MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

エマニュエル・アックス(ピアノ)ヘルベルト・ブロムシュテット指揮フィラデルフィア管弦楽団 モーツァルトピアノ協奏曲第18番 ブルックナー4番

2023-06-26 21:01:40 | 音楽夜話(クラシック)
6月26日
02:00-04:00 13.00-15.00 WRTI


モーツァルト:ピアノ協奏曲第18番 変ロ長調 K.456
ソリスト・アンコール
フランツ・シューベルト:白鳥の歌 D. 957 - 第4曲 セレナード


ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」
エマニュエル・アックス(ピアノ)ヘルベルト・ブロムシュテット指揮フィラデルフィア管弦楽団
2023年3月4-6日 フィラデルフィア、ヴェライゾン・ホール


18番はほとんど聴いたことなかったけれど、1楽章は清々した感じでよかった。
2楽章は短調になり雰囲気あるし、こういう曲だったのかと感心した。
アックスのピアノも上品。


ヘルベルト・ブロムシュテットは、このところこの曲もプログラムに挙げているように思う。
作りもしっかりしている。アメリカのオケだからか、金管がはっきりしていて
重量感もあるので、下支えが感じられて聴きごたえがあった。ヨーロッパのそれとは
少し違うかもしれないけれど、いろいろな楽しみ方ができる。


チャイコフスキー国際コンクール ピアノ部門 2次通過者

2023-06-26 18:02:06 | 音楽夜話(クラシック)
2次通過者
Stanislav Korchagin (Russia)
Xuanyi Mao (China)
Sergei Davydchenko (Russia)
Ilya Papoyan (Russia)
George Harliono (United Kingdom)
Angel Stanislav Wang (USA)
Suah Ye (South Korea)
Valentin Malinin (Russia)

2次通過 使用ピアノSスタインウェイ 4 yヤマハ4

 ×1Xianfei Liu (China)   長江(中国)
 〇2Stanislav Korchagin (Russia)  S
 〇3Xuanyi Mao (China)  S
 〇4Sergei Davydchenko (Russia)   y
 ×5Marcel Tadokoro (Japan/France)  y
 〇6Ilya Papoyan (Russia)      y
 ×7Alessandro Villalva (Italy)  カワイ
 ×8Nikolai Kuznetsov (Russia) S
 〇9George Harliono (United Kingdom) y
〇10Angel Stanislav Wang (USA)  y
〇11Suah Ye (South Korea)  S
×12Aleksandr Kliuchko (Russia)   y
×13Koki Kuroiwa (Japan)       y
×14Konstantin Khachikyan (Russia)  S
〇15Valentin Malinin (Russia)  S

Draw results: 
米     1/1   14%
中国2    1/2   14%
ロシア   4/7   54%
日本2   0/2 0
イタリア  0/1 0

英     1/1   14%
韓国     1/1    14%
カザフスタン
セルビア  
2次通過者   8名 
  
本来2次通過者は6名が本選に進むことになってるが、
今回は6名から8名に増え、その中で本選を戦うことになった。
どのような理由からそうなったのかは、外見にはわからない。
本選は3日間と変わりないものの27日3人28日3人最終日29日
2人のコンテスタントが望むことになった。

1次から選曲の妙があり、ショパン択一のコンクールとは違い
多彩な表現が展開された。ロシア勢が牙をむいた形になったが
ロシアン・ピア二ズムの勢いは衰えず、上手いし引き付ける
何かがあると感じた。
日本勢は残念ながら残らなかったけれど、考え方が違うのかも
しれないけれど個人的には僅差なのではと思うところがある。
技術的に素人目には負けてはいないと思う。
ステージ・マナーも悪くない。健闘を称えたい。
米・中・英・韓のコンテスタントは何かやはり他にない秀でるところが
あると思われた。明日からの本選、一人コンチェルト2曲。
結構3人の日は長帳場、24時開始だからアーカイブ見るしかないか。


レコード芸術2023年4月号の特集「神盤再聴」その輝きは色褪せない。ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)

2023-06-26 09:05:30 | 音楽夜話(クラシック)
レコード芸術2023年4月号の特集「神盤再聴」その輝きは色褪せない。ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)


メンデルスゾーン
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op. 64 - ヤッシャ・ハイフェッツ (ヴァイオリン),
ニューヨーク・フィルハーモニック, グィード・カンテルリ(指揮)録音:1954年LIVE


チャイコフスキー
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 35 ヤッシャ・ハイフェッツ (ヴァイオリン)
シカゴ交響楽団 -フリッツ・ライナー (指揮)録音: 1957年




ハイフェッツと言えば、若いころラジオで聴いてた演奏家の中にいた。
ヴァイオリンを縦横無尽に操り、名曲を仕立てていく。名人芸を
聴く感覚だった。今もメン・チャイの協奏曲は良く聴かれる曲であり、
録音しているアーティストも多い。その中での演奏を再聴する。
と言ってもこれは未聴のアルバムであり、初めて聴くものになる。


名人芸というだけのことはあり、汗一つかかないで演奏している様子が
目に浮かぶ。超絶技巧も難なくこなすような感じで、音もはっきり
くっきり発しており、さりとて冷たいわけでなく、音楽として成立している。
その時代のあり様という点での録音は残っていくだろう。
今どきの演奏とは少し違うかもしれないけれど、当時の美音・技巧・
ハイフェッツの音楽性を聴くにはやはり時代の名盤の1枚なのかもしれない。