MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

10月14日生まれのジャズマン 渡辺香津美

2021-10-14 18:34:19 | 音楽夜話(ジャズ)
Born on this day, October 14...


Kazumi Watanabe (Guitar) in 1953. 68歳おめでとう。


ギター・イズ・ビューティフル KW45
https://www.youtube.com/watch?v=pK-eIUVG27s&list=OLAK5uy_nosZmpGQgAmT_duACVgId1wYhmY1xUPx0&index=1


香津美さんは新旧問わず、本当に懐広い引き出しも豊富。今でもいつでもだれでも応対できそうな
凄さがある。それがこのアルバム。ほんと素敵な大人のギタリストだ。


10月8日~13日生まれのジャズマン。ヤング・ブランド・モンク・ライン・テイタム・ブラウン

2021-10-14 16:21:12 | 音楽夜話(ジャズ)
10月8日生まれのジャズマン


ラリーヤング(org)1940ー 1978   生誕 81周年。
Into Somethin'
https://www.youtube.com/watch?v=rLeeAHJ6E-o&list=OLAK5uy_lJbHJ3w3iTb0yZO0b_Q_aDcv3j5UjfpzA
吉祥寺のアーケードでこのCDバーゲンしてた時に買った。ラリーヤングを初めて聴いた。
そして個人的に好きな1枚になった。


10月9日生まれのジャズマン。
Dollar Brand (Piano)1934.87歳おめでとう。
「アフリカン・ピアノ」しか、頭の中に浮かばない。そこから広がらない。でも、このアルバムが
ある意味個人的に最高なので、それにとどまってしまった。マイナーレーベルだけど、CDでは
再発されてるようだ。


10月10日生まれのジャズマン。




Thelonius Monk (Composer, Piano) 1917–1982.  生誕104周年。


モンクは、自然に入ってきた。ジャズだと思わなかった。前衛のクラシックかと思ったり、
千変万化しているモンクの音楽は聞けば聞くほど、凄みを増してくる。


Thelonious Monk - 1964 - Maison de la Radio, Paris - Bootleg Remaster - HD
https://www.youtube.com/watch?v=al697st1oeU




10月12日


Melvin Rhyne (Organ) 1936–2013.  生誕85周年


Melvin Rhyne - Boss Organ
https://www.youtube.com/watch?v=UYyuMjn6fto&list=PLdFOkuVvI1ywSbWJk9LRJz0Ba6F-7EyqW


オルガンジャズの楽しみみたいなものを提示してくれる。ブルースはいい。定石だけど楽しめる。


10月13日


Art Tatum (Piano) was born in Toledo, OH, 1909–1956. 生誕112周年。
テイタムというと、ジャズの聴き初めに聴いた「タイガー・ラグ」にとどめをさされてしまい、
それ以降ほかに行かない。どうしたものか・・・。


Art Tatum - Dancing In The Dark (Full Album)
https://www.youtube.com/watch?v=LNCgdPP4WmQ




Ray Brown (Bass) was born in Pittsburgh, PA, 1926–2002. 生誕95周年
ベースの何たるかを語るベーシストの一人かな。ピーターソンにしても
ハリスにしても、ぴたっとつけて、効果的。無駄な音一つも出てない感じもいい。
すごいベーシストだよね。
Soular Energy
https://www.youtube.com/watch?v=sODs71nYjVE&list=OLAK5uy_nEu1vqDKDoH6VtD2z4rsEuuz6bBRGqTlY



ピアニストのピアノ選び。(ショパンコンクール)

2021-10-14 15:18:10 | 音楽夜話(クラシック)
ピアニストのピアノ選び。


ショパン・コンクールでは一人15分という中で、
コンテスト用のピアノを選ぶそうです。


メーカーの専属テクニシャン(調律師)さんがついて、
コンテスタントをサポートしていく様子を、以前、NHKの
ドキュメンタリーで見ました。コンクール中は不眠不休の
感じでのサポートに驚きましたが、パリ・ダカのピアノ版の
ように思いました。


今回は4社のピアノメーカーの楽器が提供され、
スタインウェイはハンブルクのもの、ヤマハは
CFX ファツィオリ、シゲルカワイEXという
錚々たる機種です。
音色の傾向はそれぞれあり、アーティストの好みと、
会場での響き具合など確かめながらできればいいのですが、
そうもいかないみたいです。


スタインウェイはハンブルグとニュヨークがあり、
ニューヨークの方がよりブリリアントという
話もあります。しかしながら、日本の小さな市の
市民会館にもスタインウェイが入るような世の中です。
その音を聴く機会は、クラシックに限らず、ポピュラーでも
使われてるはずで、その音はある意味全世界規模で聴かれて
いる気もします。そうなると、聞き覚えのある音に惹かれる
ことはあるわけで、コンテスタントとしても選択の余地があるとはいえ
選ぶ可能性は大きいのではないかと思います。


では、違うメーカーのピアノを選択するコンテスタントもいるわけで、
お国のメーカーのものを選択する場合もあるでしょうし、自分の音楽性に
合うピアノを選択する場合もあるでしょう。


会場での聞こえについては、スタインウェイはファットな(ふくよかな)感じは
するもののクリアに響きます。無駄な音は出てない気もします。倍音もすっきりして
いるのではないでしょうか。


ファツィオリ・ヤマハ・カワイはスタインウェイに比べるとファット感は少ない
気もしますが、その分クリアな響きが得られるようです。これが必要なコンテスタントは
その楽器を選ぶ可能性は大きいと思います。楽器も武器なので、ある意味おろそかには
できません。


あと、収録の会場のコンディションもあるでしょうが、録音する機材や環境設定も
重要なものです。多分会場で生を聴くと、より違う感じで聞こえているのではないかと
思います。それが聴き手の耳に届くとき、どう違っているかはわかりません。


コンテスタントによっては、収録音量の変化が感じられたりしたケースもありましたから、
生は収録し直しができないので大変です。
ピアノの最上の様子を配信しなければならず、それを追求しているとは思いますが
ライブと配信は違うような気もします。聴いてる方は審査員でもありませんから、
心地よく聴ければいいので、固いこと言わないという筋もありますが、
コンテスタントの一挙手一投足を聴きたいとなると大変ですね。


やはりコンテスタントの耳にもスタインウェイはいいようです。
残念ながら、ヤマハは第2次予選敗退になりました。
ピアノと相性のいいコンテスタントも通過しなかったというのもありますが、
ある意味残念です。


1次予選選択使用ピアノ
スタインウェイ‥‥64人(全体の約74%)
ヤマハ‥‥9人         10%
ファツィオリ‥‥8人       9%
カワイ‥‥6人 7%
87名。


2次通過者が使用したピアノ 18名スタインウェイ78%
               3名ファツィオリ 13%
               2名 kawai  8%
               0名 ヤマハ


ヤマハのクリアな音色は2次予選で敗退。(使用ピアノ選択変更は可能な様子)


ショパン国際ピアノコンクール第二次予選 結果・・・

2021-10-14 10:09:57 | 音楽夜話(クラシック)
ショパンコンクール2次予選通過者 23名。


聴き終えたので、結果を見たら。半分くらいまたいなくなるのですね。
独自な解釈などしている演奏家は残念ながら、ごっそりいなくなりました。
美音の演奏家も影ないし、確かに実力派、ショパン音楽の後継
スター性など兼ねそろえた逸材が、この中に、金鉱の原石の
様に横たわっているのか・・・。
審査員も責任重大。


ポーランドも日本もレベルの高い中にあって本当によく残っているというか、
中国は結構2次はいたはずだけれど、ある種の表現のスクエアさがあるのか、
一人除いて通過しなかった。その意味では韓国などの方が、まだ、自由度があるの
かもしれない。日本を含めてほかの国のショパニストが色彩豊かに競っているので、
第3次も面白くなりそうだけれど、どうか。3次は本日から。