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まつちんの北海道周遊記

北海道内をあちこちドライブで出かけ、風景を中心に書き込んでいきます。たまに小ネタも混ぜますんで、ひまつぶしに見てね。

西山火口散策路(その1)

2010年05月21日 | 胆振管内
前回からのつづき

モロラン陣屋跡から国道37号線を進みまして、
次に有珠山の西山火口散策路を訪れました。



有珠山が噴火したのは2000年(平成12年)3月31日のこと。
西山山麓からマグマ水蒸気爆発が発生し、
3200メートルの高度にまで噴煙が達したそうです。



大量の噴石が周囲の建物に大きな被害をもたらしました。

今も建物に噴石が突き刺さったままです

また、火山活動は地盤の隆起も発生させ、
道路がこんなにも割れてしまいました。



その割れ目からは、ふきのとうが顔を出しておりました。

自然の破壊力のすさまじさとたくましさを
あわせ持つ光景です。


・・・・・・
遊歩道はさらに続きます。



<この日の走行距離>室蘭からここまで48キロ(モロラン陣屋跡から38キロ)


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東蝦夷地南部藩陣屋跡モロラン陣屋跡

2010年05月20日 | 胆振管内
前回からのつづき

5月2日(日)
2日目のスタートです。
ホテルを出発し、白鳥大橋を再び渡って、
この日、最初に訪れたのは東蝦夷地南部藩陣屋跡モロラン陣屋跡。

ずいぶんと長い名前です


幕末期、外国船の来訪が相次いだことから、
江戸幕府は南部藩に蝦夷地の警備を命じます。
南部藩がここに陣屋を築いたのは1856年(安政3年)のこと。
周囲には高さ2~3メートルの土塁を築き、
その外側には壕なんかも掘られました。



内部には藩士の詰所や長屋、稽古場、火薬庫などがあり、
350人が駐留して、警備にあたっておりました。



背後には当時に植えられたのでしょうか、
随分と背の高い木が並んでおりました。



この陣屋が使われたのは12年あまり。
大政奉還がなされた翌年の1868年(慶応4年)、
藩士たちは自ら陣屋を焼き払い、引き揚げたそうです。



それから140年以上たった今では、
陣屋のすぐ前を国道37号線が走っており、
そこでは多くの車が行き交っております。
およそ藩士たちが想像すら出来なかった光景でしょう。


そんな中でひっそりとたたずむ陣屋跡でした。

<この日の走行距離>室蘭からここまで10キロ


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室蘭の夜景

2010年05月19日 | 胆振管内
前回からのつづき

夕食の後、室蘭市内をちょっとだけ散策しました。
室蘭では観光PRに夜景を使おうという動きがあると、
前の日にテレビでやっていたものですから、
どんなものか見てみようと思ったのです。



まずは旧室蘭駅舎。

明治期のいかにも歴史のありそうな建物は、
ノスタルジックな雰囲気をかもし出しております。



港の方へと出てみますと、ちょうど貨物船が停泊しておりました。


こちらは工場群。

前日のテレビでやっていたのは、
ひと晩じゅう付いたままの工場の明かりを活用しようというものでして、
ビューポイントの発掘や、
ナイトクルーズなんかを出来ないかという取組みでした。



遠くには白鳥大橋も見えました。

暗くなりきってないのでやや物足りなかったのですが、
もう少し夜遅くなって、辺りがもっと暗くなれば、
より綺麗な夜景を楽しめると思いますよ。



また、測量山のテレビ塔はカラフルで綺麗でしたよ。


・・・・・・
走り疲れ、歩き疲れもあって、
この日はぐっすりと眠る事が出来ました。



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「天勝 本店」の天丼

2010年05月18日 | 胆振管内
前回からのつづき

この日の夕食は大正9年創業の老舗「天勝 本店」にしました。
実は以前、お昼にここを訪れた事があったのですが、
お店の前の行列を見て断念していたものですから、
是非とも行ってみたかったのです。



で、この日は夕方の時間帯となっていたせいか、
さすがに空いておりました。
楽々、席に座って、天丼(800円)を注文


天丼のタレって結構甘くて、
途中で食べ飽きてしまうようなものがあったりしますが、
ここのはそんなにしつこくないし、飽きもしません。
最初から最後までおいしくいただきました。



お店の住所は室蘭市中央町2丁目3-16。
カウンターがえらく長いお店です。


お店のホームページはこちら→天勝のホームページ


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白鳥大橋とエンルムマリーナの夕景

2010年05月17日 | 胆振管内
前回からのつづき

北黄金貝塚から国道37号線を進みまして、
白鳥大橋を渡り、道の駅「
みたら室蘭」に立ち寄りました。
ここの展望デッキからは白鳥大橋を一望することが出来ます。


夕陽色に染まりつつある白鳥大橋。
もう少し遅い時間になりますと、ライトアップされて、
その様相は一変することでしょう。



ここの道の駅は夜9時まで開館しており、
ここからその夜景を眺める事が出来るようになっております。



ちなみに、白鳥大橋をライトアップするための電力は風力発電でまかなわれているそうです。


陽もだいぶ低くなってきました。

大黒島の夕景がとっても絵になります。

帆船の像もあわせて撮ってみました。

夕景の写真はやっぱりいいですね。

<この日の走行距離>釧路からここまで446キロ



ここから、室蘭市内の宿泊先まではすぐでした。


<この日の総走行距離>450キロ


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北黄金貝塚

2010年05月16日 | 胆振管内
前回からのつづき

黄渓駐車場から道道2号線をさらに進み、
国道453号線へ出て伊達へと向かいました。
さらに伊達から国道37号線を室蘭方面へと向かった途中で、
立ち寄ったのが北黄金貝塚。


ここは縄文時代中頃(6000~4000年前)のムラの跡です。
貝塚、住居、墓、鹿を捕るための落とし穴、
祭祀のために土を盛り上げた跡などが発掘されました。



こちらは復元された竪穴式住居です。

1軒の住居には5人前後が住んでいたそうです。

中は見かけ以上に広く感じられ、
寝泊りするだけであれば、5人位ならゆうに入れそうです。


中では炭で火をおこしておりまして、少し煙たかったです。
実際にこうした事をやっていたのであれば、
住むにはちょっと難ありかもしれません・・・



住居は丘の中腹にありまして、
その丘を登って行きますと、


そこには貝塚がありました。

15メートル×15メートル程と結構大きなものです。
その深さは数十センチにもなるそうで、
これだけの貝殻が積み上げられるには相当な年月を要したことでしょう。



貝塚と竪穴住居と、その向こうに現代の住居。

時代を超えた不思議な取り合わせです。


<この日の走行距離>釧路からここまで434キロ(黄渓駐車場から39キロ)

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黄渓駐車場

2010年05月15日 | 胆振管内
前回からのつづき

オロフレ駐車公園からさらに道道2号線を上っていきますと、
いよいよ道路脇の雪の量が多くなり、
2~3メートル程の高さにまでなっていました。
運転中ですので、写真を撮る事は出来ませんでしたが、
そそり立つ雪の壁はなかなか迫力があり、
その間を車で走るのは結構爽快なもんです。



やがて、黄渓駐車場に到着。

どう見ても、これは5月の風景ではありません。
完全に冬の光景です。



見た感じ、そんなに日当たりの悪い場所という訳ではないのに、
これ程までに雪が残っているのは、かなり季節外れな感じがします。


雪が無くなって、緑がもう少し生えてくれば、
もうちょっと違った光景になるんでしょうけどね。



また、ご覧のとおり、遮るものが何もないので、
見晴らしがとってもいいのですが、
吹き付けてくる風がとっても強いために、
長い時間、ここに留まっている事は出来ませんでした。


という事で、そそくさとここを離れたのでした。

<この日の走行距離>釧路からここまで395キロ(オロフレ駐車公園から6キロ)


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オロフレ駐車公園

2010年05月14日 | 胆振管内
前回からのつづき

むかわから国道235号線を通って苫小牧へと向かい、
さらに国道36号線を海沿いに車を走らせました。
やがて登別から、一旦国道をそれて、
今度は道道2号線に入って、オロフレ峠方面へと上っていきました。



その途中で立ち寄ったのがオロフレ駐車公園。
このあたりは標高もそれなりにあるせいか、
まだまだ雪景色でした。



とは言え、5月になるというのに、
人の背丈ほども積もったままというのは、
ちょっと多いような気がします。



おかげで、下のほうの景色は全くもって見えません。

以前、ゴールデンウィークの頃にここを訪れた事がありますが、
ここまで雪が多かったという記憶がありません。
やはり、例年以上の雪の量だったという事でしょうか。



このあたりの雪が消えてなくなるのは、
一体いつの事になるのでしょう。


さすがに万年雪という事にはならないでしょうけど、
そんな疑問すら持ってしまうような光景でした。


<この日の走行距離>釧路からここまで389キロ(むかわから97キロ)

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「自然喰処 灯泉房」の日替わり定食

2010年05月13日 | 胆振管内
前回からのつづき

日高からは国道237号線を太平洋の方向へと進みました。
平取の町に入る頃には雨も止み、晴れ間がさしてきました。
どうやらこの先、天気の心配はなさそうです。



やがて、むかわの町へと入り、昼食をいただく事にしました。
向かったお店は「自然喰処 灯泉房(とうせんぼう)」。
日替わり定食(1000円)をいただきました。


お昼ご飯としては、かなりのボリュームではないでしょうか。
刺身、白身魚のフライ、サラダ等と品数が多いのもうれしいですね。
満腹、満足のメニューでした。



お店の住所はむかわ町末広1丁目70-2

ししゃも料理や鵡川和牛の料理もありますよ。

<この日の走行距離>釧路からここまで292キロ(日高から74キロ)


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インディアン水車公園

2009年10月14日 | 胆振管内
前回からのつづき

国道37号線を噴火湾沿いに進みまして、
豊浦にあるインディアン水車公園にたどり着きました。


この日、2つめのインディアン水車です。

千歳のに比べますと、ここの水車はすぐそばまで
近付いて行く事が出来ます。




さらに、水車の下では川底の様子を水槽のようにガラス越しに
見ることが出来ようになっており、
時折、遡上してきたサケが姿を現します。


ここまでのぼって来たサケはさすがに身もぼろぼろ、
脂も落ちちゃっており、決しておいしくはありません。
という事で、もっぱら採卵用になるそうです。



<この日の走行距離>恵庭からここまで199キロ(白鳥湾展望台から35キロ)


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