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まつちんの北海道周遊記

北海道内をあちこちドライブで出かけ、風景を中心に書き込んでいきます。たまに小ネタも混ぜますんで、ひまつぶしに見てね。

白鳥湾展望台

2009年10月13日 | 胆振管内
前回からのつづき

室蘭市街から白鳥大橋を渡って、噴火湾沿いに進みました。
次に立ち寄ったのが白鳥湾展望台。



この展望台からは白鳥大橋を眺めることが出来ます。

今ではすっかり室蘭のシンボル的存在となった白鳥大橋は
1998年6月に開通しました。
全長1380mの橋は関東以北では最大のつり橋です。
1日の交通量は11,600台(2003年)と言いますから、
結構な量かと思いきや、これでも計画当初に
想定されていた28,000台の半分以下。
橋の通行には有料方式を予定していたものの、
少ない台数では採算面で折り合わないとされ、
暫定無料として供用開始されるに至ったいきさつがあります。



手前ではタンカーが航行しておりました。


遠くには大黒島が見えました。

対岸には室蘭の街並みが広がっておりますし、
夜は白鳥大橋がライトアップされるそうですから、
ここは夜景スポットとしてもいいかもしれませんね。



・・・・・・
さらに先へと進みますしょう。



<この日の走行距離>恵庭からここまで164キロ(室蘭から10キロ)


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(北海道部門60位あたりにおりましたが、今日はどうでしょう?)



ごまそば処「味の民芸」

2009年10月12日 | 胆振管内
前回からのつづき

室蘭の街へ入り、遅めのお昼ご飯をいただくことにしました。
有名な天丼屋さんを狙いましたが、お店の外まで大行列!

お昼もすっかり過ぎたというのに・・・


行列嫌いな私はあっさりとあきらめて、
長崎屋の中にあるごまそば処「味の民芸」で
カレーそば(680円)をいただく事にしました。

こちらは逆にお客さんの姿はなし。

ごまそばをいただくのは久しぶりですね。
そして、意外にも結構な量がありまして、
お腹いっぱいになりました。


<この日の走行距離>恵庭からここまで154キロ(地球岬から4キロ)


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地球岬

2009年10月11日 | 胆振管内
前回からのつづき

金屏風からさらに道道919号線を進みまして、地球岬へと到着。


地球岬と言えば、展望台から見下ろした断崖の上に立つ
このチキウ岬灯台がお馴染みですね。


地球岬は親である断崖という意味の「ポロ・チケップ」がチキウに転訛したものでして、
地球岬という漢字は当て字だそうです。



この辺りは海抜100メートルもある断崖が13キロにも渡って連なっており、
以前より人気の景勝地として名高かった所です。


昭和60年には「北海道の自然100選」、
翌年には「あなたが選ぶ北海道」
でいずれも第1位となっております。


この日も大勢の観光客が訪れており、
おかげで舗装の駐車場へは入れずに、
砂利の駐車場のほうへ誘導されてしまいましたが・・・



それでも以前、ここを訪れた時には濃霧で何も見えず、
景勝地もへったくれもありゃしない目にあいましたが、
今回ははるか水平線を望むことが出来たので、よしとしましょう。


対岸には駒ヶ岳も見えましたよ。


・・・・・・
それでは室蘭の街へと向かいましょう。



<この日の走行距離>恵庭からここまで150キロ(金屏風から1キロ)


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金屏風

2009年10月10日 | 胆振管内
前回からのつづき

トッカリショから道道919号線の細いくねくね道を進みまして、
次に寄りましたのが金屏風。


高さ100メートルもある断崖は赤褐色が混じっております。
これは火山活動によって堆積した火山灰に、
溶岩が流れ込んだことにより、変色したものなんだそうです。


この独特の色の岩肌に朝日があたると、金色に輝くそうです。
その様子から金屏風と名づけられたのは言うまでもありません。



・・・・・・
このあたりは延々と険しい地形がつづき、
道も延々と険しく続いていきます。



ゆっくりと安全運転で、次へと向かいますよ。


<この日の走行距離>恵庭からここまで149キロ(トッカリショから700メートル)


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トッカリショ

2009年10月09日 | 胆振管内
前回からのつづき

白老から国道36号線を南下し、室蘭に入りました。
海岸沿いの道を進んで、まず立ち寄ったのはトッカリショ。


トッカリショとはアイヌ語の「トカル・イショ」からきており、
アザラシの岩という意味だそうです。



冬場になると、下の岩場に多くのアザラシが集まっていたことから、
こうした地名になったんだとか。


時期的なせいか、残念ながら、
この日はアザラシの姿は見えませんでした。



それにしても、このあたりは緑色のなだらかな丘陵が続いているんですが、

海のほうへと下にいくにしたがって、非常に険しくなっております。
上下の対照的な地形がなかなか面白いですね。



ちなみに、このトッカリショには一つの伝説が残されております。
神秘的な月明かりの夜、魔の神が、日の神が眠っているすきに盗んだ
「光の衣」を着て夜空にあらわれたため、二つの月が光り輝いた。
アイヌたちは異変が起こったと騒ぎ立てた。
これを見た文化の神オイナカムイは、魔の神の仕業と見破り、
銀の弓で銀の矢を放ち、魔の神を射落としたので、再び平和を取り戻した。

                          (近くにあった看板より)


<この日の走行距離>恵庭からここまで148キロ(白老から47キロ)


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白老仙台藩陣屋跡

2009年10月08日 | 胆振管内
前回からのつづき

白老で立ち寄りましたのは仙台藩陣屋跡。


幕末期、列強の圧力に屈する形で開国に踏み切った江戸幕府は、
ロシアの南下政策を警戒し、蝦夷地の警備を奥羽諸藩に命じます。
そのうちの一つ、仙台藩は白老からえりも岬、
さらには国後島や択捉島までと、非常に広範囲なエリアを担当します。



その本拠地となったのが、ここ白老なのです。
この地に陣屋が設置されたのが1856年のこと。
さらには広尾、厚岸、根室、国後島泊、択捉島振別にも
出張(でばり)陣屋が設置されたそうです。



白老の陣屋の面積は66,000平方メートルと道内最大級。
周りを堀と土塁で囲み、
内曲輪(うちくるわ)と外曲輪(そとくるわ)とがありました。



内曲輪には本陣や勘定所、兵具庫、穀蔵などが置かれました。

↑これが本陣の跡。
ここが中枢機能を担っていたのですね。




また、外曲輪にはいくつかの長屋や稽古場があり、
交替で120名の藩兵が駐屯していたそうです。



彼らはここで日々、弓や剣術、火縄銃や大砲の稽古にはげみます。
しかしながら、1868年の大政奉還により、江戸幕府は倒れてしまいます。
現在のように、情報網が発達していない時代のことですから、
幕府が無くなった後も、それを知らないまま、
警備を続けていたことでしょう。


やがて、戊辰戦争が勃発。
箱館より攻め込んできた新政府軍に追われるようにして、
彼らはこの地を去ることになります。
こうして、陣屋はわずか12年の歴史に幕を閉じます。


その後、陣屋は取り壊されてしまい、建物自体の痕跡は残っていません。
残った柱の跡をもとに、かろうじて間取りが復元されるにとどまっております。



こちらはそばにある資料館です。

当時の地図や陣屋を再現したジオラマ、武具などが展示されており、
陣屋の歴史を詳しく知ることが出来ますよ。
歴史が好きな方におすすめです。


↓資料館について詳しくはこちらで
仙台藩白老元陣屋資料館ホームページ

<この日の走行距離>恵庭からここまで101キロ(三階滝公園から28キロ)


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トーテムポールの丘

2009年10月07日 | 胆振管内
前回からのつづき

次に三階滝公園の向かいにあるトーテムポールの丘へと行ってみました。



これらのトーテムポールは旧大滝村(現伊達市)と姉妹提携を結んでいる
カナダのレイクカウチン町との交流を記念して立てられました。



元来、トーテムポールは北米の太平洋岸に住むインディアンが
集落の入り口などに立てていた木の柱です。
人の顔、動物、品物などが積み重ねた状態で彫刻されておりますが、
これらは氏族や系族などによって決まっており、
その集団の出自や歴史、社会的・宗教的関係などを表しているんだそうです。



まあ、ここにあるのはそういうのとは関係ないでしょうが、
その風貌は非常に独特でして、何とも奇妙ですね。



・・・・・・
ここからは道道86号線を進みました。


実はこの道、初めて通る道でして、
道路地図でも細く書かれており、ちょっと心配したのですが、
全面舗装道路で、そんなに細いこともなく、
思いのほか快適に走ることが出来ました。



意外にもあっさりと白老に到着。
白老で立ち寄った先は・・・
それは次回で。



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三階滝公園

2009年10月06日 | 胆振管内
前回からのつづき

大滝からさらに進んで、次に訪れたのは三階滝公園。



三階滝は非常に勢いがあり、なかなか豪快です。


その豪快な流れからは多くのマイナスイオンが発生しており、
近くの看板によると、1cc当たり50,000個にもなるそうです。


マイナスイオンには睡眠や食欲の増進効果があるそうですよ。


ここは紅葉の時期の景観がおすすめのようなのですが、
完全に色付くにはもう少し日数が必要のようでした。


今頃はいい具合になっているかもしれませんね。


さらに、公園の売店でアロニアソフト(300円)をいただきました。

アロニアはここ大滝で栽培されております。
その実はポリフェノールを多く含んでおり、
目の機能回復、血液循環の改善、高血圧防止、老化予防など、
様々な効果があるそうです。



マイナスイオンとポリフェノールで少しは健康回復したでしょうか?

<この日の走行距離>恵庭からここまで73キロ(大滝の道の駅から7キロ)


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道の駅「フォーレスト276大滝」

2009年10月05日 | 胆振管内
前回からのつづき

千歳からは道道16号線→国道276号線を西へと進みまして、
美笛峠を越えて、次に訪れたのが道の駅「
フォーレスト276大滝」。

大きなログハウス造りの建物です。


ここは目玉が2つあります。
1つはトイレの前に置かれた自動演奏ピアノ


ピアノなんて、普段聴く機会がないものですから、
腰をおろして、じっくりと耳を傾けるのもいいかもしれませんね。

ただし、場所はあくまでもトイレの前ですが・・・


そして、もう一つはきのこ
レストハウスできのこ汁(150円)をいただきました。

あったかーいきのこ汁は体が温まります。
他には「きのこおにぎり」なんてのもありましたよ。


<この日の走行距離>恵庭からここまで66キロ(千歳から55キロ)


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たんぽぽ公園

2009年06月03日 | 胆振管内
5月5日(火)
4日目(最終日)のスタートです。

恵庭から国道36号線を南下。
やがて、道道10号線に入りまして、
この日最初に立ち寄ったのが鵡川にある「たんぽぽ公園」。



鵡川と言えば「ししゃも」が有名ですが、
「たんぽぽ」もまた目玉なのです。



まさに一面たんぽぽが咲き誇っておりました。


ここのたんぽぽの群生地の広さは10haもあり、
日本一の面積と言われた事もあるそうです。


最も見頃となる5月下旬には黄色のじゅうたんが
これ以上に広がっていたことでしょう。



5月24日には「たんぽぽフェスティバル」が開催されており、
大勢の人で賑わいを見せたことでしょうね。


さらに、このフェスティバルにはソフトバンクのCMでお馴染みの
白い犬「カイ君」が登場したそうです。

むかわ出身だなんて、知ってました?


しかしながら、私が訪れた朝のたんぽぽ公園には、
まだ訪れる人も少なく、とっても静かでした。



・・・・・・
さわやかな朝の空気を吸って、先へと進みますよ。



<この日の走行距離>恵庭からここまで56キロ

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