MOBU'S MUSIC MAZE

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NHK-FM JAZZ TONIGHT ▽復活!モンタレー・ジャズ・フェスティバル

2021-10-02 23:20:04 | 音楽夜話(ジャズ)
▽復活!モンタレー・ジャズ・フェスティバル


ニューポートと並ぶ米国2大フェスの一つ、
モンタレー・ジャズ・フェスティバルが9月末に開催される見通しだ。
これを機に、過去フェスで記録された名演を振り返って聴く。


楽曲


「For All We Know」
Dave Brubeck Quartet
(6分12秒)
<WEA WPCR-1486~8>
Monterey Jazz Festival, 40 Legendary Years(1958) 3枚組CD
Dave Brubeck (piano)
Paul Desmond (alto sax)
Joe Morello (drums)
Eugene Wright (bass)


しっとりした、ポール・デスモンドのアルトが効いてる。
MCであったように、ピアノ・ソロのところで、飛行機が飛んでる。
かなり大きな音で入ってるけど、こういう効果音は、上手く入ると
効果的だね。このころのブルーベックは本当に人気があったとか。
なかなかLIVEでもいい演奏です。
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「Four Brothers」
Woody Herman's Big New Herd– At The Monterey Jazz Festival
(3分30秒)
<Atlantic WPCR-27192>


Woody Herman's Big New Herd –(1959)
Saxophone [Baritone] –1 Med Flory
Saxophone [Tenor] –4 Bill Perkins, 1Richie Kamuca, 3Zoot Sims
1-4ソロオーダー。スイング感のある演奏ですね。
ライブなのに縦線がぴっちりと合う気持ちよさ。
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「33 222 1 222」(19拍子)1966(Big Band)Don Ellis(tp)
The Don Ellis Orchestra* – 'Live' At Monterey !(1966)
(10分14秒)
<Pacific Jazz CJ32-5006>
3台のベース。ダブル・ドラムス。金管入って大迫力。名演。
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「Portrait of Vivian」
Randy Weston Sextet Guest Star Booker Ervin - Monterey '66
(10分08秒)
<Nippon Phonogram PHCE-1057>
テナーのブッカー・アーヴィンが吹きまくる。
涙を流しながら演奏しているという逸話のある曲。
ランディーの母親にささげた曲。
気の入った魂の演奏。


Guest [Guest Star], Tenor Saxophone – Booker Ervin
Trumpet, Flugelhorn – Ray Copeland
Baritone Saxophone – Cecil Payne
Piano – Randy Weston
Bass – Bill Wood*
Drums – Lenny McBrowne
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「振袖は泣く」
宮間利之とニュー・ハード(1974)
(5分16秒)
<ABSORD MUSIC ABCJ-73~74>
中・高時代の友人が、なぜか、このバンドに当時
はまっていて、聴かせてくれた想い出の1曲。
当時はJAZZの何たるかもわからなかったけど、
「なんかすごいもの聴いてるんだな」と
友人に言った覚えがある。
日本的な音階もあって聞き覚えがあった。
CD2枚組とのこと。奴はレコードで持ってた。
直立猿人とかラフィエスタとかもやってるものだ。


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「Keep Hold Of Yourself」(1994)
Sonny Rollins
(8分13秒)
<WEA WPCR-1486~8>
ソニー・ロリンズですね。どこを切ってもロリンズ。
かっこいい。バリバリ吹いてるし、伝わるものがある。
曲もいい。いうことなし。


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「Home Fries」(1996)
Joshua Redman
(8分03秒)
<WEA WPCR-1486~8>
いい感じのレッドマン。
イーストウッドが監修したアルバムに入っている。
40周年記念盤。名演ぞろいのアルバムとか。
今、売ってないというか、廃盤扱いの様。



ベスト・オブ・クラシック ドイツのオーケストラ3 フライブルク・バロック・オーケストラ

2021-10-02 21:03:47 | 音楽夜話(クラシック)
ベスト・オブ・クラシック ドイツのオーケストラ3 フライブルク・バロック・オーケストラ


「バイオリン協奏曲 ニ長調 作品61」
ベートーベン:作曲
(バイオリン)イザベル・ファウスト、
(管弦楽)フライブルク・バロック・オーケストラ、
(指揮)ラファエル・ピション
(40分16秒)


「交響曲 第41番 ハ長調「ジュピター」K.551」
モーツァルト:作曲
(管弦楽)フライブルク・バロック・オーケストラ、
(指揮)ラファエル・ピション
(27分51秒)


ゲスト・コンサート・マスター:平崎真弓Vn
(コンチェルト・ケルン・コンサート・ミストレス)


~以上、2020年10月1日 コンツェルトハウス(ドイツ、フライブルク)~


木管などは古楽器かなと思える様な響きをしている。
弦もノン・ヴィブラートかもしれない。
イザベル・ファウストはとてもレパートリーの広い演奏家。
バロックから近代くらいまでこなしている。
技能的にも出来上がっている演奏家のように思う。


攻めた演奏というか、前に前にという感じのアクティブな演奏。
カデンツはどれを使っているのかわからないけれど、
硬質な感じの演奏。全く遊びがない真剣勝負の様な感じの実演。


41番ジュピター。
硬質で前に出てくる演奏。かといって急いてるわけではない。
きっとこのようなテンポ設定なのだろう。
モダンオケとは違う静謐な響きがする。うるさくない。
これはこれで楽器の特性も違うのかもしれない。
古楽の楽器も鳴らし方によっては当時の音を再現しているのかも
しれない。遠いモーツァルトに思いを寄せる。
馬車が走っていく時代だ。





大野和士指揮カタルーニャ州立バルセロナ交響楽団演奏会

2021-10-02 18:40:48 | 音楽夜話(クラシック)
9月25日


03:00-05:00 20.00-22.00 CatalunyaMusica


メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番 ト短調 op.15
シューベルト:交響曲第6番 ハ長調 D589


アレクサンドラ・ドヴガン Alexandra Dovgan(ピアノ)
大野和士指揮カタルーニャ州立バルセロナ交響楽団
2021年3月27日 バルセロナ、ラウディトリ


メンデルスゾーンのピアの協奏曲第一番は多分初めて聴く。
Vn協奏曲は有名だけれど、ピアノまでは手が回らない。
このような機会でもということで、大野氏にご協力願った。


なかなか手が込んだ作品で、若書きにしてはよくかけているというか、
旋律も巧みで、よく作られた曲という感じがする。
終楽章も盛り上がって終える。ロマン派らしい香りもありで。


これもほとんど聴いたことなかった、シューベルトの6番。
未完成はよく聴いたが、その前後は今一歩だった。


ベートーヴェンでいう4番8番の関係なのか。シューベルトの6番8番の
様なことなのか。小ハ調曲。30分くらいの曲。
シューベルトらしい旋律もあるのだろう。はつらつとした感じもあり、
ある種の明るさも感じられ、聴いて何か親しみを感じた。
ベートーヴェンの交響曲の様な響きもあり、聴いているとある種の面白味を
感じた。たまにリピートしていこう。