牛の背中を押したヒト。

2006-09-14 23:40:00 | 日記・エッセイ・コラム

最近いくつかあったせつない想いシリーズ、その2。

あれは、「あーわわわわわ;」とか慌ててた時の少し前の事でしょうか。
牛は職場で、いつものように森の仲間たち…クマさんやイルカさん、トリさんと仲良くデスクに向かっておりました。(動物園ではありませんが、牛の職場にはその他にもなまはげだのOrcish Grapplerだのいろいろ居ます。)
何の話からだったでしょうか。クマさんが、牛にこんな問いかけをしたんです。

「今年は北海道、いかないの?」

北海道…つまり、ラリージャパン観戦、です。牛はその頃、とても迷っていました。
行って行けないことはないけど、金銭面やお休みで、イロイロ負担になる牛の観戦ツアー。行きたい。でもどうしようか。特に今年は四国ツアーにも行ったんだった。
どうしようかなぁと思いつつ。
「迷ってるんですよねぇ。行きたいんだけど、またお休みもらうのも…」
そう呟いた牛の言葉の後の、彼女の一言と表情は、なぜか今でも忘れてません。

「行っちゃえ!」

なんていうのかなぁ、牛、むちゃくちゃ弱いんだよなぁ。
女性(特にちょっと年上)の、茶目っ気たっぷりっていうか、オトナなくせにオトナっぽくない笑みっていうか、オジサン困っちゃうよレベルの意思破壊力を伴った大型で勢力の強い低気圧が日本列島を縦断しちゃってモゥ同性ってことを忘れてドキドキしちゃうんだなぁ(既に自分でも意味不明)。
…とにかくそういう表情(←文章表現を放棄)で、クマさんは牛の精神に直撃弾を打ち込んでくれちゃったワケですよ。

いえね。別に彼女のせいにするんじゃなくて。
きっかけって言うんですかね。

行っちゃえ。
行っちゃえ。
行っちゃえ。
行っちゃえ。
行っちゃえ。(←脳内ディレイによる。)

そしてあの日あの朝。
「もし行くとしたら」パウセカムイと帯広SSSかなぁ、と思い時計を見た牛。
「今からLAWS○N行って、もしチケとれたら」と思いインプレッサwのキーを手にとった牛。
それから約10分後でしょうか。某マチのほっとステーションの、L○ppiの前で、牛はつぶやいたのでした。
「あ。とれちゃった?」
取れちゃったらそりゃもモウ、行くしかないわけですよ。
わかってます。
何事も最後に決断するのは自分自身。
けど、やっぱり行って良かったと思ってます。
だから、背中を押してくれたクマさんにはとてもとても感謝してるんです。
おかげで牛は、こんな思いができたんですから。
Cow_in_the_north ←クリックして拡大。
いやホントに。
牛みたいな根性ナシには、背中押してくれる人って必要。

だけどクマさんは、牛が北海道から帰ってきた時には、そっとお別れの品を置いていってくれた後でした。

やんごとなき事情があって、クマさんはお仕事を終了されたんです。
あの直撃弾から足掛け3ヶ月。
今でも牛はあの瞬間を思い出しますよ。思い出すから、余計せつないのかな。
いつも牛の向い側にいて、優しく笑ってたクマさん。
いなくなってから、やっぱり寂しい。でも。

クマさぁん。ホントにありがとぉぉう!そしてお疲れさまでした!
牛はね、今年もせいいっぱい走ってきたよぉぉ!
きっと見てくれてると思うからここでお礼言わせて~!
クマさんがくれた入浴剤、
Bathsalt1
コレは普通っぽいけど、
この
Bathsalt2_1 
「ラメ入り」って何か次の日会社に行っても全身キラキラしてたりとか?w
そんでもってこの
Bathsalt3
あ、あんかけ?!あんかけって…w
「肌ざわりトロリ」ってどんだけトロっとするのかすっっっごく気になる(笑)
もったいなくてまだ使ってないけど、そろそろあったかいお風呂が恋しい季節なので、ありがたく使わせていただきますねー!
本当にありがとう。お世話になりました。
いつかまた会えたらいいな。会えますよねっ。

そして牛はあいかわらず、「来年も行くっ!」と騒いでいるのでした。