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もく窓

~良い映画と究極の手抜き料理を探して~  

東京フィル千葉定期

2006年06月21日 | 音楽
     【プログラム】
     モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
        〃   :ピアノ協奏曲代21番 ハ長調 K.167
     ブラームス :ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77

ジュリアードを出ている松山冴花さんの演奏は良かったです。バイオリンの音を楽しめました。裾を引いたエメラルドグリーンの衣装も素敵でした。
しっかし、指揮者渡邊氏のピアノ!  よくもまあ、こんなに下手なのに演奏したねー
皆さん、お義理であんなに拍手しちゃいけないわ。外国だったらブーイングじゃないのかしらん。

ウィーン少年合唱団

2006年06月04日 | 音楽
サントリーホールP席最前列1000円の席、これはお買い得でした。少年達は2回も後ろを向いてお辞儀してくれました。1000円なのにね~。正面S席の7000円のお客様にお尻を向けて、悪いじゃないの~。アンコールは3曲、最後の曲は指揮者のケレム・ゼツェン氏が歌ってくれました。 500年を越える伝統を持ちハイドン・シューベルト・ブルックナーが在籍していただけの事はあります。 本当に良かったわ~。敢えて難を言えば、テノールというかボーイソプラノというのでしょうかリードボーカルの少年の声が少し金属的でちょっと気になりました。しかし杉本竜一作曲「Blieve」という曲、ウィーン少年合唱団が歌うとこんなに良い曲だったのね~、感動してしまいました。来年は7000円のS席を奮発しちゃおうかな。それとも後姿しか見えない1000円の席で毎日聴きに行っちゃおうかな

読売日本交響楽団

2006年06月03日 | 音楽
初めて千葉文化会館へ行きました。30分前に着いたら、駐車場が狭く満車で断られて焦ったわー 仕方なく三越の駐車場まで走り、そこからタクシーで戻リ、5分前に無事到着。読響の生は初めてです。今日は3番「英雄」。昨年11月の東京フィルの英雄の方が良かったかな。5000円の席が読売新聞を通して3500円でしたが、今回はちょっとつまんなかったかなー

「美しい日本の歌」コンサート

2006年04月22日 | 音楽

 読売新聞主催「美しい日本の歌・春」コンサートへ行ってきました。
伊藤ちえさんは六十才くらいでしょうか。スタイルが良く美人で上品で赤のドレスが似合ってました。もちろん歌もステキでした。

               
 ♪プログラム
ソプラノ 伊藤ちえ:花の街(江間章子作詞、団伊玖磨作曲)
           :すみれの花咲くころ(フランク・デーレ作曲)
           :さくら貝の歌(土屋花情作詞、八洲秀章作曲)
フルート 木藤久瑛:フルートソナタ(プーランク作曲)
ソプラノ 永安淑美:浜辺の歌(成田為蔵作曲)
            :ゆく春(中田喜直作曲)
            :翼(武満徹)
テノール 伊波惟行:誰も寝てはならぬ(プッチーニ作曲トゥーランドットより)
            :花(沖縄)
            :荒城の月(武島羽衣作詞、滝廉太郎作曲)
ヴァイオリン 外村京子 / ピアノ 野入葉子:ヴァイオリンソナタ春第一楽章(ベートーベン)
ヴァイオリン 外村京子 / チェロ 嶋田拓夫 / ピアノ 瀧川欣個子:ピアノ三重奏曲(スメタナ作曲)
歌と楽器でたどる世界に旅:庭の千草、サンサーンスの白鳥、ローレライ、チャルダッシュ、ユーモレスク、帰れソレントへ、アメージンググレース、夢路より、草原情歌、メリーウィドウワルツ
アンコール:花(全員で合唱)
800円で気軽にこれだけ楽しめる読売コンサートに感謝です。


  帰りは歩いて山王台を越えて八鶴湖へ下りました。新緑と八重桜の咲く道です。
         


「楓」コンサート

2006年04月08日 | 音楽
♪プログラム
<第一部>
 チャイコフスキー:くるみ割り人形より・花のワルツ
 ヨハン・シュトラウス:ピチカートポルカ
 クライスラー:愛のよろこび
 モーツァルト:弦楽四重奏曲kv.156ト長調
   〃   :オーボエ四重奏曲kv.370ヘ長調
<第二部>
 ヴィヴァルディ:四季より・春
 ハイドン:弦楽四重奏曲Op.76-2五度 ニ短調
<アンコール曲>
 桜、隅田川

茂原東部台文化会館は音響がなかなか良いホールでした。
「楓」は執行恒宏さんを中心とする芸大出身のクァルテットです。
今回は読売新聞主催なので800円で楽しめました


東京フィル第25回千葉定期演奏会

2006年03月10日 | 音楽
◆ PROGRAM
ビゼ-「カルメン」前奏曲
    「カルメン」セギディーリャ
    「カルメン」ミカエラとホセの二重唱“母の便り”
    「カルメン」何を恐れることがありましょう

モーツアルト「ドン・ジョヴァンニ」お手をどうそ

ワーグナー「タンホイザー」タ星の歌

プッチーニ「ボエーム」冷たき手

マスカーニ「カヴァレリア・ルステイカーナ」間奏曲
      「カヴァレリア・ルステイカーナ」ママの知るとおり

ヴェルディ「椿姫」パリを離れて
      「トロヴァトーレ」燃えさかる炎
      「ドン・カルロ」われらの胸lこ友情を
      「リゴレット」いつかお前に会ったような

ベートーヴェン/交響曲第5番「運命」

前奏曲に続き、真紅の衣装がとてもよくお似合いの加賀さんのカルメンで始まりました。
加賀さんは美人でスタイル抜群見惚れてしまいました。
西野さんのソプラノも素敵でした。
青戸氏の「夕星の歌」美しかったです。
そして大川氏の「冷たき手」不安定な部分が僅かにあるものの、
それを補って余りある若々しい声と熱唱に思わず惹きこまれ
悲しい曲ではないのに感動して涙が出てしまいました。
舞台を見ると前列右手のチェロ奏者の方がやはりすばやく目を拭っていまいた。
そして「運命」、ベートーベン4回シリーズの最後を飾るにふさわしい演奏でした
指揮者大町氏のトークはいつも軽妙で楽しい

満ち足りた気持ちで、次はお腹を満たしにルキャトルセゾンへ行きました。こちらも大満足でした

「東京フィルハーモニー第24回千葉定期演奏会」

2006年01月28日 | 音楽
千葉ぱるるホールへ「東京フィル第24回千葉定期」を聴きに行ってきました。
今シーズンは「4つの交響曲絵巻ベートーヴェンライブ」と銘打ち、
昨年10月の一回目は7番、11月の二回目は3番「英雄」、そして今回三回目は「田園」。
今宵の指揮は下野竜也さん、ユーモアと温かみのある方とお見受けしました。
ゲストにピアニスト河村尚子さんを迎えてショパンのピアノコンツェルト。
演奏は「田園」、アンコールの「過ぎし春」、共にバッチリでした。
音響に関してぱるるホールの音は良いと思うのですが、音が前に出てこないように感じました。
前方中央の良い席でしたが、頭の上の方を音が流れていくように思いました。
2階席の方が音が良さそうなので、来シーズンは一番後の中央の席を狙おう。

プログラム
モーツァルト/ドンジョバンニ序曲
ショパン/ピアノ協奏曲第1番ホ短調 op.11
ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」
アンコール曲:グリーグ/過ぎし春

帰りに、千葉三越の反対側にある「音波」というお店に寄ってきました。
土曜の夜なので賑わっていましたが、タイミング良くカウンター席が取れました。
炙り寿司と生だこのナントカ揚げ(←名前忘れました)が美味しかった。

「佐藤しのぶソプラノリサイタル」

2006年01月26日 | 音楽
君津市民ホールへ「佐藤しのぶリサイタルとN響アンサンブル名曲コンサート」へ行ってきました。
  ソプラノ/佐藤しのぶ  ピアノ/森島英子
  ヴァイオリン/堀正文(N響ソロコンサートマスター) 田中裕(N響)
  ヴィオラ/中竹英明(N響)  チェロ/木越洋(N響首席奏者)
  コントラバス/西田直文(N響首席奏者) フルート/中野富雄(N響首席奏者)

プログラム
【第1部】
チレア  /「アドリアーナルクブルール」より“私は卑しい芸術の下僕です”
カタラーニ/「ワリー」より“故郷を離れて”
ロッシーニ/「セヴィリヤの理髪師」より“今の歌声ぽ・
モーツアルト/ディベルティメントK.136
プッチーニ/「トスカ」より“歌に生き 恋に生ぎ
プッチーニ/「蝶々夫人」より“ある晴れた日に”
【第2部】
シューベルト/ピアノ五重奏曲「鱒」より第4楽章
シューベルト/アヴェ マリア
ドヴォルザーク/我が母の教え給いし歌
クライスラー/美しきロスマリン
クライスラー/愛の悲しみ
ジーチンスキー/ウィーンわが夢の街
レハール/「メリーウィドウ」より‘ウィリヤの歌”
【アンコール曲】「ジャンニスキッキ」より私の伯父さん/ロンドンデリーの歌

初めて佐藤しのぶさんを生で聴きました。声に艶があり、声量もあり、そして美しく、今、日本人の中で一番かなと思いました。この人の蝶々夫人のアリアは圧巻ですね。衣装は最初が赤、次が上が銀ラメに下が白、最後は緑がかった青で、どれもステキでした。着替えてくる都度、拍手と歓声が上がっていました。マイクを使ってハスキーな声でバングラディッシュの子供達を支援しているお話もしてくれました。N響の方々はやはり上手いですね。馴染み深い曲も上手い人が弾くと改めて名曲だなあと感動しました。
君津市民ホールは田んぼの真ん中というとても環境の良い所?にあるうえ、音響が良くて驚きでした。NHKエンジニアリングが手掛けたそうです。館山道の君津ICを出て2分という分かりやすい位置にあり、駐車場も広く、もちろん無料。今回のチケットは宝くじ普及事業の一環というので、3000円でした。この内容で、とってもお買い得でした。
コンサート前に「パパトリア」というおしゃれな居酒屋で軽く食事をしてから行きました。市民ホールから駅の方へ車で5分くらいの所にあります。このお店はお薦めです。

「科学と音楽の夕べ」

2006年01月20日 | 音楽
今夜は新国立劇場へ「科学と音楽の夕べ」の催し物を観に行ってきました。科学技術振興機構主催による入場無料のものでしたので期待せずに出掛けたのですが、元文部大臣遠山敦子氏の挨拶で始まり、招待客にはノーベル賞の野依教授、ジャーナリストの立花隆氏の姿があるというなかなかのものでした。理学博士永山国昭氏による講演会は、永山氏が英国王立研究所の金曜講和をされたことから構造色の研究まで多義に亘り、若干散漫な感がいたしました。分からなくても構造色だけに絞って最先端のお話を聞きたかったなぁと少々残念でしたが、最後に見せていただいたモルフォ蝶の標本は素敵でした。あの輝きに魅せられる人の気持ちが理解できました。
後半の音楽の夕べはとっても良かったです。新国立劇場合唱団も釜洞祐子さんのソプラノも素敵でした。釜洞さんの声は日本の歌や重い感じの歌に良く合うかなと感じました。また三澤洋史氏によるオペラにおける合唱の説明が面白く、今までアリアの方ばかりに注目していましたが、これからはオペラの色々な面を楽しみたいと思いました。

コンサート曲目
*ヨハン・シュトラウスⅡ世作曲
喜歌劇「こうもり」より/第二幕 開幕の合唱/アデーレのマリア「田舎娘を演じる時は」/乾杯の歌
*マスカーニ作曲
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より/「オレンジの花の香り」
*レオンカヴァッロ作曲
歌劇「道化師」より/鐘の合唱
*ロッシーニ作曲
歌劇「セビリアの理髪師」より/ロジーナのアリア「今の歌声は」
*オルフ作曲
「カルミナ・ブラーナ」より/「おお、運命よ」
*オッフェンバック作曲
「ホフマン物語」より/オランピアの景 舞踏会の合唱~「なんて美しい瞳」/ゴンドラの歌/終幕の合唱「人は愛によって偉大になり」
*三木 稔作曲
「愛怨」より/アリア
*ヴェルディ作曲
「椿姫」より/「乾杯の歌」
*アンコール曲 ヴェルディ作曲
「ナブッコ」より/「行け想いよ、黄金の翼に乗って」