【口蹄疫】東国原知事が一転、種牛の殺処分決める(10/07/15)
マスコミは、"殺処分拒否の姿勢を一転させた宮崎県の対処は一貫性がなく、いい加減"
ということにしたいようですね。
選挙中に民主党への投票を呼び掛けた民主党機関紙と呼ばれるゲンダイのような
マスコミはこんなことを書く。
【種牛問題 山田農相にケンカ売った東国原知事完全に負け戦 (ゲンダイネット)】
県政関係者が言う。
「知事の言動は、すべて人気取りのパフォーマンスとしか思えない。今月4日の口蹄疫再発も、
すっかり油断した知事が県外出張や講演にうつつを抜かしていたときに起きたのです。
その上、さらに国益を損ねようとしている。呆れた軽薄知事ですよ」
そんな声は届かないのか、県民は愛想を尽かしている。(日刊ゲンダイ2010年7月14日掲載)
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/17gendainet000119467/
支持率全国1位という調査結果が出ているのに、よくこんなことが書けるものです。
"ウソでも大声で言えば本当になる"ということか?
口蹄疫の発症以降、国がどんな対応をしてきたのかを見ていれば、
"県が悪い"という発想は出てくるはずがないのですが…
東国原知事は自身のブログで不満をぶちまけているのですが、今さらマスコミが触れる
ことはないでしょう。
国が何をしてきたのかを知らないと、この問題を正しくとらえることはできませんよ。
以下7月17日の記事より
7月17日(土)の読売新聞社説「一貫性を欠いた宮崎県の対応」について・・・・・・
『口蹄疫が発生した直後の初動の遅れをはじめ・・・・』
→これは、どういうことだろうか?
4月20日に第一例目が確認されると同時に、県は直ちに対策本部を設置し、家伝法に
基づく、国の防疫マニュアルに従い粛々と適切に取るべき対策と作業を進めた。
「初動の遅れ」とはもしかしたら、以下のようなことを言っておられるのか?
国内で口蹄疫が発生したにも関わらず、国の対策本部長である赤松大臣は外遊に出掛け、
初めて来県されたのは、発生後約3週間経ってからであった。
それとも、赤松大臣の「だから殺せと言ったんだよ」と笑って発言されたこと?
それとも、初めて来県された際「幸いにも、今は川南町だけに留まっているので・・・・・」
と発言されたこと?
それとも、川南(かわみなみ)町の名前をいつまでも間違っておられたこと?
各閣僚がお越しになったとき、大体の閣僚は発生地の各地名を全然覚えておられなかったこと?
それとも、国の現地対策本部が本県に設置されたのは、発生後約一ヶ月も経ってからだったこと?
そこに来られた現地対策本部長の山田氏が「僕がここに来たのは、ワクチンを打ちに来たんだよ」と
嬉しそうに、まるで宮崎が実験場であるかのように仰られたことを言っているのか?
それとも「一日一万頭は殺せ」と無理難題を高圧的に言われたことか?
「後、1・2件は発生するだろう」と予言されたことか?
それとも、国の対策本部長だった鳩山首相が来県され「国の責任において、万全を期す」と
明言された翌日に辞任されたことを言っているのか?
それとも、まだ終息していないのに、国の現地対策本部は、ワクチンの一件が終わったら、
数人残してさっさと撤収されたことか?
いずれにしろ、国の国家的危機管理意識はそれくらいしか無いということを言っているのか?
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