中国のことわざ-101 緑林という言葉
盗賊や山賊のことを緑林という。前漢と後漢のつかの間の王朝新の皇帝、王莽の失政を咎めて西暦18年に立ち上がった反乱軍である赤眉軍が、緑林山にたてこもったことに基づく。その主体は王莽の失政で生業を離れた流亡の農民であった。
なお、赤眉軍は王莽の軍と味方を区別するために、眉を赤く染めたため軍の名前を赤眉といった。
出典:「十八史略 Ⅲ 梟雄の系譜 :徳間書店、奥平卓、和田武司訳、1987年7月七刷」、広辞苑
盗賊や山賊のことを緑林という。前漢と後漢のつかの間の王朝新の皇帝、王莽の失政を咎めて西暦18年に立ち上がった反乱軍である赤眉軍が、緑林山にたてこもったことに基づく。その主体は王莽の失政で生業を離れた流亡の農民であった。
なお、赤眉軍は王莽の軍と味方を区別するために、眉を赤く染めたため軍の名前を赤眉といった。
出典:「十八史略 Ⅲ 梟雄の系譜 :徳間書店、奥平卓、和田武司訳、1987年7月七刷」、広辞苑