mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

旅行記⑦~広州(祖廟、陳家博物館)

2011-03-18 21:22:10 | 旅行

広州市の詳細はこちらからご覧下さい。

【今日の予定】 祖廟(佛山市)→陳家博物館→光孝寺→珠江観光船

広州も地下鉄網が発達しているので、移動は全て地下鉄です。

【祖廟】
広東省佛山市内に所在する。北宋・元豊年間(1078~1085年)の創建といわれ、道教を崇拝した北方玄天大帝を奉るための神廟で、「北帝廟」と名づけられた。「祖廟」という名は、佛山に数ある廟の中で最も歴史が長いという意味から付けられている。
現存するのは前殿、正殿、慶真楼、錦香池、万福台など五箇所で、面積は3000㎡以上に及び、ほとんどが明・清代につくられたものである。
 精級な技巧を第一の特徴とする。瓦葺きの屋根の棟は石湾産の陶塑で飾りたて、壁や塀にはレンガの彫刻がびっしりと施されている。

香港、澳門では入場料は殆ど無料だったが、ここは中国、一人20元の入場料が必要です。

 


境内に入るとすぐに沢山のお年寄りが目に入った。 集まって何をしているかと覗いてみると、何と麻雀をしていたのです。
近所のお年寄りでしょうか? お寺の庭でマーシャンをして過ごすなんて幸せですね!




石湾産の陶塑で飾りたてられた瓦葺きの屋根。 他にも沢山ありましたがどれも素晴らしい物です。

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現存されているという前殿、正殿、④慶真楼、⑤錦香池、万福台を写真から探しましたが、はっきりしません。
②には「聖域」、③には「瑞肃门」と書かれてあります。



庭のあちこちの面白い像が置かれていました。
①は小さな狛犬? ⑤は盆栽(日本の物と全く同じです) 
②③④は何だか分かりませんが、じっと見ていると笑えてきました(不謹慎?) 

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1;広場では獅子舞が披露され、終わると縁起物を売って歩いていた。
2;「演武廰」前の広場では、若者たちが演武の練習をしていましたが、時間が合わず見ることができませんでした。

 

【陳家祠】
広州市の西側に位置する重要文化財に指定されている清朝の廟で、一般には陳家祠と呼ばれているが、地図や看板には中国民間工芸館と書かれることもある。
清朝末期に、“陳”姓の氏族が祖先を祭るために創建したものである。前院、後院、西院と中庭を挟んで立ち並ぶ建物は、天井が高く、風通しがよい伝統的な広東式建築で、それぞれ廊下で結ばれている。見所は建築物の屋根、柱、窓、欄干などいたるところに施された中国古典や故事にちなんだ動物、人物などの精巧な彫刻である。現在は「広東民間工芸館」として陶磁器、書画、硯、象
牙や翡翠の彫刻などが展示されている

見所の建築物の屋根、柱、窓、欄干などいたるところに施された中国古典や故事にちなんだ動物、人物などの精巧な彫刻。
首が痛くなる程じっと見上げていました、ため息が出るほど素晴らしい技術です。  見飽きない!


     

 

1;展示されている陶磁器、書画、硯、象牙や翡翠の彫刻などの工芸品も多く、室内の装飾も素晴らしい! 

2;中庭は綺麗に剪定された木々で覆われ、満開の木蓮の花が盛りを迎えている。