mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

前往水泊梁山風景名勝区

2012-07-22 17:34:31 | 旅行

私たちは朝早く起きる習慣があるので、今日も6時前から目覚めごそごそやっています。

室内を片付け身支度を終え、「これならタクシー、7時か7時半でもよかったね!」 

ふと気づくと  「これなぁに!?」 興味のある方は拡大してご覧下さい。
いくら1泊130元の安さでもこれはちょっと・・・私たちは持参のタオルを使っていますので構わないのですが

 

精算を終え、表に出ると・・・

 道路では朝食を食べている人たちが居ます
                           
                目の前を異様な格好のおじさんが歩いて行きます。 物乞いさんでしょうか?

道路脇に泊まっているのは中国のパトカーです。




ホテルから15分ほどで梁山に到着です。 運転手のZさんは切符売り場の裏から入り約束通り50%オフの証明書を持って来てくれました。
 

此処で今朝のタクシー代20元と入場料金80元を払って一時Zさんとお別れします。

 

門の上には梁山寨liangshanzhai」と書かれてあります。

 広場に建っている水滸伝の作者施耐庵shinaianの像

 暫くこの様な階段を登って行くと・・・

此処は梁山の宣伝写真などに使われる有名な場所です

 広場の片隅にも好漢の像があります

 又、この急な階段を上ると・・・

  何かの故事に基づいた大きな石版彫刻



 30分は歩いたでしょうか、馬が繋がれていて上まで40元だと言うので私一人だけ乗って行くことにします。 初めての乗馬体験です!



ご覧の様な石畳の坂道、馬はとても歩きにくそうです。
 
            お馬さんより夫の方が速い

 一番頂上まで乗って行けるのかと思ったらここで降ろされました



歩くこと暫し、汗ダラダラで辿り着いたところは忠義堂


上にも登ってみましたが、がらんどうで何もありませんでした。
当時はこの中に沢山の豪傑たちが集まっていたのでしょうか?

 此処は水滸影視城と同じ様な感じです


 靖忠之廟

真ん中は2代目頭目の宋江、右が初代晁盖,左は軍師吴用です

 室内に他の仲間たちの名前を書いた位牌のような物が置かれていて、人気の人物の前にはお金や煙草、お酒などが沢山置かれています。 
数えませんでしたが108人分あったかな?

 靖忠廟を出て一休みしていると、右の男性(多分職員)が話しかけてきて暫くの間雑談をしていました。 日本にとても興味があるみたいでした。

 実際に使っていた井戸でしょうか?

 

          
何処からともなく妙なる音楽が聴こえてきました。 この東屋で扬琴yangqin(平たい木の箱に多数の絃を張ってタケのばちでたたく弦楽器の一種)を弾いている人が居ました。


下りは転ばないように気を付けながら一気に下りてきました。 

 来た時には気づかなかったのですが広場の端の方にはずらりとお土産屋さんが並んで居ます。  Zさんに電話をし、彼が迎えに来るまでの間アイスをかじりながら木陰で小休止してました。

 

おまけの話・・・

          
上に登って行く間にこの様に木の幹に石を挟んだ木を沢山見ました。 どういう意味があるのだろうと観光客の一人に尋ねてみると「結婚した夫婦が子供が早く出来るように願って、この様に石を挟んでおくのだ」と教えてくれました。  所々に変った風習があるものですね。

 



次は汶上市の宝相寺に行きます


Yさんご夫妻とお別れ昼食会

2012-07-22 16:20:20 | 日々の出来事

今学期も学友に恵まれ楽しく学ぶことが出来た。

中でも日本人のYさんは出身が同じ九州と言うこともあり、歳は娘たちよりはずっと若いが同じ主婦の立場で直ぐに仲良くなった。

今学期の103B班は若い学生が多く、彼女の存在はとても助けになって感謝している。

来学期はご主人の仕事の都合でまだどうなるか分からないらしいが・・・来学期も一緒に学べることを願っている。


今日はYさんのご主人と我が夫も一緒に4人で以前私が友人に紹介された台湾料理の101で食事をすることにした。
私以外はみな、初めてのお店。 皆気に入ってくれると良い嬉しいのだが・・。

初めてお会いするYさんのご主人は精悍な感じの方で声占いの得意な私としては素敵な声の持ち主。
流石Yさんのご主人だわ! Yさんは我が夫とは面識があったので4人で楽しく話が弾む。



先ずは食事から・・・

手前から茄子の料理(中国の魚香茄子と違って酸味がある)、台湾式炒飯(日本の醤油飯のような感じ)
上左は野菜炒め、右は初めての料理で野菜はさや隠元に百合根肉のような物はお麩を揚げたようなもので食感が良い。(百合根は最近食べたことが無かったのでとても懐かしい)

 台湾式ビーフン?さっぱりしたお味
       中国の糖醋里脊のような料理 
 〆のマンゴーシャーベット
前回友人が勧めてくれたにも関わらずパスしたので心残りだったが、甘ったるくなく自然の甘味が良い!

今日はメニューの写真を撮り忘れ、料理の名前がはっきりしません。 おまけに写真までピンボケであまり美味しそうでないのが残念です。

 

中国の話、旅行の話、仕事の話・・・勉強の話はなし!で、あっという間の時間でした。

結局、若いお二人にご馳走になってしまいました。 中国ではお誘いした方が払う習慣があるのですが・・

真不好意思!太谢谢你了。  ご馳走様でした!


Yさん、ご主人の中国でのお仕事が順調に行って、また青大で一緒に学べたら良いですね


水滸伝、もう一つの舞台「東平湖・水滸大塞」;夕食

2012-07-22 01:41:23 | 旅行

ゆっくり回ったせいか、時間はもう5時近くになっていました。 
運転手さん(司机siji)は5時に次の運転手と交代しなければならないと言っていたのに続けて案内してくれるようです。

因みに、中国のタクシーは1台を2人でシェアーして夕方(青島は4時)に交代するのです。 
ですから夕方はなかなかタクシーがつかまりませんし、乗車拒否をされることが多いです。


この施設も5時で閉まるので中には入れず、車を降りて写真撮影のみとなりました。

ここも撮影用の施設です。  本当に立て籠もっていたのは明日観光する「前往水泊梁山」という所です。

 運転者さんと記念撮影
写真では分かり辛いですが、日本のタレントの陣内孝則さん似のイケメンです。
タクシー歴8年とかで運転技術は勿論、ガイドも務められそうな豊富な知識を持っています(歴史好きの夫の質問にもてきぱきと答えてくれ、話がはずんで楽しそうでした)

 埠頭?
                埠頭に繋がれた船

 

私たちの為に东平湖dongpinghuをぐるっと一周して帰ってくれました。
途中で何度も携帯に電話がありましたので、交代の運転手さんからではなかったのでしょうか?

夕食にはこの地方の美味しい物を食べたいと思ったので「这儿的特色菜是什么? 我们很想好吃的菜!」と尋ねますと「特色菜?余り聞かないな。 でも、美味しい店なら知っているから案内してあげる!」と、彼の行きつけのお店に案内してくれました。

明日はどうするのかと聞かれましたので、「梁山に登ってバスで済南に行き、新幹線で青島に帰る予定だ」と説明しますと
「梁山だけではもったいないよ」と言うので、夫は「では、「汶上县にある、宝相寺baoxiangsi」に行きたい」と言いました。

彼は「では、明日の朝私が迎えに来て梁山まで送って行きます。 私が買うと入場料金が半額になりますから・・」と言ってくれ「見物が終ったら電話をしてくれれば迎えに来て宝相寺まで送って行きます」と申し出てくれました。

仕事とは言え、とても爽やかな感じの良い運転手さんです。 願ったりかなったりの話に明日もお願いすることにしました。

230元の契約でしたが250元を渡して降りました。

 

曹州caozhou烧烤shaokao」

 お店はまだ開店準備中です
どうぞ! と言われたので、注文して座って待つことにします。

曹州は現在の山東省西部の周代の国の名前   烧烤は炙ったり焼いたりして作った肉料理の総称


 日本の焼き鳥はあまり食べないので1本いくら位するのでしょう?
此処の店ははご覧のようにみな安いです。 今は1元12.5円位でしょうか。

           
焼き上がるのに時間がかかるのでしょう。 既に大きな骨付きの肉が焼かれていて良い匂いが漂っています!


注文は夫に一任しましたので何が出て来るのか楽しみです!

 

何と炭火焼です。 若いかっこいいお兄さんが丁寧に焼いてくれてまいす。

           
       先ずは茸、次に茄子、羊肉、、鶏の手羽中、最後は烏賊とエノキ です。

鶏やエノキには独特のタレが付けてありましたが、殆どが下味は胡麻山椒塩でした。 
中国の人はこれに辛~い胡椒を足して付けて食べるようです。

どれもとてもこんがりと焼けていて、とても美味しかったです! 「Z先生、太谢谢你! 我们很满意。」

お酒を飲まない私たちは葡萄汁putaozhiを頼みました。 ソーダで割ったこのジュースがとても美味しくて飲み過ぎてしまい、お腹がパンパンです。 「我撑得吃不下去了。」

お腹がいっぱいになって帰り際、美味しそうな骨付き肉が忘れられません。 打包をすることにしました


料金は此処で食べた串焼きとジュースで65元(760円位) 鶏肉と思っていた骨付き肉が羊肉で、とても大きくて51元でした。(串焼きの方は柔らかかったのですが、こちらは歯ごたえがあってこれもまた美味しかったです)

中国に来て4年、どうしても勇気が出ずこういう場所で食事をしたことが無かったのですが、偶然こういう機会があって美味しい物を食べることが出来ました。

 

明日は8時にZさんが迎えに来てくれ梁山に登ります