MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

鄭明勲指揮フィレンツェ五月祭管弦楽団 シューベルト・未完成 ブラームス4番

2024-08-13 19:14:51 | 音楽夜話(クラシック)
8・13


05:30-06:45 22.30-23.45 RadioTre


シューベルト:交響曲第7番 ロ短調 D759「未完成」
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op.98
鄭明勲指揮フィレンツェ五月祭管弦楽団
2024年5月25日 フィレンツェ、市立劇場




シューベルトの未完成は
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
2023年10月12日 パリ・フランス放送オーディトリアムから生中継


放送で聴いていた。多分手の内の1曲なのだろうと思う。これ以外にも
実演は多数あるのだろうと思う。弦の鳴らし方が上手かった。
指揮者の熱が演奏者に伝わり、聴衆に聞こえるというシステムは
なかなか不思議。この熱感は誰しもあるのではなく、特定個人にある。
キャラクターなのか、どこ行ってもそれなりの熱感のある演奏を展開する。
それがいい感じだと思うと、聴き続けてしまう。彼がその一人。
押しつけがましくない熱感が個人的魅力だったりする。


ブラームスの4番は
鄭明勲指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
2021年1月9日 アムステルダム、コンセルトヘボウ大ホール


で以前放送で聴いていた。今回も演奏は安定しており、若干の
ダイナミックさなどの変更はあるのかもしれないけれど、
流れはとどまらず歌い、テンポはそれほどきわだって
早いわけでもなく順当なものだった。もう手の内の
レパートリーになっているのだろう。熱もあるし、
押しつけがましいところがないのは好ましい。
そういうところが、彼を聴き続ける要因になっている。
終楽章のフルートの表情付けも好ましかった。




コメントを投稿