球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

甘き死よ、来たれ

2008-01-31 | オケと音楽
数日前に、10数年前に流行した"エヴァ"を今さら見ているなんて話をしたと思うけど、
本編中の挿入歌"Komm, süsser Tod"が何やら中毒性があり何回も見てしまう。
いい曲だな、と思う。明るく安らかなメロディラインと破滅的な歌詞。
何回も聴いているうちにそこに入っている台詞も憶えてしまうだろう。
好きになるってのは、概ねそんなものだ。

それから、聴いて好きな曲は、弾きたくなる。
そういう経験が…皆さんはどれくらいあるのかな。

僕は…恥ずかしながら年に数曲しかそういった類の曲には出会わない。
出会えない?そのへんはよくわからない。
ただ、浪人時代に出会った名曲は今でも聴く。

だから年に数曲であっても別にそれで困るってことではないんだ、
ただ、もっと頻度が高ければ(今より偏る可能性があるが)
音楽に包まれた生活や人生をためらいなく自認し、選ぶと思う。



昔は(今よりは)よく邦楽を聴いていた。
その当時から今までずっと思っていることがある。

たっくさんのアーティストを好きになっていたら
毎週毎週贔屓のアーティストの新作がリリースされて、
毎日がCDへの期待感だけで満たされるなんて事態もあるんじゃないかと。
そんな人、いそうでいなかった。
謎だよ、中高生なら誰でもやる可能性がある(だろう)のに案外誰もやらないことが。

そういうわけで、普段"音楽が好き"なんて吹聴はあまりしないけれど、
"案外僕は自分が思うより音楽が好きなのかもしれない"、と思い直す機会になった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする