もく窓

~良い映画と究極の手抜き料理を探して~  

青い山脈 (1963年)

2007年08月28日 | 映画 TV・DVD
 ランク:鉄  主演:吉永小百合
映画は四十年以上前の学園ものにしては意外に古臭くなかったです。小百合さんは可愛くてしっかりしていて爽やかでした。高橋英樹さんが若くてステキでした~。


以前、「キクとイサム」を観てとても良かったので、今井正監督の他の作品を見たいと思いレンタルしてきて早速観たのですが、観終えてから気付きました。これは今井監督のものではなかったんです
青い山脈って何度もリメイクされてるんですね。知らなかったわ~~
今井監督はこういう作品も撮っていたのね~などと感心して観ていた私はアホの見本。
明日返しに行って、今井監督の1949年原節子さん主演の青い山脈を捜してこよう。


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3 コメント

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もくさん、おはようございます。 (アスカパパ)
2007-08-29 08:55:44
 そうなんです。『青い山脈』は何回もリメイクされています。二度目の作品(1957年、松林宗恵監督、雪村いずみ主演)を観た時の私の鑑賞記を抜粋しますと、
------------------------
 オリジナルは、今井正監督で映画化され大好評、当時キネマ旬報ベストテン第2位を占めた。シネスコのこの作品は、前作には可成り劣る。やはりオリジナルが断然良い。(中略)

 『青い山脈』は、この後も、1963年=坂上静翁監督、主演:吉永小百合・浜田光夫。←【もくさんがご覧になった作品】
1975年=金子正克監督、主演:片平なぎさ・三浦友和。1988年=斉藤耕一監督、主演=工藤夕貴・舘ひろし。の主演で、各々再映画化された。

結果は、何れもオリジナルを超えられなかった。何故だろうか。

 映画は原作が創られたその時代に極めて近接した時期に創らないと、その時期のリアリティな雰囲気や空気や微妙なニュアンス等を、より強く掴めないからではないだろうか。
 人の噂も75日という格言もあるけれど、歳月の経過と共に、悔しいことや悲しいこと、嬉しいことや楽しかったことの思い出も薄れてゆく。
 たとえ思い出したとしても、その時の記憶と感動度は、収穫した野菜や魚介類の鮮度が落ちるように、数十%に減っている。たとえが悪いかもしれぬが、そのようなところではないだろうか。
------------------------と、書いていました。
『青い山脈』は断然、オリジナルだと私は思います。
では、また。
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↑コメントの内容一部訂正です。 (アスカパパ)
2007-08-29 09:08:01
吉永小百合主演の『青い山脈』の監督は、西河克己でした。
私の古いノートのメモが間違って書いてあったようです。
お詫びして訂正します。
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>アスカパパさんへ (もく)
2007-08-30 19:54:23
やはり断然オリジナルですか~。
しかし何回もリメイクされてるんですネ。
それだけオリジナルが素晴しいということでしょう。
私はまだ小百合さんのものしか観ていませんが、工藤夕貴、片平なぎさ、雪村いずみと主演女優さんだけを比べても原節子さんの圧勝だと思います。
早く観たくてレンタル店へ行ってきたのですが、置いてなかったです。残念です~。
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