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まつちんの北海道周遊記

北海道内をあちこちドライブで出かけ、風景を中心に書き込んでいきます。たまに小ネタも混ぜますんで、ひまつぶしに見てね。

キムンドの滝

2009年05月30日 | 胆振管内
前回からのつづき

とうや水の駅から、洞爺湖北岸を走る道道132号線を東へと進みました。
この道は非常に曲がりくねっている上に、道幅も全体的に細いので、
前にゆっくり走っている車があっても、追い越すポイントがほとんどありません。
そんな車にあたっても、どうせスピードの出せない道です。
あせらずのんびりと、景色を楽しむ位の気持ちで走ることが必要です。

あ、わき見運転はだめですよ。

そんなくねくね道を走り、次に向かったのがキムンドの滝。
滝までは一旦、道道をそれて舗装道を2キロ走ります。
さらに、駐車場から川の上流を目指して400メートル程
歩いた所にキムンドの滝はあります。


川の流れはかなり激しく、滝の勢いもかなり迫力あるのではないか、
そんな期待を持たせるようなものでした。


よく見ると、川底がオレンジ色をしております。

他ではあんまり見られない変わった色ですね。

やがて、滝が姿を表しました。

高さ8メートル程の滝ですが、その勢いたるやかなりのものです。
マイナスイオンたっぷり浴びました。



ところで、気になりましたのが、滝の横にそびえる崖。

何だか崩れそう・・・
というか、下を見ると、既に崩れた後が。


この辺りの岩盤は約1000万年前に噴出したマグマで形成されたものですが、
風化が進み、落石しやすくなっているそうです。
水を含むと非常にもろいので、特に雨降りの時や雨上がりの増水時は
かなり危険なんだそうです。


こちらの崖なんか、こっちに向かってせり出しており、
いつでも崩れ落ちそうな感じです。




・・・・・・
それでも、行きつくまでの道のりは、決して険しいものではないので、
思いのほか、お手軽に秘境感を味わえる所だと思いますよ。


<この日の走行距離>長万部からここまで84キロ(とうや水の駅から11キロ)


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(北海道部門90位あたりにおりましたが、今日はどうでしょう?)



とうや水の駅

2009年05月29日 | 胆振管内
前回からのつづき

豊浦からは洞爺湖へと向かいました。
で、たどり着きましたのが洞爺湖北岸に位置する「とうや水の駅」。


北海道に「道の駅」は、今や100以上を数えるまでになりましたが、
「水の駅」というものは、ここにしかありません。
中はと言いますと、観光情報コーナー、売店、軽食コーナーなどが備えられており、
機能的には道の駅とほとんど一緒です。



また、水という名が付くとおり、建物の後ろには洞爺湖が広がっております。


この日は天気も良く、湖はとっても穏やかでした。


白鳥たちは春の暖かな陽射しのもと、
のんびりとくつろいでいるようでした。



さてここで、お昼になりましたので、ご飯をいただくことに。
水の駅の中にある軽食コーナーでいただきましたのが、
讃岐うどん(420円)。


「何故、ここでうどん?」
と思われる方もあるかと思いますが、
水の駅のある洞爺湖町は香川県三豊市と姉妹都市なんだそうです。
だからでしょうか、うどんはこしがあり、
かつおぶしたっぷりで、おいしかったですよ。



・・・・・・
このうどんだけでは、量的にちともの足りないような気もしますが、
とりあえず、次に向かいます。



<この日の走行距離>長万部からここまで73キロ(豊浦から27キロ)


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噴火湾展望公園

2009年05月28日 | 胆振管内
前回からのつづき

カムイチャシ史跡公園から、国道37号線に戻りまして、
噴火湾沿いにさらに進みました。


そして、次に立ち寄ったのが、豊浦の町の手前にある噴火湾展望公園。

この高さ20メートルの展望塔が目立つ公園です。

この塔に登るのは無料という事ですので、
エレベーターで登ってみました。


こちらは展望塔からの眺め。
噴火湾を一望です。


前日とはうってかわって、天気はいいようです。


こちらは豊浦の町の方向。

漁港が見えます。

こちらは前日の宿泊地であった長万部の方向。


また、背後の山の上を見ますと、
北海道洞爺湖サミットの会場となったウィンザーホテルも見えました。



次はその洞爺湖方面へと向かいますよ。

<この日の走行距離>長万部からここまで46キロ(カムイチャシ史跡公園から13キロ)


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カムイチャシ史跡公園

2009年05月26日 | 胆振管内
前回からのつづき

文学碑公園から海岸沿いに車を走らせて、
ものの数分で、今度はカムイチャシ史跡公園に到着。

駐車場から公園までは、
トンネルとトンネルの間にある階段を登っていきます。


左が鉄道のトンネル、右が車道のトンネルです。

登る直前、左側のトンネルから列車が出て来ました。

札幌発函館行きの特急「スーパー北斗」です。
この日はゴールデンウィークの真っ只中でしたので、
きっと満席に近い状態だった事でしょう。



それでは階段を登りましょう。
ところが、この階段は一番上まで150段以上もあり、
そしてとんでもなく急なのです。
上から下を見ると、こんな感じ。


一歩でも踏み外したら、下まで転げ落ちて行きそうで怖いです

完全に息を切らせながらも、一番上にようやく到着。


上からは、このとおり、はるか向こうまで見渡す事が出来ます。

そもそも、カムイチャシとはアイヌ語で「神のとりで」という意味を持っており、
ここからは長さ16m、幅5m、深さ3mの壕やつぶて石が発見されております。
やはり、敵の侵入を早く発見するためには、
このような見通しのいい所が適格だったのでしょう。


海に浮かぶは敵の舟・・・ではありません。漁船です。

さらにここから先へと道が続いておりましたので、
行ってみる事にしました。



途中にある橋は壊れていて、景色に見とれていると、
落っこちますので、ご注意を。



そんなデンジャラスな橋を越えて行った先では
噴火湾を一望することが出来ました。


なかなかいい眺めです。

・・・・・・
それでは次へと向かいましょう。



<この日の走行距離>長万部からここまで33キロ(文学碑公園から数百メートル)


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文学碑公園

2009年05月25日 | 胆振管内
前回からのつづき

静狩湿原から国道37号線を噴火湾沿いに進みますと、
国道は一旦、山側へと入ります。
そして、静狩峠、礼文華峠という小さな峠を越えた後、
道道609号線へと入り、再び海に向かって進みました。



この道はとても細く、切り立った岩の間を縫うように通っております。
見通しもよくないので、対向車を気にしながら、
慎重に運転しないといけません。


そんな訳で、ゆっくりゆっくりの運転となりましたが、
やがて、海岸のそばにある文学碑公園に到着。



文字どおり、ここには歌碑や随筆碑が建てられております。
↓左が与謝野寛(鉄幹)・晶子夫妻、右が斎藤茂吉の歌碑。


逆光で何も見えませんが・・・
与謝野夫妻は昭和6年に
斎藤茂吉は昭和7年に北海道を訪れております。
ともに鉄路でこの地を通っており、
車窓から噴火湾を眺めていた事でしょう。


↓こちらは伊藤整の随筆碑。


このあたりは砂浜の海岸でありながら、
岩がそびえ立っているという面白い地形をしております。



この日の噴火湾は波もおだやかで、
暖かな陽光に照らされておりました。




・・・・・・
さらに先へと向かいましょう。



<この日の走行距離>長万部からここまで33キロ(静狩湿原から23キロ)


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倶多楽湖

2008年11月06日 | 胆振管内
前回からのつづき

道道350号線を進み、ついに倶多楽湖畔に到着。



倶多楽湖は周囲8キロ程の小さな湖。
原生林に囲まれ、秘境ムードが漂う、
神秘的な雰囲気の湖です。




湖の透明度は28.3メートルと、摩周湖に次いで全国2位。
水がとっても透き通っておりました。


波に揺られる一枚の葉っぱ。
ゆらゆら揺られ、どこに流れつくのでしょう。


そして、湖を眺めるスワンボート。

その先に何を見つめる?

さらに、神秘的な湖にはこんなものも出るそうで(笑)

見てみたい気もしましたが、
いつまで待っても出てくれそうにはありませんので、
次へと向かうことにしました。



<この日の走行距離>壮瞥からここまで55キロ


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扇型展望台

2008年11月05日 | 胆振管内
前回からのつづき

道道350号線をさらに進み、
やがて「扇型展望台」という看板が見えてきました。
私の道路地図に載っておりませんが、とりあえず立ち寄ってみました。



数台しか駐車スペースのない小さな展望台ですが、
ここからは倶多楽湖を眺めることが出来ました。




木々に隠れて、その全容が見えない湖は何だか神秘的です。


この湖、湖畔ではどのように見えるのでしょうか。

初めて訪れた地でわくわくしながら、湖畔への道を進んだのでした。


<この日の走行距離>壮瞥からここまで53キロ


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日和山展望台

2008年11月04日 | 胆振管内
前回からのつづき

大湯沼から道道350号線を奥へ奥へと進みました。
この道、一応舗装ですが、
車がすれ違えるかどうかの幅しかない所もありますんで、
通行にはご注意を。


その途中、立ち寄りましたのが日和山展望台。

日和山は標高377メートルの活火山。
今も豪快に山のどてっ腹から、噴煙を上げております。


まるでジェット機のようにごおごおと音を立てておりましたよ。
今にも爆発しそうで、何か怖いです。


また、先ほどみた大湯沼を見下ろす事も出来ました。



・・・・・・
さあ、さらに進みますよ。


<この日の走行距離>壮瞥からここまで50キロ


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大湯沼と奥の湯

2008年11月03日 | 胆振管内
前回からのつづき

地獄谷から次に向かったのは大湯沼。


大湯沼は、日和山の噴火によって出来た周囲1キロのお湯の沼です。

表面温度は50度ほど、深いところになると130度もあり、
間違って入ったりしたら、大やけどです。



また、大湯沼はすぐ近くの展望台からも眺めることが出来ます。


こちらは展望台からの眺め。

表面が灰黒色に濁っているのは、硫化水素によるものなんだそうです。

こちらは沼に隣接してそびえる日和山。


ごおごおと噴煙をあげておりました。



さらに、大湯沼のすぐそばには奥の湯というのもあります。

こちらは直径30メートル程と小さなお湯の沼。
大湯沼と同様に硫化水素泉で、表面温度は80度もあります。

近くにいた人の話によると、お湯の量は以前より減っているんだとか。

・・・・・・
それでは次へと向かいましょう。

ちなみに地獄谷の有料駐車場を利用すると、
ここの駐車場はその半券で入れますよ。



<この日の走行距離>壮瞥からここまで49キロ


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地獄谷

2008年11月02日 | 胆振管内
前回からのつづき

オロフレ峠を降りて、次に向かったのが登別地獄谷。



地獄谷は日和山の噴火によって出来た爆裂火口の跡です。


長径約450mの谷底には15の「地獄」が点在しております。


そこらじゅうから、水蒸気や火山ガスが噴き出しており、
周囲は硫黄の匂いが充満しております。






赤茶けた岩肌がむき出しになっている、その様相はまさに「地獄」です。


やがて、地獄谷の奥にたどり着きました。

ここでは水蒸気が一番激しく噴き出しておりました。

こちらは鉄泉池。

80度の熱湯です。
温泉につかるには、ちょっと熱すぎです。


ここにお金を入れる人がいるようでして、
温泉成分で、投げ込まれたお金の色が変わっていました。


ですが、「お金を投げ込まないように」と張り紙されてました。
多分、ご利益も何もないですよ(笑)


この池、間欠泉でして、しばらくすると、沸いてきました。

ぶくぶくぼっこんぼっこんと、かなりな勢いでしたよ。


・・・・・・
大地の迫力を感じる事の出来る地獄めぐりでした。



この日のドライブ、まだまだ先へと向かいます。

<この日の走行距離>壮瞥からここまで48キロ


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