mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

平遥⑥~古城観光

2014-05-31 18:22:37 | 旅行

古民居11;40

お腹が一杯になり、疲れも出て来ていたので・・住居はみな同じ形式だろうからと、パスしました


日昇昌(中国票号博物館) 12;00~12;30

日昇昌は清の道光4年(1824年)に平遥で創業した中国初の個人金融機関です。
もともと顔料問屋として全国に支店をもっていた日昇昌は、そのネットワークと財力を活かして金融業を始めました。

このような金融機関のことを「票号」とび、清代末期には実に全国の半分以上にあたる20軒以上の票号が平遥にあったそうです。
中でも日昇昌は特に規模が大きく、幅広い経営を行っていました。
現在は当時の建物を一般公開し、票号に関する資料を展示する博物館となっています

guifang=帳場

xinfang=重要統括部門事務室

zhangfang=経理


部屋を出た所に一人の男性が当時の服装で机に向かい書類を書いていました・・毛筆でとても小さなきちんとした字です

zhongting=応接室、会議室

他にも 厨房chufang(台所)や  后厅houting(大宴会室)もあります



百何十年も前に作られたものなのに・・今でも実際に使っていてももおかしくないようなしっかりした設えです

 

今日の観光予定は大体終わりました

後は城壁の夕陽と古城の夜景を見物するのみとなりましたので

一旦ホテルに帰って休憩し、又、夕方から出かけてくることにしました


ホテル13:00着~1時間少しお昼寝をした後、近くにある長距離バスセンターに様子を見に行きました 

明日は五台山に行くのだけれど、平遥から直接五台山に行く交通の便が無いので・・一旦太原に戻るのです

太原から五台山行の長距離バスに乗って移動します


明日一番の切符がとれました・・・太原まで二人で52元です 
来た時は晋祠に寄り道しましたが560元かかりました


ちょっぴり嫌な思いがよみがえりましたが・・好い経験になったので、勉強代にしては安いものです



北門に着いたのはまだ5時半で・・城壁の夕陽を見るにはまだ時間があるのでぶらつくことにします


特産品としてあちこちに並べられている、漆の宝石箱・・やはり一寸気が乗りません




古城一绝yijue(優れた技)と銘打った袖珍皮影戏xiuzhenpi yingxi(影絵でしょうか)

私は少し興味があったのですが・・時間を考えてか夫が断ってしまいました

 

待つ時の時間はとてもゆっくり流れます

夫と二人で道端にしゃがみ、城壁の上の太陽とにらみっこでです

もうしばらく待ってみると言う夫を残して・・私は北門の城壁に上がります

昨日は北門→西→南門まで歩きましたので・・反対方向を歩いてみようと思ったのです


屋上でハトを飼っている人がいます(こちらは白いハトはあまり見かけません)

西側に比べとても庶民的な香りがします・・屋上に太陽熱温水器が沢山見えます

私は高所恐怖症ではないのですが・・高い所を一人で歩くのはとても不安な感じで途中から引き返しました

 

平遥古城の夕陽

城壁の下から撮った夫の作品


城壁の上から沈む夕日を狙う夫・・・お天気のせいか、カメラのせいか、腕のせいか   ふぅ~!


城壁は6時半閉門になっているのにギリギリ頑張りました・・・

もう少し遅かったら城壁で夜明かしをしなくてはならなかったかも



古城の夜景観賞

私は幼い頃から夜の外出が怖い人なのです・・

田舎でそだったせいでしょうね、お日様が沈むとすぐに家に帰りたくなる好い子です(笑)

旅行に出てもそれは同じで、夕飯を済ませるとすぐにホテルに帰って休むか、ホテルで食事をして休むかです

夫もお酒を飲みませんので夜の街にあまり魅力を感じないようなのです


今回は中国のサイトの口コミで・・

平遥に行って、観て帰らなければ後悔する5つの物の中に、この城壁の夕陽と夜景が入っていました

昨日観光した文庙にもポスターが貼ってありましたので・・益々、これは見て帰らなければと張り切ってしまいました


日が暮れかかっているにも関わらず、人出は増々多くなっているようです

 

 

地元の人に尋ねながらやっと到着です

でも何の変哲もない飲食街に見えます

ロバさんも夜のお仕事?に向けて待機中です・・夜にロバさんに乗って観光するのかな?

 

突き当りにはこんな門がありました

 

夜な夜な不思議な雰囲気に変って行くのかもしれませんね

疲れてしまって、ここのお店でソフトクリームを買い、大の大人が二人でなめなめ帰りました

 

重い足を引きずりながら北門に向けて歩いていると・・耳に懐かしい日本語が飛び込んできました

平遥で聞く初めての日本語です・・・声をかけてみました

やはり日本人ツアーの方々で、平遥観光三日目で明日は洛陽に行くそうです

彼女の話によると昨年に比べて平遥の観光客は十分の一に減っているそうです

 

夜空に浮かぶ北門城楼・・何ともロマンティックです!

 

 

明日は7時半のバスで太原に向かい、太原から五台山に移動します


平遥⑤~古城内観光

2014-05-31 03:29:48 | 旅行

お爺さん運転手に送って貰って東門9:40着、今日は此処から古城内の中央に向かって残りの観光を始めます


清虚观(平遥博物館)
9;45~10;15

 この説明を読むと、ここは唐代に建立された最古最大の道教のお寺で、元、明、清三代の建物が集められ
唐、宋、元、明、清歴代の石碑や色彩の塑像などが保存されているそうです

博物館にも沢山の資料が展示してありましたが、説明しおおせませんのでご了承下さい

 


 花虎殿の入口の木像、右が白虎  左に青龍がいます。


純陽宮;説明には“八仙”の一人の塑吕洞宾を祭ってあると書いてあります


 本殿

三清殿のさらに奥にある真武窟に納められている神像



展示物の中にある、晋劇(山西省に伝わる地方劇)を紹介した人形

京劇を観るのが好きな私たちは、旅行時にはその地方に伝わる地方劇を観ることにしていますので、とても興味深かったです

今回は、調査不足で何処で演じられているのか分からず観ることが出来なくて残念でした

 

華北镖局(為替取扱銀行10;25~10;40

鏢局」とは、為替がまだ広まっていなかった時代、金品輸送をする際の護衛にあたった業者のことです。
今でいえばボディガードの派遣会社といったところでしょうか。この中国鏢局博物館は、明代に鏢局業者が使用していた建物を利用して、武器や金品輸送車の復元模型、資料などを展示しています。敷地内には、武術練習場の跡や金庫が残るなど、他の古建築とは異なる様式が所々に見受けられます。

  どの部屋にかかっていたのか忘れましたが、面白い字を見つけました
色んな漢字を組み合わせて意味のある一つの漢字にするのです 
面白いのでアップしてみましたが、意味が分かりませんので確かめてから追記します


外に井戸のようなものがありましたので覗いてみると・・沢山のお金が投げ込まれています

説明に気づきませんでしたので確かでは有りませんが・・夫に寄ると地下金庫だそうです

 

中国商会博物館10;45~11:10



昼食です
11;15~11;35

 今朝の食事は粟粥と茹で卵だけだったので、二人とももうお腹が空いてきました
お昼なので軽く済まそうと、罐罐牛肉刀削面と書かれたお店に入りました

前回、ホテルのレストランで食べたのとは全く違い、日本の鍋焼きうどんのような感じです

水煮牛肉~香辛料たっぷりのタレがかかった牛肉、少し塩っぱいのを除けば、かなりお美味しく感じるようになりました



軽く済まそうと、麺を注文しておきながら御飯が食べたかったのか、夫は扬州炒饭を注文しました 味はとっても薄く、
是だけだと一寸・・と言う感じですが、牛肉と一緒に食べたのでかなり美味しく感じました
が、案の定食べ切れず(写真ではそんなに多く感じませんが、中国の一人分はとても多いのです)・・3分の2は打包しました

お気づきでしょうが・・この派手な?可愛いテーブルクロス何とも中国らしくないと思われるでしょう?

古城内のレストラン(食堂は別ですが)大体このようなテーブルクロスがかけてありました



続きは後程、お昼休憩の後に