発見されたのは、冥王星より3倍も遠い距離にある謎の準惑星。
この準惑星は、太陽系内で最も遠い所にある天体と考えられているんですねー
太陽系近傍には、もっと多くの“浮遊惑星”が存在しているのかもしれません。
太陽系の外縁にある天体
発見されたのは準惑星“V774104”。
現在、太陽から154億キロの距離にあり、直径は500~1000キロと考えられています。
ただ現時点では軌道は不明なんですねー
一方、小惑星“セドナ”も、
発見当時には太陽から最も遠い軌道を回っている、
太陽系外縁天体として知られていました。
軌道は、
太陽に一番近づくときでも50天文単位より内側には入らず、
反対に一番遠いときには1000天文単位も太陽から遠ざかります。
(1天文単位は、太陽から地球までの距離で約1.5億キロ。)
こうした天体の軌道は、太陽系内でさらに遠くにある未知の天体や、
別の恒星の影響を受けているのかもしれないんですねー
“V774104”は、“セドナ”や小惑星“2012 VP113”と同様に、
“内オールト雲天体”という分類に属する天体なのかもしれません。
これまでの太陽系最遠天体は、
2005年に発見された、太陽から約146億キロの距離にある準惑星エリスでした。
今回、ハワイの“すばる望遠鏡”を用いた観測で“V774104”が見つかったということは、
太陽系が、これまで考えられていたよりも大きいという、さらなる証拠になるんですねー
ただ、“V774104”の軌道を突き止めて、天体の正確な大きさを決めるのには、
もう少し時間を要するそうです。
でも、この距離に位置していて見えるのですから、
“V774104”は大きい天体なんでしょうね。
こちらの記事もどうぞ ⇒ 冥王星の向こうに、もうひとつ惑星が存在するかも…
この準惑星は、太陽系内で最も遠い所にある天体と考えられているんですねー
太陽系近傍には、もっと多くの“浮遊惑星”が存在しているのかもしれません。
冥王星より3倍も遠い距離にある謎の準惑星“V774104”(イメージ図) |
太陽系の外縁にある天体
発見されたのは準惑星“V774104”。
現在、太陽から154億キロの距離にあり、直径は500~1000キロと考えられています。
ただ現時点では軌道は不明なんですねー
一方、小惑星“セドナ”も、
発見当時には太陽から最も遠い軌道を回っている、
太陽系外縁天体として知られていました。
軌道は、
太陽に一番近づくときでも50天文単位より内側には入らず、
反対に一番遠いときには1000天文単位も太陽から遠ざかります。
(1天文単位は、太陽から地球までの距離で約1.5億キロ。)
こうした天体の軌道は、太陽系内でさらに遠くにある未知の天体や、
別の恒星の影響を受けているのかもしれないんですねー
“V774104”は、“セドナ”や小惑星“2012 VP113”と同様に、
“内オールト雲天体”という分類に属する天体なのかもしれません。
太陽系で最も遠い天体“V774104”。セドナやVP113よりも遠い位置にある。 |
これまでの太陽系最遠天体は、
2005年に発見された、太陽から約146億キロの距離にある準惑星エリスでした。
今回、ハワイの“すばる望遠鏡”を用いた観測で“V774104”が見つかったということは、
太陽系が、これまで考えられていたよりも大きいという、さらなる証拠になるんですねー
ハワイにある口径8メートルの“すばる望遠鏡”でとらえられた“V774104”。 |
ただ、“V774104”の軌道を突き止めて、天体の正確な大きさを決めるのには、
もう少し時間を要するそうです。
でも、この距離に位置していて見えるのですから、
“V774104”は大きい天体なんでしょうね。
こちらの記事もどうぞ ⇒ 冥王星の向こうに、もうひとつ惑星が存在するかも…
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます