MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

9月25日生まれのジャズマン サム・リバース

2021-09-26 20:16:18 | 音楽夜話(ジャズ)
9月25日生まれのジャズマン サム・リバース


Sam Rivers (Saxophone) 1930–2011.  生誕91周年




どこかのジャズ喫茶で聴いたことがあった。
ジャケットも見たことはあったけど、その時、音源にあたったのは初めてだった。
この誕生日紹介も2巡目に入っている。前回は「Fuchsia Swing Song」を聴いたので
今回は、60年代マイルスクインテットに参加して、日本公演をした時のマイルス・イン
・トーキョーを聴く。サム・リバースのサックスはコルトレーンとも違い、善戦していると思う。
若手のリズム隊の煽りもきつそうだけれど、マイルスはゴーイングマイウェイだ。
こういうアルバムはいつ聴いてもいい。それにしても、トニー・ウイリアムスのシンバルはいいなぁ。
Miles Davis: Miles in Tokyo 1964
https://www.youtube.com/watch?v=7WMZUmHUPNs&list=PLlW6NEknXQP9MAB8IBsCr_Ucs4fsBgEWh&index=1

 





9月24日生まれのジャズメン ファッツナヴァロ

2021-09-25 21:07:55 | 音楽夜話(ジャズ)
9月24日生まれのジャズメン ファッツナヴァロ
Fats Navarro (Trumpet) 1923–1950. 生誕98周年


ファッツ・ナヴァロというと、ブルーノートの頬っぺた
ディジーの様に膨らましたジャケットが思い浮かぶ。
短命だった。クリフォードブラウン等に影響を与えた。
若いころの輝きのある音楽。改めて聴いてい見ると生きている音楽だなと思う。
音源が残っていてよかったと思ったりする。


The Fabulous Fats Navarro Volume 1 & 2
https://www.youtube.com/watch?v=saRyU12dp_U&list=PL0q2VleZJVElHZBSw5CkakiN8du_AvUz5



アンドリュー・マンゼ指揮北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団演奏会

2021-09-24 21:10:03 | 音楽夜話(クラシック)
9月24日
03:00-05:00 20.00-22.00 NDR


 マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調


アンドリュー・マンゼ指揮北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
2021年9月23日 ハノーヴァー、クッペルザールから生中継


アンドリュー・マンゼはピリオド世代の指揮者かと思っていたら、
何時しか放送交響楽団のシェフになっていた(2014~)。
、マーラーとかブルックナーとか取り上げず、外のオケと住み分けを
しつつ、映画音楽やクラシック周辺の楽曲を取り上げていくなどの進みを
しているという。


しかしながら、本年度のオープニングはマーラーの復活を据えたり(コロナ禍で
5番に変更)、11月にはブルックナーの8番をプログラムに入れたりしている。
放送交響楽団の使命としてのプログラムもあるというが、現代ものをやらないとか
結構、住み分けのために色々レパートリーも違うのだろう。


マーラーの5番は彼の楽曲の中でも第4楽章のアダジエットが映画に使われ
ヒットしたところから、全曲も聴かれるようになり今に至る。
マンゼの棒はどのようにマーラーを語るのか興味はある。
すっきりとしたマーラー像が立ち上がり、個人的には堪能できた。
 
マーラー交響曲第5番 嬰ハ短調アンドリュー・マンゼ指揮北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
https://www.ndr.de/kultur/Mahlers-beliebteste-Sinfonie-Ein-verfluchtes-Werk,audio975008.html



9月23日生まれのジャズ・マン   ジョン・コルトレーン フランク・フォスター レイ・チャールズ レス・マッキャン ジェレミー・スタイグ

2021-09-23 23:34:06 | 音楽夜話(クラシック)
9月23日生まれのジャズ・マン ジョン・コルトレーン フランク・フォスター レイ・チャールズ レス・マッキャン ジェレミー・スタイグ




John Coltrane (Saxophone, Tenor Saxophone, Soprano Saxophone) 1926–1967.  生誕95周年。


ジャズ・ジャイアンツの一人。前期中期後期と音楽が時代とともに変わっていく。
それほど厳しくはまったわけではない、後期はやはり今でも聴くには重い。
多分彼の1番聴いたアルバムはこれかもしれない。かっこいいよね。


John Coltrane - Giant Steps (2020 Remaster)
https://www.youtube.com/watch?v=xy_fxxj1mMY&t=36s


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


Frank Foster (Saxophone, Arranger) 1928–2001. 生誕93周年


ベイシー楽団のメンバー&アレンジャーとして活躍したというのは存じていましたが、なかなかいい
闊達な演奏姿勢は好感が持てます。


Shiny Stockings
https://www.youtube.com/watch?v=0F0-bG8SLD4&list=OLAK5uy_nWBrlQZ--d0PS_RAOF6KDz81sAOACKpiM&index=1


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


Ray Charles (Piano, Vocals-Lead) 1930–2004. 生誕91周年


レイ・チャールズと言えば「What I SAY?」。
ソウル・ジャズ。ヴォーカリストとして、ここではオルガン・プレイヤーとして、
なかなか腕達者。クインシー・ジョーンズも手伝ってまとまり良くアルバムに
なっている。時代ですね。


Ray Charles - Genius + Soul = Jazz
https://www.youtube.com/watch?v=4nbOw4FYa3U&list=PL1a1FcevWP18qowbeQQOusZSvB2rx2WqU&index=1


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


Les McCann (Piano, Vocals-Lead) in 1935.  86歳おめでとう。


スインギーなピアノが聴かれる。ソウルジャズの立役者の一人。
音源は初めてあたった。ピアノが語る。GOGO~。


Les Mccann Trio Live in Hollywood, New York and San Francisco (Bonus Track Version)
https://www.youtube.com/watch?v=A97icVS3QM8&list=OLAK5uy_nA0nnyhJWRiRdJ_DPGTPa1-DZMDOOamSE&index=1




///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////




Jeremy Steig (Flute) was born in New York City in 1942-2016 生誕79周年


スタイグというと、エヴァンス・トリオの1枚しか聴いたことがない。
フルートという楽器自体、サックス奏者の持ち換え楽器だったりして、それ専門という奏者は
少ないと思う。彼はその一人だ。
晩年は横浜に住んでいたということは死亡記事と一緒の新聞記事で知った。


ホワッツ・ニュー(ビル・エヴァンス・トリオ+ジェレミー・スタイグ)
https://www.youtube.com/watch?v=97X4cw26ibA&list=OLAK5uy_kEd471TmHzYzy6z87EEsPruYdZXZj8TtU



デニス・ラッセル・デイヴィス指揮中部ドイツ放送交響楽団 演奏会

2021-09-23 20:34:07 | 音楽夜話(クラシック)


9月20日
02:30-05:00 19.30-22.00 MDR


ペルト:サルヴェ・レジナ(2002)約16分
出典:祝福された聖母マリアへの聖歌
ブルックナー:交響曲第6番 イ長調 約89分
ペルト:主よ、我らに平安を与え給え(2004) 約4分
デニス・ラッセル・デイヴィス指揮中部ドイツ放送交響楽団および合唱団
2021年9月12日 ライプツィヒ、ゲヴァントハウス




宗教曲もしくは、宗教的色彩を帯びた曲とでもいおうか。
ぺルトは器楽曲を1-2曲聴いたことがあった。
声楽曲はきっと初めて、それも宗教色を帯びたものは余計に。
サルヴェ・レジナは2000年代の作品なので、ぺルト自体は
一山超えた後の作品。16分くらいの曲。讃美歌みたいな流れも
あるけれど、短調で始まり長調で解決するという感じの流れは
あるものの、もっと深い世界が現れる。そこに身を置いて聴いていると
なにか癒しがあったり、瞑想しているように右から左へと考えが
浮かんでは消え時間が過ぎていく。それを体験する。そういう聴き方も
あるのかもしれない。1年くらい前のブルノ・フィルの時もぺルトの曲を
プログラムしていた。ぺルト押しの指揮者なのだろうか。


放送上編集されていたのか、コンサート前に楽曲の説明の様なものが、
ステージからなされていたので、間がなくブルックナーはぺルトのあとすぐ始まった。
6番。4番でも5番でも、7番でもない6番。1楽章山場まで10分くらい時間がかかる。
ドイツのオケなので、あまりとがったところがない。ブルックナーには必要な感じ
なのかもしれない。2楽章も丁寧に演奏されているように思う。咆哮するようなこともないし。
ホルンも綺麗に鳴っているし順調に進む。デイヴィスはリンツ・ブルックナー響と全集を作っている。
ある意味手の内なのかもしれない。聴きやすい曲ではないけれど、まとまっている感じがする。
入門には向かないけれど、聴き進んでいくとそれなりになじんで、やはりブルックナーだな
と思う。
ペルト:「主よ、我らに平安を与え給え」続けて、短調の旋律が続く。また世界が変わる。
ブルックナーとは、また違う世界観が現れる。
3曲続けてプログラムは何かを語ろうとした。ある意味長く、ある意味短く時間が過ぎた。
不思議なプログラムだった。