"(1999年12月21日の日記より)
もうこの段階で何かが終わったと思いかけた。
一度受験に失敗しその辺の気持ちがささくれ立った結果、"survive"という単語が出てしまった。
当時GLAYが"サバイバル"という曲を出していたはずで、まさかその影響ではないと思いたいが…

それは極端な例にせよ、自分の足跡を辿ってみると、自分の想像以上に一貫性がない。
これは今後修正していくべきことと思っている。
過去の自分を貶めることは簡単だけど、それだけではあまり意味がないので…
コメント
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