Bar FU-TEN

もじっとの瘋癲的なブログ
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記事もお酒も、その日の気分次第でございます

ロングカクテルとショートカクテル

2008年09月01日 | お酒
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

今日はカクテルのお話。
(てか、いつもお酒の話ばかりですね

★コトッ(ショットグラスを用意します)

カクテルにはショートカクテルロングカクテルがあるのはご存知でしょうか?
ショートとロングは飲みきるまでの時間を表しています

★ザクッ(ライムを1/4用意します)

ショートカクテルは「3口で」とか「3分で」飲みきると言われていますが、要はあまり時間を置いてしまうと味や風味、見た目が崩れてしまうカクテルです。
ですから早めに飲みきるといいでしょう

対してロングカクテルはショートカクテルほど繊細ではなく、時間をかけて飲むことができます

★サー(塩を用意します)

と言っても、何がショートカクテルで何がロングカクテルかわからないと、意味がないですね

一番簡単に分かる方法はグラスの形です
カクテルグラス(逆三角形の形をした、いわゆる「カクテル」と聞いてイメージするグラス)はショートカクテル、そしてタンブラー(円筒状の背の高いグラス)に入っているものがロングカクテルです。

特にカクテルグラスに入っているカクテルは氷が入っていないため、放っておくと温度がドンドン上がってバランスが崩れてしまいます…

★トクトク(ショットグラスに半量程度のテキーラを入れます)

逆にグラスに氷が入っているものは、氷があるため温度が上がりにくく、氷が多少融けてもバランスが崩れにくい味になっています。
もともと常温のカクテルも風味は落ちづらいです。

ちなみにショートカクテルの方がロングカクテルよりアルコールが高めで、その分飲みやすいものが多いので、飲みすぎるとあとで酔っぱらっちゃいます

特にマティーニなどはアルコール度数が非常に高いので、お酒の強くない方が知らずにオーダーしてしまうと、持て余し気味になってしまいます。

★シュポン トクトク シュワー(炭酸水で満たします)

オーダー前にショートカクテルかロングカクテルかを知るためには…
ズバリ、バーテンダーさんに聞いてください!
そのためにカウンターの向こうに相談役(テンダー)さんがいるのですから。

★お待たせしました、ショットガンです。
以前、隣のお店(笑)の負けdogLifeでうちのパロディをしたときに、負けdog氏が紹介したカクテルでもあります。
その節はお世話になりましたw

飲み方ですが…
左手の親指と人差し指先でライムをつまみ、指の根元に塩を乗せます。
右手はショットグラスにフタをするように持ったら…
塩をなめ、ライムをかじり、ショットグラスをカウンターに軽く打ちつけ、炭酸がこぼれないように一気にテキーラを飲み干します
このような飲み方をメキシンカン・スタイルと言います。
(飲み方なので、テキーラに限らずどんなお酒でもライムと塩で一気に飲むとメキシカン・スタイルになります)
ドラマや映画などでもたまに登場する飲み方ですね。
ショートかロングで分類するなら、ベリーショートに分類される飲み方ですね
テキーラと聞くとアルコール度数が高そうですが、ウィスキーやジンとさほど変らず40度前後です。
しかし一気に飲むので、酔いも回りやすく、「ただ酔うため」の飲み方かもしれませんね。
罰ゲームでやる人もいるようですが、マネはしちゃいけません
あと、高級店などではやらないようにしてくださいね(断られるとは思いますが…