MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

クラシックのように聴きJazzのようにノル。

2020-03-24 17:56:37 | 音楽夜話(ジャズ)
クラシックのように聴きJazzのようにノル。

このところFMとか、ネットでオリジナルに限らず
この曲を耳にする。「トルコ風ブルー・ロンド」。

原曲は、デイブ・ブルーベックの作品で、名盤
「タイムアウト」の1曲目に収録されている。
この曲は9/8拍子と4/4拍子が混じっていて、
クラシックのように聴き、中間部の4/4のスイング
するアドリブのところで曲にノルという、ちょっと
複雑な曲で、JAZZ聴き始めのころ、これは
ジャズじゃないと思ったりしたけれど、中間部は、
ブルース調で、「インチキ・インチキ」とカウント
しながら横揺れのスイングのリズムになる。

トルコ風のテーマに戻ると、乗れないけど熱く
メロディーが盛り上がっていったりして、そこは
それで聴きどころだったりする。

ある意味この曲は一筋縄ではいかず、楽しむ部分も
多いけど、その楽しみ方がいろいろあるというところの
やっかいさがある。

ブルーベックも、ポール・デスモンドもなかなか難しいことを
さらっとやってしまうので、ある意味ついていけなかったりする。
前半部のトルコ風の9/8拍子のところは書き譜がないと演奏できない
かもしれない。幸い、ブルーベックは、クラシックの教育をうけピアノも
達者に弾き、シェーンベルクに教えを乞うた位の方なので、
このくらいの曲をつくるのは可能だったのではないかと思う。

この盤の名曲はテイク・ファイブ(ポールデスモンド作)で5/4拍子。
だけれど、個人的には1・2・3・1・2と、3拍子と2拍子に分けて
カウントしていくと、曲に乗れりする。
しかしながら、トルコ風ブルーロンドは9拍子のところは乗りが
難しく、無理して乗らずにそこはクラシックを聴くように
静かにすることにした。
参考に譜面付きの音源を探してみたが、譜面上ではこのような曲に
なっていたのかと、ここはノリに期待せずに静かに聴くことにしようと
思ったわけです。

「タイムアウト」はこれ以外にも聞きこんでいくと、面白い仕掛けがある。
ある意味実験音楽的なところもあるもかもしれないけれど、聴きこむとブルーベックも
かなり音楽的に巧者ということがわかる。

The Dave Brubeck Quartet - 「TIME OUT」 Blue Rondo à la Turk
https://www.youtube.com/watch?v=vKNZqM0d-xo&list=PLB35C44F2FB28E90A&index=1

シリーズ・オーケストラ・ジャパンより 読売日本交響楽団

2020-03-24 10:20:24 | 音楽夜話(クラシック)
シリーズ・オーケストラ・ジャパンより 読売日本交響楽団


読売日本交響楽団ブックレット2020
https://yomikyo.or.jp/pdf/yomikyo_booklet2020-21.pdf

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シリーズ・オーケストラ・ジャパン(1)読売日本交響楽団

NHK-FM ベストオブクラシックで聴く。

サントリーホール収録の定期演奏会より。
常任のヴァイグレ氏の回だ。

このオーケストラは以前ミューザ川崎で聴いたことがあった。
日本のオケベスト5いや3以内に入る楽団だと思う。
演奏が安定していて、なおかつ前向きなアプローチがあるのではないか。
マイスタージンガーの最初の1音が出たとき、何かが違うレヴェルの高さを感じた。
日本のオケもなかなかやるではないかと思った。サントリーホールの音響を味方に、
弦の艶もあり、金管も鳴りすぎずバランスもよく木管のアンサンブルも美しい。
海外のオケを聴いている錯覚に陥った。
きっと海外の楽団に追い付け追い越せの姿勢がものを言ってるのかもしれない。

「楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
第1幕への前奏曲」
ワーグナー作曲
(9分51秒)
(管弦楽)読売日本交響楽団
(指揮)セバスティアン・ヴァイグレ

「チェロ協奏曲 イ短調 作品129」 シューマン作曲
(22分22秒)
(チェロ)ユリア・ハーゲン
(管弦楽)読売日本交響楽団
(指揮)セバスティアン・ヴァイグレ

「無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007 から
サラバンド」
バッハ作曲
(2分05秒)
(チェロ)ユリア・ハーゲン

「交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」」
ベートーベン作曲
(50分41秒)
(管弦楽)読売日本交響楽団
(指揮)セバスティアン・ヴァイグレ
~東京・サントリーホールで収録~
(2019年5月24日)

頭痛が和らぐクラシック音楽ランキング【バイエル製薬調べ】

2020-03-24 07:59:22 | 音楽夜話(クラシック)
頭痛が和らぐクラシック音楽ランキング【バイエル製薬調べ】

気分的に緩和する、ナチュラルメディシンみたいなものかな。
わからないでもないけど、まずは頭痛薬飲むだろうな。
個人的に痛いときは聴きたい気分ではないしな・・・・。
こういう取り組みする方もいらっしゃるということで、一つ。

第1位:ショパン『ノクターン第2番』 1,718名
第2位:バッハ『管弦楽組曲第3番』~『G線上のアリア』 1,600名
第3位:ベートーヴェン『ピアノソナタ第8番「悲愴」』~第2楽章 1,217名
第4位:ドビュッシー『ベルガマスク組曲』~『月の光』 1,113名
第5位:モーツァルト『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』~第2楽章 1,082名
第6位:瀧廉太郎『組歌「四季」』~『花』 909名
第7位:サティ『ジムノペディ第1番』 885名
第8位:エルガー『愛のあいさつ』 478名
第9位:チャイコフスキー『弦楽セレナーデ』~第1楽章 463名
第10位:マスカーニ 歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』~間奏曲 337名


頭痛が和らぐクラシック音楽ランキング【バイエル製薬調べ】
https://otomamire.com/headache-cure-music/