これまで観測された中で最も明るい「星の爆発」現象が見つかりました。
光度は太陽の5700億倍…
これまで知られていた超新星の2倍以上も強力な光を放っていて、
その途方もないエネルギーに科学者らは当惑しているそうです。
この超新星は“ASASSN-151h”といい、地球からの距離は約38億光年。
超高輝度超新星として知られる部類に属する超新星では、
これまでに見つかっている中で、最も近い距離にあるものの1つになります。
そして“ASASSN-15lh”の中心には、直径がわずか16キロの天体があります。
でも“ASASSN-151h”は、放出しているエネルギーが平均的な超新星の200倍で、
天の川銀河の星全部を合わせたよりも20倍も明るいんですねー
これほどのエネルギーが、
どのようにして生成されているのかは謎のままです。
ハッブルの観測に期待
世界各地にある多数の小型望遠鏡を用いて、
宇宙の明るい天体を検出するための観測プロジェクトに、
超新星全天自動サーベイ
“All Sky Automated Survey for Supernovae(ASAS-SN)” があります。
ASAS-SNプロジェクトでは、2014年以降で約250個の超新星を発見しています。
2015年6月に明るさが急激に増大し始めた“ASASSN-15lh”も、
このプロジェクトで発見されたんですねー
でも何が、“ASASSN-15lh”にエネルギーを供給しているのか?
この謎について科学者らは、まだお手上げの状態…
でも、ハッブル宇宙望遠鏡によって今後数か月以内に行われる観測で、
“ASASSN-15lh”と所属する銀河に関する、さらに詳細な情報が得られるかもしれません。
こちらの記事もどうぞ ⇒ 超新星“1987A”の残骸で見つかった中性子星の兆候
光度は太陽の5700億倍…
これまで知られていた超新星の2倍以上も強力な光を放っていて、
その途方もないエネルギーに科学者らは当惑しているそうです。
超新星の周囲で生じる宇宙のチリ(イメージ図) |
この超新星は“ASASSN-151h”といい、地球からの距離は約38億光年。
超高輝度超新星として知られる部類に属する超新星では、
これまでに見つかっている中で、最も近い距離にあるものの1つになります。
そして“ASASSN-15lh”の中心には、直径がわずか16キロの天体があります。
でも“ASASSN-151h”は、放出しているエネルギーが平均的な超新星の200倍で、
天の川銀河の星全部を合わせたよりも20倍も明るいんですねー
これほどのエネルギーが、
どのようにして生成されているのかは謎のままです。
ハッブルの観測に期待
世界各地にある多数の小型望遠鏡を用いて、
宇宙の明るい天体を検出するための観測プロジェクトに、
超新星全天自動サーベイ
“All Sky Automated Survey for Supernovae(ASAS-SN)” があります。
ASAS-SNプロジェクトでは、2014年以降で約250個の超新星を発見しています。
2015年6月に明るさが急激に増大し始めた“ASASSN-15lh”も、
このプロジェクトで発見されたんですねー
でも何が、“ASASSN-15lh”にエネルギーを供給しているのか?
この謎について科学者らは、まだお手上げの状態…
でも、ハッブル宇宙望遠鏡によって今後数か月以内に行われる観測で、
“ASASSN-15lh”と所属する銀河に関する、さらに詳細な情報が得られるかもしれません。
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