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まつちんの北海道周遊記

北海道内をあちこちドライブで出かけ、風景を中心に書き込んでいきます。たまに小ネタも混ぜますんで、ひまつぶしに見てね。

立待岬

2010年10月18日 | 渡島管内
前回からのつづき

8月16日(月)
3日目のスタートです。

まずこの日、向かったのは立待岬。



函館山の南東から突き出た形となっている立待岬は、
寛政年間には外国船を監視するための台場が設置され、
第二次世界大戦中は要塞地帯法により一般市民の立ち入りが禁止されるなど、
昔から軍事的な要所として位置づけられておりました。


もちろん現在ではそんな事もなく、こうして自由に立ち入ることが出来ます。


函館山のふもとは海へと続く断崖絶壁となっており、
なかなかの景勝地でもあります。



天気さえよければ見えるはずの、津軽海峡の向こうにある
下北半島は雲がかかっていて望めませんでしたが、
函館市街から湯の川方面は眺めることが出来ました。



ところで、立待の名はアイヌ語のヨコウシが意味する「待ち伏せするところ」より、
「ここで魚を獲ろうと立って待つという所」という意味に
転じたところから来ているそうです。


夜になると、海上にはイカ釣り漁船の漁火が見えるそうですよ。


静かに波が押し寄せる静かな朝でした。


<この日の走行距離>ホテルからここまで3キロ


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「新函館ラーメン マメさん」の塩ラーメン

2010年10月16日 | 渡島管内
前回からのつづき

函館の街中の散策を終えて、夕食としました。
「新函館ラーメン マメさん」で塩ラーメン(730円)をいただきました。


ふのりが練り込まれているというストレート麺は、
よく見ると、黒いぶつぶつが見えます。
麺そのものはそんなにクセがなく、つるつるといただけます。
スープのほうは非常にコクがあって、うまいです。



お店の住所は函館市末広町12番3号。



で・・・
これだけでは晩飯としては物足りないので、
駅の中にある中華料理屋さんで、ビールとサラダ、
ゲソの唐揚げをいただいちゃいました。


ビールは「小」ですけど。
ゲソの写真は撮り忘れてしまいました・・・



これにて、この日は終了。

ドライブというより、歩き通しの一日でした。



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東浜桟橋が北海道到達第一歩だった

2010年10月15日 | 渡島管内
前回からのつづき

さらに歩を進め、海へと出ました。


こちらは東浜桟橋(旧桟橋)です。
かつて明治期には、ここが青函航路の船着場として利用されておりました。

夜になって灯りがともされると、いい雰囲気になるのではないでしょうか。


桟橋のたもとには北海道第一歩の地碑があります。
本州からやって来た人にとっては、
ここが船から降りて北海道の地を踏む第一歩になった訳です。


ところで、この像、
「何の形だろう?」と思っておりましたら、
熊にいかりを配したデザインなんだそうです。
にしても、かなりざっくりとした形のような気もしますが・・・



桟橋に立って、函館港を見渡してみました。


赤レンガの倉庫群がノスタルジーをかもし出しております。


当時、ここを多くの人達が往来し、賑わいを見せていたんでしょうね。


今は多くの観光客で賑わいを見せております。


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基坂は道の出発点だった

2010年10月14日 | 渡島管内
前回からのつづき

お次は基坂を下ることにしました。


基坂の名は、この坂の下が基点となって、
函館本道が札幌まで続いていたことに由来します。
元来、坂の上には箱館奉行所、函館支庁といった役所がありましたし、
ここが函館の道の出発点だと考えられていたのでしょうね。



その坂の途中にありますのは、旧イギリス領事館です。

1859年(安政6年)に函館が開港した年に領事館は設置されました。
以後数度の火災に見舞われながらも、再建を繰り返し、
1934年(昭和9年)に閉鎖されるまで、
75年間、領事館が置かれておりました。
現在、この建物は一般公開されており、
当時の文化や歴史を紹介したパネル・資料も展示されているそうです。



さらに下へと降りていきますと、また歴史ありそうな建物に出くわしました。

不動産業や倉庫業を営んだ相馬株式会社の社屋でして、
大正期の建物なんだそうです。
今も現役で使われているとは驚きです。



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手をつなぎたくなる八幡坂

2010年10月13日 | 渡島管内
前回からのつづき

次に向かったのが八幡坂。
函館に数多くある坂道の中でも、
最も有名で最も絵になる坂道ではないでしょうか。


ここはテレビやCMでもよく使われており、
中でもチャーミーグリーンのCMが一番知られていると思います。



八幡坂の名はこの坂の上にあった箱館八幡宮に由来します。

その八幡宮は明治11年に焼失し移転しましたが、
名前だけは残りました。


海へと向けて一直線に伸びる坂道は、本当にいい眺めです。

その先には青函連絡船の摩周丸やベイエリアも見えており、
まさに絵になりそうなものが、ここには揃っております。
夜になりますと、こうしたものがライトアップされますので、
幻想的な光景となるそうですよ。



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元町公園には歴史的建造物がいっぱい

2010年10月12日 | 渡島管内
前回からのつづき

次に向かったのが元町公園。
この公園の上にあるのが旧函館区公会堂です。


1910年(明治43年)に完成したという洋風の建物は
水色と黄色という独特の色調で遠くからでも目立ちます。


内部は大理石の応接室、シャンデリアなどの豪華な装飾が施されており、
舞踏会も催されるようにゴージャスな造りとなっているそうです。
1911年(明治44年)には大正天皇が皇太子時代に
来道した際の宿舎として利用されたりもしました。


現在では観光施設としてはもちろん、
コンサートホールとしても利用されております。
館内にはハイカラなドレスの貸し衣装が用意されており、
写真撮影も出来るそうです。


2階にそうしたドレスを着た方がいらっしゃいますね。
往年の華やかなりし頃の気分にひたるのもいいかもしれませんね。



公園内には、こんな建物もあります。

旧北海道庁函館支庁庁舎です。
渡島支庁(現渡島総合振興局)は1922年までは
函館支庁という名称を使用していたようです。
かつての庁舎は明治期に建設されたものでしたが、
平成3年に火災にあってしまい、現在あるのは復元されたもののようです。
それでもレトロな感じのする建物はなかなか味がありますね。
現在1階は観光案内所、2階は写真歴史館として利用されておりますので、
その外観に似合った使われ方をしているのではないでしょうか。



その横にありますのが、旧開拓使函館支庁書籍庫です。

レンガ造りの建物はいかにも歴史がありそうな感じです。


公園からは函館の街を一望することが出来ました。

前面に広がる現在の町並み。
背後には歴史ある建物群があり、
新しいものも古いものも両方堪能出来る。
元町公園とはそんな場所でした。




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大三坂とチャチャ登りと函館ハリストス正教会と

2010年10月11日 | 渡島管内
前回からのつづき

次に向かった坂は大三坂。


細い石畳みの風情ある坂道です。
レトロな感じのする街灯も味わい深く、
そんな道を散策するのはなかなか楽しいものです。



そして、その坂の上にはすごく急で、もっと細い坂道が続きます。

この坂道はチャチャ登りと言います。
チャチャとはアイヌ語でおじいさんという意味でして、
前かがみで腰を曲げて登る姿が老人に似ていることから、
この名が付いたそうです。
これだけ細い急坂であるにもかかわらず、
地元の車はどんどん走っておりました。
観光道路と言うより、生活道路と言う意味合いのほうが強そうです。



この2つの坂のそばにあるのが、函館ハリストス正教会。

白い壁と緑色の屋根が映え、その上にのる尖塔もまた絵になるので、
素敵な写真を撮るにはうってつけの建物です。


特に教会の裏手から撮った写真が代表的によく使われますが、
この日はあいにく改修工事中。


ちょっと絵になりません・・・


教会の上に広がる空も曇り空。

全体的にどんよりした感じになってしまいました。
白壁も心なしかくすんで見えます。



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二十間坂には仏も神もあった

2010年10月10日 | 渡島管内
前回からのつづき

歴史を堪能した後は、函館の坂めぐりをしました。
まずは二十間坂を登ります。


この坂は函館で幾度となく大火が起こっていたため、
その対策として二十間(約36メートル)の幅で造られました。



坂の途中にあるのが真宗大谷派函館別院。

1915年(大正4年)に建築されたという寺院は歴史的風情を感じさせます。



そして、坂のてっぺんには・・・

自由の女神!
周辺の景観と調和しないと言う事で、物議をかもしたあれです。
確かに周辺とマッチしているとは言えないでしょう。
とは言え、色々と考え方はあるのでしょうが、
個人的にはそんなに目くじら立てる程でもないかなという気はしました。

この後、8月19日に撤去されたそうです。


こちらが坂の上からの眺め。

函館は坂の街。
さらに色々とめぐってみましょう。


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「箱館高田屋嘉兵衛資料館」と「北海道坂本龍馬記念館」

2010年10月09日 | 渡島管内
前回からのつづき

昼食後は早々にホテルの駐車場へと車を入れました。
後は全て徒歩での行動となります。



まずは資料館巡りからという事で「箱館高田屋嘉兵衛資料館」を訪れました。

高田屋嘉兵衛の名を知る人はほとんどいないかと思います。
彼は江戸時代後期における箱館と本州との船による交易を行いつつ、
北洋漁業や造船業を手掛け、さらには箱館大火の復興事業や
井戸堀、道路改修、開墾・植林に私財を投じるなど
地域の発展に相当な貢献をします。


そんな中、1811年にロシア軍艦ディアナ号のゴローニン少佐が
クナシリ島を測量中に日本側に捕らえられ箱館に護送されるという
ゴローニン事件が発生します。
当時、日本は鎖国下にあり、南下政策をとるロシアとの関係は緊迫しておりました。
すると、翌年、今度は高田屋嘉兵衛がゴローニンの身代わりとして、
捕らえられカムチャッツカに連行されてしまいます。
嘉兵衛はロシア側を説得し、日本へと戻り、
ゴローニン解放に向けて奔走し、ついに事件は解決をみます。
彼は民間人の立場で外交問題の解決という大きな仕事をやってのけたのです。



この資料館にはそうした彼の船の模型や船箪笥、
当時使用されていた生活用品などが展示されております。

ただ、解説が少ないので、彼の功績と展示物との関連性が分かりにくいかもしれません・・・

「箱館高田屋嘉兵衛資料館」の住所は函館市末広町13番22号。




次に訪れたのは「北海道坂本龍馬記念館」。

坂本龍馬については、大河ドラマもやっていますし、
ご存知の方も多いので、紹介するまでもありませんが、
意外にも北海道とのゆかりがあったりするのです。
彼は京の都で尊皇攘夷にあけくれる過激志士や若い武士達を
蝦夷地の開拓と防衛にあてようとする構想を持っていたそうです。
彼自身が北の新天地にたどり着く事はついにありませんでしたが、
その志は彼の子孫らに受け継がれています。


龍馬とともに蝦夷地開拓に向けて動いていた甥の坂本直(高松太郎)は
蝦夷地経営に関する建白書を明治新政府に提出した後、
自らは箱館裁判所に勤務し、箱館戦争にも従軍。
直の弟坂本直寛は北見や石狩などの開拓に尽力し、
その一家も高知県より北海道へ移住しております。
直寛の孫には六花亭の包装紙の絵で知られている坂本直行がいるなど、
非常に北海道とは縁が深いのです。


この記念館には、坂本龍馬や彼をとりまく人々の書簡や当時の銃・刀、
さらには彼の子孫の功績が分かる資料なんかも展示されております。


「北海道坂本龍馬記念館」の住所は函館市末広町8番6号。
電停「十字街」のすぐそばです。



<この日の総走行距離>52キロ


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「きくよ食堂支店」の三色丼

2010年10月08日 | 渡島管内
前回からのつづき

函館五稜郭の次は朝市にある「きくよ食堂」でお昼ご飯いただく事にしました。
元祖巴丼で名をはせた食堂も今では本店、支店、ベイエリア店と
3店舗を展開するまでになりました。

私が向かったのは支店のほうです。
で、3種類のネタをお好みでチョイス出来る三色丼(1680円)を注文。


うに、いくら、かにの3種にしました。
好きなものを選ぶとなると、いつもこの組み合わせになってしまいます。



・・・・・・
腹ごしらえをすました後も函館散策は続きますよ。


<この日の走行距離>森からここまで50キロ(五稜郭から6キロ)


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