まつちんの北海道周遊記

北海道内をあちこちドライブで出かけ、風景を中心に書き込んでいきます。たまに小ネタも混ぜますんで、ひまつぶしに見てね。

道の駅「ピンネシリ」

2011年09月21日 | 宗谷管内
前回からのつづき

中頓別鍾乳洞から国道275号線を南下しまして、
次に訪れたのが道の駅「ピンネシリ」。


ちなみにピンネシリは漢字で書くと「敏音知」となります。
こいつは知らなければ、読むことも書くことも出来そうにありませんね。



ピンネシリとはアイヌ語で「男の山」という意味だそうです。
背後に見える山が、その敏音知岳(704メートル)。


道の駅の脇に敏音知岳への登山道の出発点があります。
1時間半程度で登る事が出来ますので、
お手軽な登山コースとなっているようです。

ちなみに「女の山」はマツネシリと言うそうです。
マツネシリは漢字で書くと「松音知」。



ところで、ここは旧国鉄の敏音知駅があった場所でもあります。

音威子府から、この敏音知、さらに浜頓別を経由して
稚内へと向かう天北線が走っておりました。

敏音知駅の開業は1916年(大正5年)と意外に古い歴史を持ちます。
これは当時、日本の統治下にあった南樺太への連絡鉄道として
建設されたことによるものです。


その後、音威子府から中川、幌延を経由して稚内へと向かう
より短いルートが開通した事により、
主力はそちらへと移行していく事になります。
やがて、国鉄からJRへと営業が承継された後に、
この敏音知を経由した路線は廃止となりました。

この駅跡は道の駅から少し離れた場所にあるため、
存在に気付く人はほとんどいないようです。


月日が経ち、ここを列車が走っていた事は忘れ去られていく。
そんな気がして、少し寂しい気持ちになりました。



さあ、ここからどんどん南下していきますよ。


112駅中75駅を制覇!

スタンプの押し方が雑になってきたかな・・・

<この日の走行距離>稚内からここまで129キロ(中頓別鍾乳洞から19キロ)

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