金魚の飼い方。(作業編)

2006-09-18 22:32:13 | 金魚・AQA

たんぽぽのトコの水槽は、なんとか形になったようです。
水草もちゃんと植えたらしく、まさに金魚の住まいです。

さて、まとめてみましょう。

ボウルかプラ水槽などに入れた金魚は、0.3%の塩水で塩水浴させておきます。時間は4~6時間がいいという説がありますが、牛は1~2日入れたままにします。塩水が濃くなければたいがい平気っぽいです。

その間、水槽の準備です。
用意した水槽を水道水でよく洗い、あれば水洗いした砂利を敷きます。無くてもいいですが、ずっと飼い続けるならあったほうが金魚さん達も落ち着くし、見た目も良いです。近頃ははキレイなセラミックの底砂が売ってるので色も選べます。

フィルタ及びエアレーション関連(エアストーンとエアポンプをチューブでつないでブクブクさせるやつ)を設置します。まだ電源は入れません。

水をはります。繰り返しますが、アルカリ水とか酸性水とかはダメですよ。
このとき、水温はなるべく、今金魚が入っている水と同じくらいにします。水温計が無ければ、手でだいたい同じにすればいいです。
そしてコントラコロラインとアクアセイフを適量いれてよぅくまぜまぜ。
バクテリアなどが含まれた「たね水」も売ってるので、本気な人はここで投入しましょう。
水草を植えたい人もこのへんで。
砂利を使わないなら、小さな鉢に植えられたものも売ってるし、鉛の重りで束ねてあるものをそのまま入れます。
ちなみに水草は、種類によっては金魚さんたちが食べてしまいます。柔らかいもの、葉の細いものは特に、金魚の野菜みたいなモノなので、高級な水草を入れると悲しい事になりますよ。金魚藻とかカボンバが手ごろでしょうね。

入れたものの配置に問題がなければ、エアポンプのスイッチをON!
キレイな空気の泡が次々に出て、水草の葉が揺れて、このへんで水槽らしくなってきます。

本当は、このまま数日水をまわしたほうがいいんです。フィルタや砂利に、必要なバクテリアとかがしっかり繁殖してからのほうが。
でも、金魚すくいなんて勢いでやるもんだし、すくってきてから慌てて準備する事の方が多いと思うのでやむをえません。金魚さん達が塩水浴をしている間はそのまま水をまわしておきましょう。
(金魚さんが弱ってたり病気がついてたりした場合、ヘタするとこの作業をやっている間に、金魚さんがお亡くなりになる事もありますが。)

で、塩水浴を終え、金魚さん達に異常が無い事を確認したら、いざ、金魚さんを水槽へぴちゃんっ!…と入れてはいけません。(牛はたまにやっちゃいますが。)

魚を水から水へ移すときに大事なのは、温度変化を最小限に抑えること、水質の急激な変化を抑えること、この2つです。
要は、じわじわと新しい環境に慣らしてあげる必要があります。

そのために、
容器の水を、半分くらいの量にする

新しい水槽の水を、チューブを使って少しずつ容器に移す
…という作業を行います。
容器を新しい水槽の横に置いて、新しい水槽に入れたチューブの反対側を少し吸ってやって、あとは水槽の水面より低い状態にしておけばいいわけで。
もし袋のままだったら、袋の口を閉じたまましばらく水槽の水面に浮かべておいて、水温が同じくらいになったら、水槽の水を少しずつ袋にいれてやるだけでも違います。
どこまで丁寧にやるかはご自由に。
めんどくせぇ、と思ったら、金魚さんに準備体操してもらって、せーの!と掛け声かけてざぶんと入れてもいいですが、確実に弱りますのでそのつもりで。

金魚さん達が新しい水槽に移ったら、頃合を見て餌を与えます。
牛は最低3日くらいは絶食させます。最長1週間かな。

新しい水槽に移してから、1週間たっても元気ならたぶん大丈夫。
お好みに合わせてゴージャスな水槽買うなりアクアショップでメンテナンスグッズを買い込むなりご自由に。
ただし生き物ですからね。
全てをそろえた後に死亡、という事もありますので。

牛が昔、金魚すくいで1匹だけすくった「300円」という名の金魚は、ちょうど1週間でお星様になったことがあります。。。☆