私達は毎週土曜日に朝市に野菜などを中心に1週間分の買い物に行く。
そこで見つけた向日葵の種煎餅が私の唯一の安心して食べられるおやつになっている。
喘息と耳の治療の為に、中国に来て以来飲み続けている薬の副作用の為、糖尿病予備軍を宣告されたがあまり実感が湧かず
注意をしなかったので、医師に「糖尿病」を宣告され慌てて食療法を始めたと言う次第。
元来甘いもの大好きな私、暫くはどうしようもなく苛ついたが・・・節制の甲斐あって血糖値も落ち着いてきた頃、青島に移り住んだのです。
中国に来てすぐに向日葵の種を知り、日本ではハムスターの餌としか思っていなかった向日葵の種の美味しさに
「これは健康にも好い!」と嵌ってしまったのですが・・・・食べながら何かをすることはできないのです。
旅行中やテレビを観ながら・・時間のある時にしか食べられません。 しかも周囲には殻が飛び散ります。
中国人は手を使わずに上手に前歯で殻を剥き吐き出します。(これが出来るようになると一人前の中国人です)
朝市でこの煎餅を見つけた時にはとても嬉しくてすぐに買って帰りました。
お味はさっぱりしてあまり甘くありません(ジャスコやマイカルにもっと美味しいのがあると聞き食べてみましたが甘すぎて・・)
これなら好かろうと私の「常備おやつ」となった訳です。
以前にも向日葵の種の栄養価をご紹介しましたが、もう1度簡単に復習しましょう
ひまわりの種には葉酸、ビタミンE、鉄分、亜鉛、繊維、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB12、マグネシウム、カルシウム、カリウム、
良質のたんぱく質、トリプトファン、リノール酸(トナリン)など幅広い種類の栄養分が含まれ、健康な体を保ち、コレステロールを下げる効果が
あると信じられています。
また、生活習慣病の予防、改善効果、他にも、高血圧や貧血を防ぎ、脂肪を燃焼させる上、若返りの効果があるとも言われています!
日本ではあまり知られていませんが実はすごい健康食品なんです。健康のためには一日スプーン一杯(殻無し)程度を食べ続けると良いそうです。
今回ネット散歩をしていて新しい記事を発見しました
うつ病は脳の病気です。セロトニンやノルアドレナリンなどの脳内ホルモンの分泌が減少するために様々な症状が発症します。 |
しかし、セロトニンの生成が極端に少なければSSRIを服用しても、脳内のセロトニンの量は多くならないと考えられます。 そこでセロトニンの生成量を増やすことを考えました。 セロトニンの元となる必須アミノ酸のトリプトファンを多く摂取することでセロトニンの生成を促進させるという方法です。 トリプトファンを多く含む食材にひまわりの種があります。 ひまわりの種は、安価で栄養価の高い食材で、ローカロリーなのでダイエットにも良いのです。 |
実際、ひまわりの種から生成されたトナリンを使用したダイエットサプリメントも販売されています。 |
この様な事を知るとこの向日葵の種、食べない手はないですね!
でも、殻を剥くのに相当の手間がかかります。 私はお菓子作りが好きなのでこれ位なら自分でも作れると思ったのですが・・・
夫から「これだけの煎餅を焼くのにはどれだけ沢山の種を剥かなければならないか!?」と言われ断念しました。
これだけの量の煎餅で300円しないのですよ!
因みに中国では余程の物でない限り目方で値段が決まります。
中国語の初級で教わるのが 「这个多少钱一斤?」 これは500gいくらですか?
日本に留学した経験のある中国人が慣れるのに大変なのが買い物の時・・1個、1パック、1盛りで売られていることです。
「リンゴ1ついくらですか?」なんて言う買い物は中国人はしたことがないのです。
もし、手相占いが当たって私が100まで生きられたとしたら・・向日葵の種のお陰でしょうか