ランク:銀 イム・チャンサン監督 2004年
おもしろかった~。
ソン・ガンホさんの作品を観たのはJSA、グエムルに続いて3本目ですが、上手いです!
ソンさんなくして、この映画はない!と思いました。
子供の頃にニュースで聞きかじった事件や、世界史の教科書に数行で書かれていた韓国の戦後のことなどを、床屋さんの身に起ったこととして映画で見て、こうだったのかと納得しました。
ソン・ガンホ演じる字も読めない床屋さんは政府に対しても近所の人に対しても強いものにはいつも頭を下げ腰を屈めて理不尽なことにもただ黙って従い、そうすることに何の疑問も持たずに生きてきたのですが、一人息子のために、大統領の葬儀の肖像画を削り取るという大胆不敵な行動に出ます。さらに新大統領(ハゲ頭は全斗煥?)に失礼な言葉を言ってしまうのです。それにより袋叩きに会いますが、床屋さんは精神の自由を得るのです。父親が自由に目覚めると息子が自分の脚で立って歩けるようになります。韓国の社会体制の変化を象徴的に描いていて感慨深いラストでした。映画のHPはここ大統領の理髪師です。韓国の歴史や文化に詳しいければもっともっと面白かったと思い残念です。韓国はベトナム戦争に軍隊を出していたんですね。お隣さんのことをイイ年をして何も知らなかったことに気付き、ちょっと勉強しようと思いました。まずは、ソン・ガンホさんの殺人の追憶から(^。^* )ゞ
おもしろかった~。
ソン・ガンホさんの作品を観たのはJSA、グエムルに続いて3本目ですが、上手いです!
ソンさんなくして、この映画はない!と思いました。
子供の頃にニュースで聞きかじった事件や、世界史の教科書に数行で書かれていた韓国の戦後のことなどを、床屋さんの身に起ったこととして映画で見て、こうだったのかと納得しました。
ソン・ガンホ演じる字も読めない床屋さんは政府に対しても近所の人に対しても強いものにはいつも頭を下げ腰を屈めて理不尽なことにもただ黙って従い、そうすることに何の疑問も持たずに生きてきたのですが、一人息子のために、大統領の葬儀の肖像画を削り取るという大胆不敵な行動に出ます。さらに新大統領(ハゲ頭は全斗煥?)に失礼な言葉を言ってしまうのです。それにより袋叩きに会いますが、床屋さんは精神の自由を得るのです。父親が自由に目覚めると息子が自分の脚で立って歩けるようになります。韓国の社会体制の変化を象徴的に描いていて感慨深いラストでした。映画のHPはここ大統領の理髪師です。韓国の歴史や文化に詳しいければもっともっと面白かったと思い残念です。韓国はベトナム戦争に軍隊を出していたんですね。お隣さんのことをイイ年をして何も知らなかったことに気付き、ちょっと勉強しようと思いました。まずは、ソン・ガンホさんの殺人の追憶から(^。^* )ゞ
「プルートで朝食を」は観てませんが、ニール・ジョーダン監督は「クライングゲーム」を観てチョット気になる監督さんです。
「プルートで」を観たら、また伺わせていただきますネ。
コメントとURLをありがとうございました♪
もくさんとまた映画のお話ができて、とても嬉しいです!
私もURLを貼らせて頂きました。
>ソンさんなくして、この映画はない!
同感でした。彼独特の風貌と雰囲気は今作でもとても生かされてましたよね。
また、声高に政治批判を叫ぶだけではなくて、こんなユーモラスな中に庶民の苦しみを描いてメッセージを成功させる手腕を発揮し、この若い監督が成し遂げていて感激でした。
自国の方々はどう観たのでしょうか、気になりますね。
また同じ映画を観たら、お邪魔させてくださいね♪