MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

10月4日生まれのジャズマン エディー・ゴメス スティーヴ・スワロウ

2024-10-04 19:22:36 | 音楽夜話(クラシック)
10・4


Eddie Gomez (Bass) was born in Puerto Rico in 1944. 80歳おめでとう


ジャズジャイアンツとの共演が多く、エヴァンス3では11年の歳月を過ごしている。
ベーシストとしても一流。トリオを去ってからの活動もコンスタントにあるようで、
下のアルバムなどギター・ベース・ドラムスのトリオで室内楽的なJAZZを展開している。


Triology
https://www.youtube.com/watch?v=YrJJVsOM8R0&list=OLAK5uy_lAeo_x4-5ZIldDarFwV43NXxxSmc8H3eo&index=1


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Steve Swallow (Bass) was born in Fair Lawn, NJ in 1940 84歳おめでとう。


歳のこと考えると、ベースも大変だろうと思う。重いし。
でも音楽のこと考えると、頑張れるのだろうな。
この手の音楽を進んで聴くことはないけれど、
やってる本人が興味が失せないうちは続けて
欲しいものだと思う。


Playing in Traffic(2009)
https://www.youtube.com/watch?v=NzK0Y8is7cw&list=OLAK5uy_nxFauhfxaKS4eBlt6b913QgQKg-8poEHA&index=1


ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(1887年初稿) ファビオ・ルイージ指揮NHK交響楽団

2024-10-04 18:24:14 | 音楽夜話(クラシック)
10・3


19:30-21:10 NHK-FM 第2016回定期公演


 ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(1887年初稿)


ファビオ・ルイージ指揮NHK交響楽団
2024年9月14日 渋谷、NHKホール


最近では演奏されるのが珍しいといわれる、1887年初稿での
演奏。他のとどこがどう違うのか、はっきり把握していない。
流れに任せるしかない。ルイージは確か結構ブルックナー好きで
研究しているという話をどこかで見聞きした記憶がある。
N響では2番4番を実演してるが、今回、初稿の8番。
2稿より長い。これを3回ぐらいの総合練習でものにする、
N響って何見たいなところはある。あとは聴衆者の集中が
切れないか。長いのだ。個人的にはごつごつしない演奏。
それもまたよし。流れるそれもルイージ風で、長さを感じない。
確かに小節数は長いのだろうけれど、それを打ち消す何かが
ルイージにはあった。スコアや音源で他を聴きこんている方に
とっては、違いが受け入れられないことがマイナス因子になる
けれど、個人的にはまだそこまでオタクではないので、
これもいいのではないかと思ってしまう。身をまかせるしか
ないのだ。テンポ感も外れていないと思えたし、ダイナミックス感も
演出できていた。これはこれでありだと思う。


10月2日生まれのジャズマン ハワード・ロバーツ

2024-10-04 08:13:09 | 音楽夜話(ジャズ)
10月2日生まれのジャズマン ハワード・ロバーツ


Born on this day, October 2nd…


Howard Roberts (Guitar) was born in Phoenix AZ, 1929–1992. 生誕95周年 没後32年


お名前は存じ上げていましたが、音源までたどりつきませんでした。 
プレイヤーとしても裏方や教育者としても功績を残しています。
今日は彼のそんな一面から、スタンダード曲集を聴いてみました。


The Magic Band II
https://www.youtube.com/watch?v=Av-SNPwSaqI&list=OLAK5uy_lUGX-OkSS8FrzuOyyEnq_d1bb2Cg2QYyQ



王羽佳 (ユジャ・ワン)(ピアノ) アントニオ・パッパーノ指揮ロンドン交響楽団ショパンP協2番マーラー巨人

2024-10-04 07:55:48 | 音楽夜話(クラシック)
10・2


03:30-05:45 19.30-21.45 BBC3


シマノフスキ:演奏会用序曲 変ホ長調 op.12
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21


マーラー:交響曲第1番 ニ長調
王羽佳 (ユジャ・ワン)(ピアノ)
アントニオ・パッパーノ指揮ロンドン交響楽団
2024年9月19日 ロンドン、バービカン・ホール


シマノフスキはどちらかというと今どきのわりと
豊かに鳴るタイプの管弦楽曲で、20世紀に入って作曲されている。
映画音楽の様というとべただけれど、そういう風にも
聞こえてしまう。華やかに鳴っていた。


ショパンの2番は、1番から比べると好きな人は
好きという1曲。
ユジャ・ワンの2番。割と端正に弾いている。
熱くなりすぎず、弾き飛ばすこともない。
抑制が効き指揮者の指示に従っているようにも聞こえる。
パッパーノはロンドン響の首席指揮者。
コミュニケーションも取れているという。
ショパンの弾き具合はこの程度がアベレージなの
かもしれない、それ以上を求めるのは、ショパン
演奏には必要ないのかも。指も良く回っている。
細かいフレーズも、きっと細心の注意を払って
弾いているのだろうと思う。ピアノの音は美しく、
オケに埋もれることもない。プロピアニストは
きっと寝てるときと風呂とトイレと食事以外は
鍵盤に向かっているのではないかと、このような
演奏を聴いてしまうと思ってしまう。
この後、9月24日から29日まで、来日公演に
明け暮れた。彼女はラフマニノフの1番ショパンの
2番の協奏曲を持ってきていたが、イギリスのプロと
同じものは、サントリーホールの1夜だけだった。
ショパンは27日しか弾いていない。忙しい人気ピアニスト
は、嵐のように去っていった。好印象を残して。


マーラーの1番はいろいろな名演はあるものの、
パッパーノ色を出してのものだった。
割と刻印つけみたいな歌いどころ満載みたいな
歌って聞かせる印象を持った。歌曲ではないが、
そういう印象を持たせながら記憶に刻むような
作りを見せている。なかなかなものだった。



ヤーノシュ・コヴァーチュ指揮ハンガリー放送交響楽団および女声合唱団 エルガー ホルスト惑星

2024-10-04 07:52:10 | 音楽夜話(クラシック)
10・2
02:35-04:35 19.35-21.35 BartokRadio


エルガー:2つのパート・ソング op.26
The snow 雪
Fly,singing bird,fly 飛んで 歌う鳥よ 飛んで
 
同:序曲「南国より」 op.50
  えるが

エリザベス朝舞曲組曲より


ホルスト:組曲「惑星」 op.32
ヤーノシュ・コヴァーチュ指揮ハンガリー放送交響楽団および女声合唱団
2024年10月1日 ブダペスト、バルトーク・ベーラ国立コンサートホールから生中継


前半はエルガー。後半はホルスト。イギリスでまとめる。


惑星は曲ごとのキャラクターがはっきりしているので、弾き分けが必要になる。
それぞれの曲想をつかんで表現することはスコアを見るだけでなく、実際の
音を出して判断することも必要になろう。そういうことを感じた演奏。
例えば:火星、ゆっくり目のテンポで入ってくる。ゆっくり揺らいでいくところがある意味
怖さをあおる。こういう進め方もあるか。金管も鳴らしているが、アメリカロシア的な
轟音ではない。やはりヨーロッパの鳴りかなと思う。緊張が続く。この緊張感の出し方は
いいと思う。引き込まれる。最後はダメ押しの様に怒涛の演奏。すごい。
というような。