球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

愛の言葉

2006-10-31 | たぶん難解な話
GABA(ビター味)を溶かしてバナナにかけよう、これでスタミナがつきストレスを和らげる大人のお菓子の誕生だ。
夕飯のデザートにバナナとGABAを詰め込んで、そんなことを思う。
見てみ、俺の背中がさ…

チョコバナナ味なんていうと子供の味覚って感じがしなくもないが、
大人の男たるもの、その力を見くびってはいけない。
「…ぽい」で世界を掌握しようとした罪は、すすぎにすすいでもそう簡単には取れないもの。



秋の夜は良い。春の夜より暗く、窓を開けても暑くも寒くもない。
定時になると、もうすっかり暗くなっているのが何故だかとても好きなんだ。
とても気持ちが落ち着く。これから、寒くて暖かい季節が、始まる。
始まるまでがとても楽しみ。でも、本当に冬になると、ただ寒いだけの日もあったりはする。

誕生日が来るのも楽しみ。
なんでかって?
「26歳にやっておきたいこと」
を考えられるからだよ。
旅行のプランを考えるみたいに、自分がしたいことをいっぱい考える。
だから、いざ26歳になると、そのプランほどには楽しくない。
予告編(ハッタリ)は透明で熱くて甘いもの。



こうやっていくつもの思考の断片を辿って、オムニバスドラマができる。
でも、オムニバスドラマを組み合わせても、僕という人間はできない。
不可逆圧縮というやつでね、分量を少なくしようとしたら多くのパーツを棄てろって言われてさ、
しぶしぶそれに従わざるを得ないんだ。
でも、下らないと思っても、ジグソーパズルだと思って色々組み合わせてみれば、
あるいは古代の名彫刻にだって匹敵するかもよ。
出てきたのが、結果的に細腕一本なのかもしれないけれど。



ちょうど今日みたいな暗い夜に、ちょうど今日みたいな暗い夜に、
僕は失くした小指の先を見つけるために白い迷宮をさまよった夢を見たことがある。
目が覚めると、とてもほっとして。
最近は、布団があったかいから布団まで励ましてくれるみたいに感じてみたりしてね…

コメント
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